発売日のことや、まさかの、クセ強めの手帳カバーのこと。
美しいイラストや、熱心にお仕事くださった編集者・デザイナーさんのこと。
このようなことを話し、まだ、中身の話をしていないです。
| 中身の話
個人的に、5月の、この扉ページが好きです。
イラストレーターの奥原しんこさんが、
「外国の美術館を、描いていいですか?」 こんなふうに、たずねました。
「もちろんです」と答えましたが、描いてくださったのが、この美しい画。
画面右には、
「私には、現状を変えることができる」 という文言。
この、画と文字の調和が、たまらなく好きです。 何度も、見返してしまいます。
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あなたも私も、当たりまえだけれど、他人を変えることはできない。
他人は、たとえるならば、その人の宇宙の中で生きている。
誰の宇宙も、神聖な世界。
もちろん、あなたの宇宙も、神聖なもの。
そして、あなたは、あなたの世界だけを、変えることができる。
私は、この部分が、とても好き。
誰でも、自分の世界なら、変えることができる。
その影響力は、想像より、ずっと大きい。
–
私は、自分に対して、大きな影響力を行使したい。
というのも、私もまた、肝心なことを、まだ始めてもいない。
もちろん、今まで、たくさんのことに挑戦してきた。
でも、次の憧れや挑戦は、いつでも目のまえにある。
何ひとつ、終わってもいない。
自分の現状を、ひとつずつ変えてゆくことで、ここから先も、成長し続けてゆきたい。
2024年という、おそらく、分水嶺の時間。
一刻ずつを、大切に生きたいです。
そのための、ひとつずつの言葉を、『夢かな手帳2024』の中に準備しました。
あなたの宇宙もまた、あなたの望み通りに変わってゆくことを、心から願っています。