・「子どもの、魔法の解決法」の世界から、巣立ってゆく
→　すでに「知っている」はずの、現実的で地に足のついた方法を、意識化する

・立ち止まる。「子どもの、魔法の解決法」に、入ってゆくるのを避ける
→　脊髄反射的に、慣れた方法を取るパターンを、意識して変えてゆく

・健康的な解決法を取る人たちのほうへと、軸足を移してゆく
→　さまざまな選択肢・解決法に心をひらき、実際に試してゆく

同「コース３」は、いわゆる「"無自覚型" 共依存」の世界観の外に、一歩を踏み出してゆくためのコース設定です。

「"無自覚型" 共依存」の影響により、否応なしに、人生の時間が止まっている部分。
この部分に対して、仮想の「やり直し体験」を行うことで、「今ここ」の日常や関係性を害することなく、未来と過去とのあいだに、接点を作ってゆきます。

「『現実』に目をひらいて、生きるようになる」
すると、空想上ではなく、現実の困難に直面するようになります。

その困難は、「"無自覚型" 共依存」者特有の、「子どもの、魔法の解決法」では解決できないもの。
なぜなら、現実の困難には、実体があるためです。

同コースにラインナップされている、「現実的な」解決方法。

それらは、普通程度に健康に育った人にとっては、どれも当たりまえのもの。
わざわざ認知して、説明してゆく必要があるものには、思われないかもしれません。

しかし、「機能不全家族問題」の影響を受けた者にとっては、おそらく体感的に、新しい知識。

そのため、まずは「知識として」知らないと、現実として解決案が存在していても、選択できない。解決案が、いわば「透明」な状態になっていて、気づくことができないためです。

本コースでは12週かけ、そのような方法の数々を言語化し、新しい目で「再発見」してゆきます。