「あなたの中の『人生脚本』」”練習してものにする” | チャレンジのきろく/2025年01月25日開催

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タイトルはじまり目印

S. Y. さん(30代/富山県よりご参加)



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質問[1]
今回のワークショップに参加することで、あなたは、何を発見しましたか?
気づいたことや、意識が変化したことは、何でしょう。



私は、「今の生活だけでも、かなり手一杯なのに、仕事と生活を同時に回していくなんて、できないのではないか」と不安になっていた。

それは、私の過去のデータに基づく思い込みなのかもしれない。
と、今回のワークショップを経て、自分の考えを客観的に見直すことができた。


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たしかに、過去の私は、めいっぱい詰め込んでは倒れ、詰め込んでは倒れるということを繰り返していた。
それを補強するために、「自分のキャパの範囲まで減らす」のではなく、人手を使った。

場合によっては共依存的な関係も利用して、ハリボテを継ぎ合わせるように、アンバランスな人生を組み上げていった。
それは、土台がないので、維持するのに非常にお金・時間・エネルギーを消耗した。


そこまでしても、時に、がしゃんと崩れる。
そのたびに補強する…ということの繰り返し。

そのやり方は、母のやり方そのもので、私はそれ以外の方法を知らない。
だから、どんなやり方を使ってでも、ハリボテを必死に守ることしか、頭になかった。


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今もその悪癖との戦いをしている、回復の途上にある私。
それでも、本当にひどい生活からは、ずいぶんと遠ざかってきたのだ。

これからのことは、その「いま」の私で、やってみるのだ。


過去のやり方は、もちろん通用しない。
今の私なら、どういうやり方で目標に近づいていけるだろうか?

何もかも完璧にやりたいという像を描くから、「決してできない」と思い込んでしまうのではないか?

1〜99のやり方はないか?
ひとまず1だけ始めてみて、徐々に加速していくという方法もとれるのではないか?


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急に10個の玉をジャグリングしろと言われても無理だけど、まず1個、2個から始めていったら、徐々に1個ずつ増やしていけるんじゃないだろうか。

だからまず、確実にその1個、2個をできるようになることだ。
今回のワークショップで、そのための小さな目標を作った。


はじめに、大きな目標(私にとって、人生が最終的に幸せになるような目標)を考えた。
次に、そのスモールステップとして、「ひとまず5つできたらOK」という目標を、作ってみた。

5つくらい、簡単に挙げられるだろうと考えていたが、そうもいかなかった。
それができないから、いつまでも目標に近づかないということも、よくわかった。


文節区切りの線

大きな目標は、最も大事で、必要。
ただ、本当に規模が大きいし、「じゃあ、具体的に今からどうすれば?」ということがわからなくなる。

それを「今からできること」に分解していく訓練が、今後も私には必要だと感じた。


また、「今からできること」にのめり込みながらも、「大きな目標」から逸れていないかと確認することも必要。

俯瞰と集中のバランス。
ほとんど人生で練習したこともないことで、不慣れだけれども、意識して過ごしていきたいと思っている。



質問[2]
あなたの目標......「夢をかなえる」は、何でしょう。



私は、今の生活に入る程度の仕事量から、スタートしたい。
私は、仕事の間はぐっと仕事に集中して、終わったら生活に集中したい。

私は、相手のためにもなり、なおかつ、自分自身の学びにもなる仕事を提供したい。


私は、自力で、自分と家族の生活を立てていけるという自信をつけたい。
私は、日々、小さな達成感を味わいながら生きたい。

私は、健やかな食糧と水に、当たり前にアクセスできる環境がいい。




タイトルはじまり目印

S. H. さん(40代以上/岩手県よりご参加)



タイトル下の線

質問[1]
今回のワークショップに参加することで、あなたは、何を発見しましたか?
気づいたことや、意識が変化したことは、何でしょう。



私は、6つの脚本について改めて学び、それをくり返し実行していくことのおかしさを感じた。

それは、意図したわけではないにしても、かつての自分が「熱心に」やっていたことだ。
そして、いまの自分をも、ひどく困らせているものだとわかった。


私は、「結末は幸せなものでなくてはいけない」と聞いたとき、とても悲しくなった。

これまで過ごしてきた私の時間には、自分が本当に幸せになるという設定が、存在していない。
そもそもその発想が、あまりにも無い。

私はまた、「物事は終わらせなければいけない」という言葉にも、ハッとした。
自分には、「結末」という発想がないために、目標を立てて行動し「完了する」という発想にも至らないのだと気づいた。


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私が今回、脚本でとくに引っかかると感じたのは、「~までは」と、「結末のない」だった。
私にとって、仕事でも趣味でも人間関係でも、日常のあらゆることがこの悲惨なループ上にあったということが、身にしみている。

私は、自分の人生を常に後回しにして、逃げることができてしまっていた。

自分が本当に生きようとする時間はいつまでもスタートせず、「誰か」のニーズために奔走する時間には終わりは来ない。
私はそのような、自分が擦り切れるしかない状況に身を置いていたことに、ぞっとする。


