2023.08月開催 「時間のためのちいさなワークショップ」しらふじクラス

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タイトルはじまり目印

S. H. さん(30代/宮城県よりご参加) しらふじクラス



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私は、現状把握をすることで、スケジュール帳そのままの状態が自分に起きていると感じた。

日々を回すために、やるべきことをやるために、私は自分のお世話のための時間を削ることをしていた。
私が使える時間には限りのあるということが、目に見えて分かった。


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ワークショップでは、優月さんに「受け身はダメ」と言われる場面がたびたびあった。

私は、自分の前にスペースをつくって、「待っている」自分を想像した。
そこに何かが来るのを待ったり、自ら「他人」が入れるように空けて待ってしまっている。


私は同じスペースに、「自分」を入れなくてはいけない。
私は、自分の時間に「自分」を存在させたい。
私は、自分のことを自分で考え、自分で行動を起こしていくのだ。

私はこの決意を、以前にも何度も表していると思う。
しかし今回は改めて、本当に口だけではなく実際にやっていくことなのだ、と全身にすっと入ってきたような心地がする。

私は、自分のことをやっていく。
不安でも怖くても分からなくても、自分でやってみるのだと決める。


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私には、やることがある。
自分を責めたり怖がったりして、同じ場所にとどまることではない。
自分の限界を無視して、その場しのぎを重ねることではない。

私は、自分がこれまでやっていなかった方法をとることに、挑戦していく。
「私はどう生きたいか?」を考え続けていく。
そのために勇気を出し、自分を励まし、応援していく。


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私は、まず、スケジュール帳を見直し、現状に即した感覚を覚えることが必要だと思う。
また、日々の暮らしの土台を立て直すことが必要と感じている。

些細なことであるはずなのに、私にはいまだにできていないことが多くある。
たとえばこの1週間、流しに食器をためずに洗って片づけるということを意識した。
やってみると、とても心地がよかった。

私は、自分のために行動する自分を、信じられると感じた。
私は、こんな当たり前のこともできていないでと自分を責めたり恥じたりするよりも、ずっと自分の味方だと感じられる。


私は、小さなことをコツコツ積み重ねて、自分が生きていくための力をつけていきたい。
私は、自分が新しい行動を起こしていくために、自分を全力で応援しながら、進んでいこうと思う。




タイトルはじまり目印

M. K. さん(30代/福岡県よりご参加) しらふじクラス



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時間の使い方に自覚的になること。
それが足りないと確認できたし、望む将来像がぼんやりしていること、そのために今何ができるかを考えていないということを確認した。

今日、明日1日の使い方だけでなく、毎日の1日をしっかり生きること。
それを繰り返していくことが難しいと思った。
完結する1日1日が楽しくあるように生きていきたいと思った。




タイトルはじまり目印

A. S. さん(30代/新潟県よりご参加) しらふじクラス



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私はこの日、子どもを夫に任せて受講した。
ワークショップ・クラス開始直前まで、あれこれと気を回して、「昼食と夕食はこれを食べたらいい」とか、「カレーの作り方はこうで、材料はここにある」とか、「日中はこうやって過ごすといい」とか教えて、時間の許す範囲で家事も手伝ってからホテルのデイユースに到着した。

夫や子どもたちは体調が本調子でなかったので、私は心配していた。
帰宅すると、それなりに想定外のこともあったが、概ね安全に1日が過ごせたたようだった。


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わかっている、夫だってそこまで馬鹿じゃない。
(そんな1日すら過ごせないような能力の人ならば、私の方ももうちょっと急ぎのスパンで対策をとる必要がある)

問題は、私の側の姿勢なのだと、ワークショップの中でも言われたし、この経験からも思う。
夫に子どもたちを任せ、夫がそれをOKした以上は、もうそこからの時間は夫の境界線の範囲なのだ。

それを私は「私の思う通りに、完璧に」「なんの害もなく、平穏に」1日が動作してほしいと思う。
そこであれこれとコントロールしようと自分が動き、時間を消費する。


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私ができることは、

①夫の限界と限度を理解した上で、この範囲で概ね安全と判断して子どもを預ける。
それは、「完全に私の思う通り」にはならないと理解する。
預けている間の時間の境界線をもつ。

