日々是好日 | 衣食住[2]

時間と心がテーマ、藤沢優月(文筆業)です。
続きです。
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あたらめまして、「衣食住」。
でも、「衣食住」なんて看板をわざわざ掲げなくとも、いつも、しみじみと思うのです。
大切なことは、これかもしれないと。
身体の声・体調の声に、耳を澄ませる。
全身に耳を澄ませて、必要としているものを感じ、ていねいに調理する。
ネットなんて見ないで、目のまえの食事を見る。
全身で、味わっていただく。
お洗濯をした後の、新鮮な香りの気持ちよさ。
着るものが、清潔に整っていることの、安心感。
家を、丁寧に掃除する時の、気持ちよさ。
たとえば、床を拭いている時の、何かが新しくなってゆく、リセットされてゆく心地よさ。
必要なことを、ひとつずつ、リストにする。
紙に書いて、ひとつずつクリアしてゆく、清々しさ……。
こうして、すべての日常が、そこそこ丁寧に、そこそこ安全に回っている。
大きな心の、つかえがない。
だから、ぐっすり眠れる安心感よ。
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「素敵な生活」って、丁寧な「衣食住」、そのもののことかもしれない。
丁寧な「衣食住」によって、時間が、自分のリズムで回っている。
すると、生きることを経験する、余裕ができてくる。
考える、余裕ができてくる。
この状態を、作ってゆくこと。
そして、作り上げたものを、大切に守ってゆくこと。
「これが、私にとって、とても、大切なことなのだ」
春のおとずれとともに、そんなことを確認する日々が、続いています。
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それでは、また。
また、メッセージを書きにきます。
あなた様も、どうぞご自愛ください。