・「がまん」と「がんばり」に頼った、機能不全の処世術を自覚
→　現実レベルに幾度もあらわれる、機能不全のやりかたに自覚的になる

・「がまん」と「がんばり」に代わる、新しいやり方を学習
→　解決に至れる、機能不全では「ない」やり方を、知識レベルで再学習する

・ワークを通じ、言語化・意識化することで、選択を変えてゆく
→　書き出すことで、「今ここ」の選択に、自覚的になってゆく

同「コース３」は、「コース２」の上位となるコース。いわゆる「"無自覚型" 共依存」の世界観の外に、一歩を踏み出してゆくための、コース設定です。

「"無自覚型" 共依存」の影響により、否応なしに、人生の時間が止まっている部分。
この部分に対して、引き続き、仮想の「やり直し体験」を行ってゆきます。
そのことで、「今ここ」の日常や関係性を害することなく、未来と過去とのあいだに、接点を作ってゆきたいためです。

自身の望む人生を選択し、生きること。
それは、本来は現実的なことであり、シンプルなことでもあります。

望む人生を、現実レベルで生きること。
それは、端的に言うならば、自分の能力と「合っていて」「好きで」「長続きできること」を交換し、生きてゆくこと。安全な交換が成り立つからこそ、糧を得、命を安全につないでゆくことが可能となります。

ところが、いわゆる「機能不全家族問題」に、巻き込まれざるを得なかった者。
それは、否応無しに、「仕事」「お金」というものを、歪んだ見方で見ることを学びながら、育つことを意味します。

そのため本コースでは、12週をつうじ、無意識に得てしまった定義を見つめてゆきます。
具体的に、どのような形に歪んでいるのか、現状に自覚的になりたいためです。

自覚的になることで、機能不全な価値観を、生産的で健康・豊かさを生む定義に、置き直してゆくことが可能となります。