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さらに恐ろしいのは、私はいざ自分のために行動しようとし始めてなお、このなじみの脚本にのってしまうということだ。

私はこれから、自分にとって「働く」とはどういうことか、この先何をしてどう生きていきたいのかということに、本気で取り組む必要がある。
そこへ来て私は、自分が何をしたいのかを完璧にわかる「までは」まだ動けないという、脚本どおりの状態に陥っていた。


変わらない現状に焦りと不安しかなく、手っ取り早く何かにすがりたくなる。

これでは、本当にまずい。
自分が納得がいかないまま、自分の力がつかないままになってしまう。


文節区切りの線

私は、脚本を破るために目標設定をするワークに、頭をかかえてしまった。
何とかしぼり出そうと焦ると、「私はいったい何をしたいのか」を問わないままに、形だけを設定しようとしてしまう。

具体的で現実的なゴール設定が、私はいまのところ、こんなにも「できない」。
自分の時間やエネルギーをこのことへかけて、練習していくしかない。


自分を理解し、目標を立て、何らかの行動を起こし、その結果を得ること。
そしてそれをくり返していくこと。

そうやって自分を生きようとすることには、本当に時間がかかるのだ…。


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こうして考えてみると、自分の時間とは、なんと大切なものなのだろう。

不健康な習慣をぐるぐると生きることもできてしまう。
でも、自分しだいでは、自分が真剣に選びたい方向をめがけて、日々を生きることもできるはずだ。

同じ時間をかけるならば、私は、自分を幸せにする方へ、じりじりとでも進みたい。



質問[2]
あなたの目標......「夢をかなえる」は、何でしょう。



私は、「自分」を生きたい。この命のかぎり、成長を続けたい。

その「自分」とはどういうことだろうか。
今のところの答えをあらためて感じてみると、こういうことではないかと思う。


私は、自分が自分の力で生きていると実感したい。
私は、自分がやりたいことを、進んで、楽しんでやっている自分でありたい。

私は、人と関わる喜びやあたたかさを感じたい。
私は、なりたい自分のために、挑戦をする自分でありたい。


もう少し具体的にしていくと、「私は、働きたい」ということが出てくる。
そのために私は、自分にとって何が大切で、どのようなことをどのようなペースでやっていきたいのかを、探っていく必要がある。

私は、この自分へ、向かっていく。これらにつながる時間を、日々過ごしていく。




タイトルはじまり目印

S. H. さん(40代以上/東京都よりご参)



タイトル下の線

質問[1]
今回のワークショップに参加することで、あなたは、何を発見しましたか?
気づいたことや、意識が変化したことは、何でしょう。



今回の WORKSHOP を受けて、自分の考え方に大きく足りなかった部分を理解することが出来た。

私は、結末はシアワセに繋がっていなければダメという視点がごっそり抜け落ちていた。

代わりに「怖いから…」という反応に突き動かされて、日々の予定や目標を設定していた。
自分の理解力の低さと相まって目標自体がズレにズレていた。


文節区切りの線

今のこの日本で、結果が報われるためには自分はどう行動したら、いいのだろう? 
0、100ではない自分が納得できる落としどころはどこだろう? 

そんなことをチェアワークや「灯台の時間」に考えていたら、「時間の余裕」に辿り着いた。
(細かく言えば、もちろん時間だけではないけど)


あと、自分を制限している私のおきまりパターンは、恐怖からの反応行動と、余裕のなさからくる目標設定のずれから湧いてくるのでは? と思った。

時に目標が自分に合ってなかったり高すぎると、(私はやりがち)現実味がないので叶えることが出来ない。
そしてもれなく自己肯定感も下がっていく。

だからもっと時間に余裕を持って自己客観視やズレさを修正できる時間を持ちたいのと、そういう自分になりたいと思った。



質問[2]
あなたの目標......「夢をかなえる」は、何でしょう。



私の夢は、今より安心、安全を増やすために、自己理解を深めること。

私は、理解力を高めたい。
私は、自分の力をもっとつけたい。
私は、自分の努力と力で、自分を安全に最期まで生かしたい。

私は、健やかで健康に暮らして最期まで自分の意思を持って時間を過ごしたい。




タイトルはじまり目印

T. M. さん(40代以上/東京都よりご参加)



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質問[1]
今回のワークショップに参加することで、あなたは、何を発見しましたか?
気づいたことや、意識が変化したことは、何でしょう。



私は、自分が自分を理解できていないことがわかった。
私は自分サイズの実りを全く無視して、未来にかけてしまっていた。
それが一発逆転だった。

それを認めることは、痛い。
私が目標設定に至れないことも、ぼんやりとだがわかった。

ただ、認めたことで自分の手に負えないことだとわかり、気持ちが少し楽に感じた。



質問[2]
あなたの目標......「夢をかなえる」は、何でしょう。



自分について、さらに理解を深めていく。
自分が失ってはいけないもの、それを再確認する。

私が、胸のあたりで安心するな、あったかいなと感じることをよりはっきりとさせていきたい。