『光の航跡』| 書籍『光の航跡』の「念校の折」は、インクの色の本番見本市

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「時間」と「心」が活動テーマ、文筆業・藤沢優月です。


ONSA 公式ブログでの、ひとつ前の記事……『夢かな手帳』の「念校の折」。
これを見たら、当然『光の航跡』の念校の折も、気になりませんか?

著者は一人で、常に、いちばん気になっています。 (著者は、出校物(しゅっこうぶつ)マニアなので)

印刷所の仕事とか、紙の種類とか、インクの色とか発色とか……。
マニアの空気が漂っていて、たまらないです。



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| 一人で、勝手に気になる、出校物(しゅっこうぶつ)の世界。


書籍『光の航跡』にも、念校があります。

しかも、こちらの念校は、よりマニアック。
本番のインクの色、本番の紙質で、出校されています。



画像 | マニアとしては、永久保存。『光の航跡』の出校物。色がきれい!


しかも、わかりますか? これ。 わかった人がいたら、すごい。マニアだ。



画像 | 何が言いたいか、わかりますか?


拡大してみよう。
左と右、インクの色が違うのがわかりますか?



画像 | 候補色の2色を、本番の紙に、実際に印刷してみる。


「どっちの色が、本番印刷に適しているか」
本番と同じ紙、同じインク色で、実際に印刷してみる。

いうなれば、本気の本番テスト。



結果、画面向かって左側(濃い色)が、採用になりました。

見やすさも、もちろんですが、船乗りさんの制服の色と、同じ色合いの紺。
……採用理由も、粋でしょ。





今回、『光の航跡』を出版させていただいた、地湧社(ぢゆうしゃ)さん。
憧れの書籍『アルケミスト』の版元さんですが、社のポリシーが素敵です。
ONSA(弊社)と似たような、いい意味での「ぶれなさ」を感じます。
ご紹介させてください。


地湧社の本のテーマは広い範囲にわたりますが、どの本も「いのち」の智慧に目指して生きる方々との出会いからうまれました。

「いのち」の智慧とは、いいかえれば、誰もが潜在的に持っている天然自然の力です。

その力に気づき、その力を生かすこと。
自分の幸福もみんなの幸福も、環境問題の解決も、平和の実現も、住みよい社会をつくることも、すべてはここから始まると考えています。

ご縁をいただいた、どの出版社さんにも感謝。それぞれ、全部違う思い入れがあります。
その上で、『光の航跡』で、まさかあの地湧社さんと “本当に” お仕事ができたなんて、心から嬉しく思っています。

私の著者人生の、大きな記念碑。
ありがとうございます。





それでは、また。
また、メッセージを書きにきます。