②夫に預けるのが危険と感じることがあるなら、別の手段(他の預け先)を考える。

という、私主体でできる部分まで。
①②のどちらをとっても、「夫を変えようと努力する」「夫が私の思う通りに安全に動いてもらうようになんとかコントロールする」という選択をしないということだ。


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今回のワークショップで、私が自分のやりたいことや勉強に使える時間は、週に1〜2時間だということがわかった。
これは大きな発見だった。

今までも、まいにちリストを書く中で、「毎週ほとんど変わらないなあ」「生活のことを書いたら、ほとんどそれで埋まってしまう」という実感はあった。

それを、ちゃんと計算し直したことで、どんなにやりたいことであってもこれ以上は詰め込めないということがわかった。
意外なことに、悲しい気持ちにはならなかった。
現状での自分の限界がわかって、むしろ安心した。


やりたいことですら、厳選しなければいけないということがわかったし、本当に時間がないから進みが遅いのだなとわかった。
週に1〜2時間という中で進んでいる自分のペースを許せるようになったと思う。

そして、その1〜2時間を馬鹿にしてはいけないとも思う。
その中で私は、今年は梅仕事をしたり家庭菜園をしたりすることができた。

きっと他のやりたいことや人生のテーマも、その1時間の積み重ねで、大きな進歩を遂げれらるようになるのだろうと思う。
というか、それしか方法はないのだと思う。


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私は、自分自身の大学受験を成功体験として強く刷りこんているところがある。
「あの時、あれだけのことができたのだから、今もできるはずだ」と。

当時の持ち時間を計算して、今との差に愕然とした。
1日7〜10時間は、自分の勉強に充てられていたのである。週にして、49〜70時間。

今の週1〜2時間とはとんでもない差だ。
当時持っていた、それだけの自分の時間…その後の15年間で、どんどん他人に切り売りして、気づいたらこんなに減っていた、という事実に、涙が出そうになる。


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「財布の中に5000円しかなかったら、必然的に買い物の優先順位を考えるでしょ」という話を聞いて、そういうことだなと思った。
お金にせよ時間にせよ、限界が自分で理解できていれば、その中でやりくりする方法を考えるのだ。
だからまず、「限界を理解する」が第一なのだ。


上記のような、時間をお金に例える話が出てきたとき、ちょっとドキッとした。
私は昨年、「お金と自立のワークショップ」に参加したにもかかわらず、お金の方はザル会計、お金を使った気持ちの記録は3日坊主になっていた。


その方法を見直したいな、と今週は少し時間をとった。
それもそこまで大きな時間は取れないので、本当に少しずつ、少しずつだ。

1週間かけて意識してみたら、家計簿のつけ方改革がかなり進んだ。
1日に使っている時間は数十分だけども、積み重なると確実に進歩し、解決する。


そうだ、そうそう、このやり方を選びたい。
私は、こういう風に、時間もお金も使いたい。

「家計簿つける時間がとれないから、とりあえずお金の心配をなくすために仕事増やすぞ!」みたいな、一発逆転の不安定な発想は、結局どれだけ仕事を増やしたところで安心感にはつながらないのだ。


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私は、食材や生活用品のストックリストを作ってあり、週に1回はそれを確認して、生協などの宅配を注文するというサイクルにしている。
ストックリストにゴミ袋が入っていなくて、週の途中でゴミ袋がなくなり、「こないだドラッグストアに寄ったばかりだったのに!!」と悔しい思いをした。

これだけでもどんなに急いでも20分くらいは使ってしまう。
さっそくストックリストを修正した。
こういう工夫の積み重ねも、見つけて行動に移していきたい。


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今週、実際に過ごしてみて悩んだのは、私はワーク類にかける時間がオーバーしがちだということだ。
気づきがあるとすぐに書きたくなる。
その都度書いているとすぐに時間が経つ。

気づいていく過程は大事にしたいし、とても重要だと思う。
勉強や、やりたいことと、どうバランスをとっていこうか…まだまだ私の時間の課題は尽きない。


「まいにちリスト」に引いた線(=私の限界ライン)を超えると、やはり上手くいかないんだなということも、1週間を過ごしてわかった。
ワークの時間を多く取ろうと、子どもたちを人に任せて夕方の帰宅を遅くした日があった。

結局、夕飯は立ってかきこむように食べ、お風呂もゆっくりできず100秒数えて上がり…とリラックスできず、睡眠も悪くなってしまった。
やはり、限界ライン内でできることを着実にやっていく方が、健康も害さないので結果的に早いように思う。


