Y. W. さん(30代/愛知県よりご参加) はくりゅうクラス
私にとってトラウマとは「特定のショックな出来事 → それに由来する反応」というイメージが強かった。
でも今回、改めて学び直してみて、私は驚いた。
今の私がもはや「デフォルト」になっていて自覚もできないけど、実は日常で常に緊張し、神経をはりめぐらせていること。
それもトラウマ反応なんだ…。
私にとっては当たり前すぎて改めて自覚もできないけど、こんなに私の身体は日々パワーを使っていて、はりつめている。
その結果、とても疲れてしまっている。
この状態が、意識もできないまま何十年と続いていて、それで日常生活送ったり、仕事したり…大変だったと思う。
そんないらない負荷がかかっていて、それであるタイミングでどさっと「つかれた…」と倒れ込むのも、よくわかった。
私の身体は、こんなに疲れ切っていたんだ。
そんな消耗し切った状態で、「遊ぼう」とか「楽しもう」とかの余裕もなかったと思う。
本当にごめんね。
トラウマかそうでないかの判断してゆくワークでは、私には落ち込む部分も多かった。
やっぱり、ライフスキル不足、世界が狭いこと、行動を起こせていないこと。
自業自得でもあるけど、そのことのもどかしさと苦しさが大きすぎてたまらない…。
こんなにたくさんアドバイスもらっているのに、結局動く選択をせずにとどまって、同じところにいる自分が情けない。
トラウマ反応が出たときの対処法を改めて勉強、練習して、私は落ち着いた。
これならいつでもできるし、安心だ。
同時に、トラウマを思い出したときの身体反応も改めて観察して、こんなに息が浅くなるんだと思った。
肩や上半身にも力が入ってかたくなる、前のめりになる感じで、姿勢がこわばる…
こんな状態も、私はデフォルトになってしまっていて、日常で自覚すらできなかった。
知識を学び、観察し、「そうなんだ」と理解することはとっても大きいなと思った。
これからは観察したことをもとに、「あ、これはトラウマ反応だ」と気づいたら、私は対処することができる。
でもそれを思い出せずに、その苦しいままの状態で自分を放置しているのは、すごくかわいそうだと思ったし、日常にも支障が出まくりだと思った。
何度も意識して、練習して、私をラクにさせてあげよう。
トラウマは悪者ではなく、生きている上で必要だから生じるもの。
でもそれが、出来事が終わって安全になっても解除されないから、悪影響を及ぼしてしまう。
私は、かつての環境に比べたら、確実に安全な場所、暮らしに身を置いている。
だから少しずつでも、私にそのことを伝えて「もう大丈夫だよ」と、トラウマや身体反応をおろしていきたい。
もちろん、とても大変な作業でもあるから、一歩ずつでいい。
わけがわからないままで何もできず、苦しい身体の状態のままで、私は私を何十年も放置してしまっていた。
それは苦しいし、また、目の前の幸せや安全を感じる余裕ももてなかった。
それでは、私の人生がかわいそうすぎる。
だからまた、私のためにできることを一つずつ、私はしていきたい。
他のワークショップでも学んだけど、大事なのは問題を解決することではない。
私にとって一番大事な目的は「私の日常、人生を幸せにしていくこと」。
そのための一つとして、トラウマをおろしてゆく。
その順番を間違えないように、何度も何度も私は確認していこう。
優月さん、スタッフのみなさん、クラスのお仲間さん
とても充実した1日でした。一緒に過ごせてよかったです。
ありがとうございました!
T. S. さん(40代以上/北海道よりご参加) はくりゅうクラス
二度目の参加となる今回、ライフスキルの幅広さに驚いた。
それもこれもライフスキルの問題だった。
私はなんて知らなさすぎるのだろう。どうしてこんなに知らないんだろう。
必死に生きてきたのに。
そして、トラウマ由来であっても、私が同じような場所、同じような人たちに囲まれているところから出れば、違う状況になるということ。
そこに留まり続けてたってこと? と思うと、またしてもがっかり。
腹立たしくもなる。
そんなことを考え続けて、1週間過ごしてみると、健康な人、マトモな人も意外と近くにいるのだな、と見えてきたり。
知ってみれば、この人実は結構まっとうだな…と思ったり。
見えてなかったんだな、私…。しょうもない人に気を取られすぎて、それ以外に気が回らなかったんだ。
全力で対処しようと身構えて、いつでも攻撃に備えて身体中緊張して。
そりゃあ、首も肩も背中も何もかも、ガチガチになるはずだ。
鍼灸の先生も首を傾げるほど、治らないのも当然だと思った。
解決するためには計画的な時間が必要。
私はそのスケジューリングができていないことが分かった。
やっぱり手帳と時間の使い方に戻るんだな、と痛感する。
まずは一つずつ、忙しい時間に流されずに、時間を確保してやってみよう。
本当に何とかしたいなら、まずはそこから。
先が見えてくることは希望だと思ったから。
今回も、ありがとうございました。