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「日々是好日 | 伝えたいメッセージの芯 :『一緒に』は、プライスレス」
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時間って、命です。
あなたの時間は、あなたの命。
だから、こんなことが起こる。
日々、「今ここ」を生きることが、楽しいと感じられなければ、心がしぼんでゆく。
自分の命なんて、どうでもいいと感じて、投げやりになってしまう。
「手帳術」って、いたずらに、効率を上げるためのものではない。
あるいは、スケジュールどおりに、ものごとを「こなす」ためのものでも、ない。
あなたのスケジュール帳。
それは、いわば、あなたの命を、大切に管理するための道具。
とても重要な、愛すべき道具です。
ちょっと言い方が変ですが、
「命の、貯金通帳」
みたいなものだと思う。
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だから人は、時間術にこだわるのだと、個人的に思っている。
自分の「時間」を、使うこと。
それは、この人生でたったひとつしかない、自分の「命」を使うことだから。
すると、こんなことって、言えたりします。
手帳術に、さほど、こだわりのない人。
なぜ、こだわりがないか。
多分だけれど、その人たちは、「今」を生きることに、特段に疑問を抱かないから。
逆に言えば、「今を、生きられている」。
だから、手帳も手帳術も、必要としない。
……いますよね、こういう人たち。
「何をそんなに、人生を難しく考えている?」
「難しいこと考えずに、毎日楽しく、生きればいいんだよ」
愛すべき人たちです。
逆に言えば、こんなことが言えませんか?
「手帳術」にこだわりがあり、また、それを必要とする人。
その人たちは、「今」を生きるという感覚を、うまく、持てていないかもしれない。
だからこそ、「手帳術」が必要。
スケジュール帳は、いわば「命の通帳」です。
自分の命……つまり時間の具合を、目で見て、理解できる道具だから。
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そうしたら、多分次は、こういうことが起こりますよね。
そしてこれが、『夢かな手帳』出版前から、私がたびたび、目で見てきたことです。
それ以上に、心でずっしりと、感じてきたこと。
私の信念の、もとになっている出来事です。
(続きます)