「時間の整理と、大まかな地図」”練習してものにする” | チャレンジのきろく/2023年10月28日開催

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タイトルはじまり目印

S. H. さん(30代/宮城県よりご参加)



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質問[1]
今回のワークショップに参加することで、あなたは、何を発見しましたか?
気づいたことや、意識が変化したことは、何でしょう。



私は、自分の時間を自分には投資していなかった。
「時間を投資する」という考えを、分かっていなかった。

私は、「自分がない」「自分の人生が切り拓けていない」という状況は起こるべくして起こっていた、ということが分かった。
私は、時間の行き先が自分から本当に湧き出ているかどうかを確かめる間もなく、次々とあちこちに投げ落としてしまっていた。


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私は、投資するはずの時間がバラバラの方へ向かっている図と、他人に向かっている図を見て、まさに自分のことだと思った。

私はこれまでに、自分の興味・関心事へ時間やお金をかけてきたつもりはあった。
周囲からのイメージができたり、多趣味だねと言われたりもした。

しかし正直なところ、自分ではそれがどうもしっくりと来ない。
心から満足とは、感じていない。

周りからどんなに「いいね」と言われても、自分で自分を「いいね」と思えない。
これは自分が生きるはずの人生において、深刻なことだったのだと感じた。

私はまた、これまでの多くの時間を、無自覚に他人へ差し出していた。
悔しい。

その誰かの人生は、便利になったり充実したりしたかもしれない。
一方で私の人生には、何も積み重なってはいない。
私は、自分をこのままにはしておけない、という気持ちがより強くなった。


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私が目指していく「星」は、外側やどこか遠くにあるのではないようだ。
一見魅力的に映る、誰かのお墨付きや、誰かがその人自身で決めて手に入れたもの、でもなさそうだ。

「星」は、自分のなかにあるらしい。
図で示されて、水の中に隠れている氷山の大きな部分、自分の内側のほうにキラキラと輝いているのを想像したら、なんだかワクワクした。

「私が何が好きなのか」は、誰かの意見ではなく、自分の身体に耳を澄ませて知っていく必要がある。


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「好き=感情=身体」と聞いて、ハッとした。
私は、言われてみれば当然なのだが、自分の実感がなかったことに驚いた。

これまでの「好き」のリストは一旦捨てる、と言われたときには、とっさに怖いと感じた。
私は、いちおう形があって自分の一部であった(と思っていた)もの、好きだった(と思っていた)ものを頼れなくなる、と思うと、とても怖い。

けれど、それが本当は自分とつながっていないのだとしたら、偽物の星だったということではないか。

偽物を手放したら、中身がからっぽで不安になる。
それが、いまのありのままの自分なのだろうと思う。


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私は、チェアワークには時間がかかるのだ、とも発見した。
頭を空っぽにして身体にまかせるはずが、私のやっていたチェアワークでは「頭のなかの声」にどこか急かされていた。

まずは姿勢を整えることに、時間が要る。
準備段階で、息をしっかり吐いて呼吸をくり返すだけでも、私は心地よさを感じて落ち着いてきた。

私は、こうした時間をもっと持ちたいと思った。


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ワークショップ・クラスの受講後、私は「とにかく急げ!」となる瞬間に、以前よりは自覚的になってきた気がする。

鼻息荒く、呼吸はそこそこに、頭はぐるぐると空転。

そんなときは特に、時間の行く先が「行き当たりばったり」になりやすいのだと思う。
SPEED DOWN で、自分が「今ここ」の身体に戻ることを、実践していきたい。



質問[2]
あなたの目標......「夢をかなえる」は、何でしょう。



私は、自分の生き方やこれまでの土台を、本気で変えていきたい。
それには、場当たりでは太刀打ちできそうにない。

私は、自分が持っている時間を自分のために投資したい。
私は、時間をまき散らすスピードを上げるのではなく、「今、ここ」の自分で、手持ちの時間を確認しながら方向を見つけていきたい。


私は、仕事の時間も自分が生きる時間にすることを、真剣に考え始めたい。
私は、そうした大きな決断もできるよう、自分を知ることを続けたい。
そのためにまず、日々の暮らしの「土台」をたしかなものにしたい。


文節区切りの線

私は、どんなに些細なことでも自分から湧くものを大切に扱って、自分を知っていきたい。

今回のチェアワークで湧いたこういったイメージを大事にしたい。
・ぐっすり眠りたい
・あったかい汁ものが食べたい
・風がそよそよ、木々に陽がさして揺れている、それを全身で感じて気持ちがいいというイメージ
・旬のものを自分で調理、おいしく食べたい。




タイトルはじまり目印

S. Y. さん(30代/富山県よりご参加)



タイトル下の線

質問[1]
今回のワークショップに参加することで、あなたは、何を発見しましたか?
気づいたことや、意識が変化したことは、何でしょう。



今回で、「私には、新しいことをやる時間はない」ということを自覚した。


2023年は、さまざまな新しいことにチャレンジしてきた年だった。
それができて心から嬉しかったことも、たくさんあった。それはそれで、経験できてよかったと思う。


そのようにチャレンジしてきた春夏と、今とでは、また状況が変わってきている。

今の「まいにちリスト」を、ものすごく現実的に書いてみると、生活をして、家族の必要な手続きをして、それ以外の時間に、運動と ONSA WORKSHOP のワークをしたら、それだけでほぼ1週間が終わる。

