2024.02-06月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(2)コース2/STEP.2(前期日程)」ぴーすクラス

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タイトルはじまり目印

M. S. さん(40代以上/兵庫県よりご参加) ぴーすクラス



タイトル下の線


この3ヶ月を振り返ってみて、今のわたしは、落ち着いてる。

それは、現状を打破する解決策が見つかったからではない。
自己満足してるからでもない。とびっきり素晴らしいことをしたわけでもない。
自分の素晴らしさみたいなものに気づいたわけでもない。

だからといって、自分を貶しているわけでもない。
これでいい、と止まってるわけでもない。
今の自分の立ち位置を確認し続けた結果、わたしは、落ち着いてる。


文節区切りの線

第一週目は、今どん底だみたいなことを、わたしは書いていた。
読み返していて、そうだったんだとわたしは思い出した。

どん底だったからこそか、自分の中の不健康を上手く掴んでるな、と自分で感心した。よく書けてる、と花丸あげたくなった。


わたしは、今まで気づかなかった自分の中の甘えとか、楽したいとかがよくわかるようになった。 
積極的にやろうとして、その実、「どう楽できるか」になってたんだ、とわたしは過去を思った。

わたしは、防御一徹、守ってくれるものをかき集める姿勢もある。
それ、守ってくれてんのかな…守られてるのかな…違う気がするよ。今は、わたしはそう思う。

「自分を守る」って、わたしは、ほんとにわかってんのか? また疑問がくる。
攻めることは守ること…よく聞くことを思い出してる。


文節区切りの線

わたしは、自分から関わっていこうとすることが少ない。と書いていた。
それは、悪いこともないが、良いこともない、と。

今は、少し違うかな、とわたしは思う。
自分から、自分のこうしたいに向けてやっていってみないと、悪いものにしか関われないのだと思った。

悪いものしか、こっちに関わってこない。
悪いものは、甘さと楽さでよく誘ってくるから。
だから、過去は、わたしは、関わってしまったのだ。


文節区切りの線

もうちょっとこうできたら良かったなあ、と。

わたしは、常に何か未完で、
わたしは、考えもよく変わって、
わたしは、知らないことや難しいこともたくさんあって、
わたしは、できなかったりわからなかったりで、

自分があるということは、面倒くさくてしんどいことだったのかとわたしはあらためて深く思ったり、
わたしは、雰囲気読むのが個人的に苦手で、またやらかした…ということもあったり、
わたしは、日々好調でもなく、自分をたこ殴りしたくなることもあったり、

わたしは、「快」と「欲」の区別、ほんとにわかってんのか? と自分を疑ったり、
わたしは、「成長」とか「前向き」の言葉づらの良い誘惑面に、何とか自分の微々たるものを沿わせる形にして「できました」と言いたくなることを止めたり、

そうしながらも、不思議と、前より自分との距離が縮まった感じはしています。
そうして、わたしは、また次へ行きたいと思います。

ありがとうございました。




タイトルはじまり目印

A. S. さん(30代/新潟県よりご参加) ぴーすクラス



タイトル下の線


「私は、私にとって適切なプランを自分で練られるようになりたいです」と、私は第1週の目標に書いた。
シンプルな1文だが、私にとっては、一生かけて目指していくような目標に思える。

結局のところ、私の今までの人生が詰まってしまったのは、「私にとって適切」という範囲の無理解と、それを「自分で練って考える」ことを怠ったことが原因だったからだ。


文節区切りの線

これまでの半生サボってきたことを、Web. WORKSHOP 1回分の3ヶ月だけで、もちろん取り戻せるということはない。
この3ヶ月も、かなりボロボロだった。

世の中にはびこっている有害物質を甘くみて体調を崩し、1ヶ月過ぎた。
人生を大きく転換するためにやるべきことの順番を誤り、計画が大幅にずれた。
「めちゃくちゃもがいてるのに進まない」感じの3ヶ月を過ごした。


ではこの3ヶ月は無駄だったのかというと、そうではないと感じている。

もちろん、体調を崩す前に、原因となるものを完璧に避けられていれば、それは防げただろう。
「計画を進めるとこうなることが予測されるから、まず先にこちらに相談して対策を打っておこう」などと進められていたら、この3ヶ月の間に一つ達成できていたかもしれない。

後から思い返せば、なんとでも言える。

私は、そういう先読みの想像力が乏しいのだろう。
だから、問題にぶつかってから、「こうしておけばよかったのだ」と気づく。


文節区切りの線

それが、私だ。そこは、変えられないのだ。

「だから、体調を崩す前に、『それ以上増やすと体調を崩しますよ』と教えてくれる人が欲しい」
「だから、『その計画は①②③の順に進めるとうまくいきますよ』と手取り足取り教えてくれる人が欲しい」
「私にとって適切で完璧なプランを提示してほしい。そしたら私はやるから」

かつてはそう思っていたことを、私は思わなくなった。
それは、変わったことだ。


文節区切りの線

これからまた計画を立て直して進めていく。

また何度も失敗するだろう。
私は、失敗しないと、気づかないし、わからないこともたくさんある。

「適切なプラン」は最初から完璧な形では存在しない。
「やってみて、軌道修正」の連続で、なんとなく自分のペースを掴んでいくものだ。

「やってみて、元通り」になるのだけは避けて、反省 → 実行 → 反省 → 実行を繰り返したい。
そのために、この第12週で全ての投稿を読み直す作業は、大いに役に立っている。


文節区切りの線

いつも12週になると書いていること。

「私はけっこう最近のことでも忘れてしまっている」ということだ。
これが、「反省したはずなのに、元通り」を引き起こしている。


私1人なら、そういう特性の自分をゆっくり社会適応させていこうと言っていられる。
申し訳ないことに、私の「反省したはずなのに、元通り」に、巻き込んでしまっている罪なき人がいる。

特に、私は「コントロール」の問題がひどいなと、今回のコースで思う。
ここで申し訳ないと書いていても、また忘れてしまうから、「お前、反省してないだろ!!」とお叱りを受けることになるのだ。


文節区切りの線

私は今のやり方に限界を感じる。
自分で自分の書き込みを読み直して反省することは、基本中の基本だから、もちろん継続したい。
その上で、その反省した後の「実際、何をどの順に実行に移すか」の部分を、自己流でやっても本当にうまくいかない。

私にはサポートが必要。
ただ、サポートを受け身で待ってはいけない。

サポートを探したり、実際に問い合わせたり予約したりするのは自分。
そこがいつも、もたつく。
外的な「締切」を与えられないことを、つい後回しにしてしまう。

自分にとって重要なことは、自分で締切を作らなければいけないのに。
「こういうの探してみなよ」ってアドバイスもらう前に、自分で考えたい。


文節区切りの線

読み返すと、特に「遊び」のテーマの時に、「私はこうしたい」「私はここに時間を使いたい」というものがたくさん出てきていて、その中に、「こういうの探してみなよ」とアドバイスを受けたものも含まれていた。

私は、私に必要な行動を知っている。
ただ、自分で列挙した中で、どれが優先順位が高いのか、うまく自分で決められないのだ。

それで、たいてい、「締切が早い順」とか、「手をつけやすい順」、「成果が見えやすい順」になってしまう。
これは、私の特性の「報酬遅延勾配が急であること」が影響していそうだなと、本を読みながら考えている。

ここも、やはり私にとっては援助が必要な部分で、受け続けていきたいと思っている。
その上で、客観的な意見ももらいつつ、自分でもじっくり考える時間をとって、軌道修正を重ねていく。



| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。