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ワークショップ内で、私は当座の優先順位の高い目標として「睡眠を安定させる」というものを掲げた。
電磁波対策のために、アーシングシーツを買ってみたいと思っていたが、値段もそれなりにしていたので躊躇していた。

今回、「睡眠の安定」の優先順位が高いと考えたことで、踏ん切りがつき、注文した。
どのように変わっていくだろうか、楽しみだ。




タイトルはじまり目印

T. S. さん(40代以上/北海道よりご参加) しらふじクラス



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私はいつも時間がない。したいことが全然進まない。それなのに、有効活用できない。
不全感でいつももやもやしている。


今回のワークショップ以前、手帳の寝る時間は22時に線を引いていた。
大体その辺りで寝落ちすることが多かったから。

疲れている時は、もう少し早くから使いものにならない日も時々あった。
それでも、早い時間から寝てしまうのはもったいなくて、しなくちゃいけないことはいっぱいあるから、私はこんな時間に閉店できない。そう思って、自分と無意味に戦っていた。


私は自分の理想や願望を手帳に入れていて、こうあらねばならない私を手放せなかった。
そして、疲れ果てていた。


文節区切りの線

ワークショップ・クラスの後に、職場のメンバーとずらして遅く取った私の夏休み。
ワークショップで計算した持ち時間の少なさを思えば、この休暇がどれだけ貴重なのか改めて思い知る。
それなのに、割と無防備でお休みに入ってしまった。


事前にある程度スケジュールを組んでおこうと何度も時間を取ったのに、中々進まなかったのは、元々に無理があったから? 心のどこかで、えっそんなに無理なんですけどと思って、スケジュールに落とすことに抵抗してたのかもしれない。


そして、私は実際に本当にそう多くのことはできないし、それぞれに時間は掛かるし、それが当たり前なのだと思う。
その一方で、あまりにできなくて、無性に腹が立ってくる。

なんでこんなに時間がないの? なんでこんなにも進まないの?? 
そう思ってイライラする自分を持て余す。


「自分の本当の限界の中でも、それなりにできることはある」という優月さんの話は、私にはまだ実感が沸かないけれど、少しずつでも分かるようになりたいと思う。


文節区切りの線

1週間の中で少しずつ時間を取ってワークショップ二つをまとめ終え、To Do を洗い出し、今は手帳に入れながら取り組んでいるさいちゅう。

今回はまとめるだけでも相当時間が掛かった。
今までと何が違うか考えると、今の私にとってあまりに重たいということもあるし、To Do の量が結構なボリュームで、それをなるべく手帳に落とそうとしているのもあるかもしれない。
まだまだ道半ばで、まだほんのさわりだけど。


ワークショップ・クラス後に、自分のクセを理解するために、幾つか行動した。
本を買って読み始めたけれど、これも時間を確保しないと中々進まない。


今年の春からベランダで色々と育て始めた家庭菜園は、慣れないのもあるし、手を広げすぎたのもあって、結構時間を割かれている。

ここに時間を使いすぎている認識はあったけど、改めて手帳と日々の時間を思うと、早々に見直す必要がある。
薄々分かっていたけど、これも見える化できてなかった。


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それから、私はできないなりにも、以前習ったことを通じて、少しずつ自分なりの工夫をしていることにも気が付いた。

週末の作り置きは、やりすぎると疲れるし、毎日同じものを食べ続けて飽きると分かったから、程々でちょうどよいところを模索しながらストック。帰宅後短時間で、自分が満たされる食事にありつける。
自分が大好きなおかずなら、毎日似たようなお弁当でも結構幸せだと分かったし、だし巻き卵はなくていい。


家に帰れば寝落ちしちゃうから、出社日の残業は最小限にして、極力カフェで「灯台の時間」を取ってから帰る。
在宅勤務は通勤時間を節約できるから、制度として可能な限り使うようにしてる。
自分が納得できるラインや工夫を自分なりに探して、こういうことをまた少しずつ増やしていきたいと思った。


膨大な量のタスクに途方に暮れそうになるけれど、優先順位をつけて一つずつ。
投げ出したくなる気持ちを抑えながら、一つずつ丁寧に進めていきたいと思う。

今回も貴重な学びをありがとうございました。



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ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。