隙間時間を絞り出して、10分とか15分とか、作れるかどうか、というくらいだ。


「他人にホイホイとお金を渡しているうちに、あなたの財布には100円しか残っていない。だから、残り100円の使い道を必死で考えなければいけない」と例え話をされた。

本当に、その通りだ。そのくらいしか、私の時間はなかったんだ。


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どでかいことを成してやろうと妄想していたとき、私の財布には、せめてもう少しは入っているだろうと思っていた。

実際には、私は100円しか持っていなかった。
それを現実のこととして認識できたのは大きい。

100円しかないのに、新幹線の乗車券を買ってどこかに行こうとしていたのだから。
手帳がはっきりと「無・理・だ」と教えてくれている。


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100円しか持ってなかったらどうするか。
まずは貯金だ。
今後の Dream Quest WORKSHOP にも参加したいと思っている。

第3回以降のテーマは、「断捨離と整理整頓」。
どこから時間が漏れているのか、確認したい。
漏れをストップできれば、もう少し手持ちを増やせるはず。

貯金した後、何に使いたいの? というビジョンも、同時に考え続ける。
それがないと、せっかく貯めたものを適当に使って、また台無しになってしまう。


2024年は、新しいことはできない。
だから、徹底的に、時間という基礎に向き合いたい。

(今までやってこなかったという意味で、それは今年初めての新しい挑戦とも言える)


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今回のワークショップでは、チェアワークを多く練習した。
回を重ねるごとに、呼吸がしやすくなり、肩こりが改善してくる。

ああ、気持ちいい。
そうそう、この感じに戻りたいんだった。

それまで、ワークショップの休憩中にも「あれやらなきゃこれやらなきゃ」となっていたのが、チェアワークの練習後の休憩では、「とりあえず寝てきたら?」と身体に言われ、7分くらい横になったらすっきりした。

普段、いかに、身体とつながらずに、頭にまくし立てられて動いているかがよくわかる。


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ワークショップ・クラス後の宿題は、「手帳の中で見つけたわずかな自分の時間の中で、チェアワークをして、身体に戻る時間を作ること」だ。

これなら、できそうだ。
1日15分くらいなら、時間を捻出できるだろう。


1週間が始まってみて、その簡単そうに見えることが、いかにできないものかと驚いた。

意外なことに、仕事に出ている日の方が、時間割がはっきりしているので、チェアワークを頻回にすることができた。

例えば、仕事帰り、おやつに少し甘い物を買おうかしらと頭によぎってから、トイレに寄ってチェアワークをする。お腹の感覚とつながって、「私、今日はしっかりお昼ご飯食べたから、そんなにお腹すいてない。これ以上食べたら、お腹がもたれそう。持ってきたみかんを食べた方がいい」と言われる。


その通りにすると、確かに、今のお腹の具合だとみかんがちょうどよく、美味しく感じた。
余計なものを買うお金も節約できて、なおかつ満足できた。

こんな些細な決定にもチェアワークをすると時間はかかるけど、満足感と安心度は格段に上がる。
こういう決断を、できるだけ積み重ねたいのだ。


文節区切りの線

家にいる日は、どうして時間が作れないのだろう。

決して遊んでいるわけではない。
テレビも YouTube も、もともと見る習慣はないし、漫画も1年くらい読んでない。

家にいるのに、ほとんど座っていない。
目についたものを片付けてしまわないと落ち着かなくて、とにかく忙しなく動き回っていた。

「これが終わったら、チェアワークしよう。」それが終わると、「いや、やっぱりこれも終わってから…」といつまで経っても時間が取れなくて1日が終わってしまった。


文節区切りの線

やっていることの1つ1つは、確かに「やらなければいけないこと」なので、やると少しスッキリするのだが、全体像が見えていない感じがある。
全体像がわかれば、もしかしたら、それらが「やらなくてよくなること」に変わるかもしれないし、優先順位もつけられるようになるかもしれない。

動き回る前に、チェアワークで確認しないといけないな。
あるいは、どこかで時間を決めて、手帳の時間軸に「チェアワーク」と書かないと、無理かな。
隙間時間でやろうとしても、その隙間は全て上記のように、目についたもので埋め尽くしてしまう習性が私にはあるのだ。



質問[2]
あなたの目標......「夢をかなえる」は、何でしょう。



自分の特性とも向き合いつつ、今の仕事にこだわらず、「私はどういうことが得意なのか」を考えていた。

以前、別のワークショップでお仲間さんが、「私の前世は〜という職業だったと思う」という「たとえ話」をしていた。
私だったらなんだろうな…とぼんやり考えて、「職人」かな、と思った。


淡々とコツコツと目の前のことに集中する仕事が合っているかな。
同じことを繰り返しているのはそこまで苦にならない。

近所に、アンティーク時計の修理をしているお店がある。
ああいうの、いいな。静かな集中できる空間で、細かい作業をするの。

エアコンクリーニングの仕事とかも、面白そう。
除湿機のフィルター掃除が好きだった。

小学生の時、校庭の除草作業がすごく好きだった。目の前の草をどんどん刈り取って進む。
今も庭の草取りは、あまり苦にならない。

お皿洗いも、量に対して適切な時間があれば好き。
キュッとキレイになるのが好き。
(夜眠い時に、大量に溜まっているのを見ると、さすがに嫌になるけど…)

自分のも子どものも含めて、爪切りと耳掃除が好き。


文節区切りの線

細かい作業は好きだけど、細かいものを創り出すのはあまり好きではない。

刺繍とか裁縫とか、工作とか折り紙とか、ネイルとかメイクとか、絵画とか繊細なお菓子作りとか、あまり興味がない。
細かいものを、除去してキレイにする作業が好き。