時間のヒミツ |「自分サイズ」 偽ることのない、等身大の自分[2]

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時間と心がテーマ、藤沢優月(文筆業)です。
続きです。





「人は密かに、自分を、大きく見積もる」
「見積もりよりも、できない自分。有能ではない自分は、認め難い」
「場合によっては、頑なに、認めようとしない」


こんなことは、ありふれて感じるほど、日常の中に起こりまくっている。
そして、総じて、まったくうまくゆかない。



そりゃあ、うまくゆかないですよ。

だって、言葉を変えれば、自分を偽りながら、生きているのと同じ。
不安で、不安で、生きることが重くてたまらないのは、あたりまえ。






だから、なのだろうと思うのです。

自分がまずは、ほんとうの「自分サイズ」の自分を、認める。
(たいてい、想像より、ものすごく小さい)

ちなみに、こんな自分を認めてしまったら、何もかも終わりだとすら思う。
そんな暇があったら、ひとつでも、成果を積み重ねなければ……。

こんなふうに、思うことすらある。



でも、ここが、おもしろいところ。


ほんとうの「自分サイズ」を、認めることができた時。
その地点こそが、ほんとうの安心・豊かさ・自己肯定のスタート。






まずは、ふわふわと足場のないような、「盛った」人生から解放される。
加えて、自分による、自分への嘘行為から解放される。



「自分を偽り続ける」
「自分を盛り続ける」
この重労働から、解放される爽快感。

……加えて、この、膨大なエネルギー。
ほんとうのほんとうに、自分らしい人生を建設するほうに、盛大に使えますよ。





そのようなわけで、心から、おつかれさまでした。
そして引き続き、ほんとうの「自分サイズ」の自分と、つきあってゆきましょうか。


そのほうが安心ですし、現実味がある。
加えて、自分を、普通に好きになれますよ。

現実的な成果も、こちらの方法のほうが、格段に豊か。
なぜなら、現実味があるほうが、現実の人生が、きちんと積み重なりますから。




それでは、また。
また、メッセージを書きにきます。