2023.01-04月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(1)コース1/STEP.1」りょっこうクラス

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タイトルはじまり目印

A. S. さん(30代/新潟県よりご参加) りょっこうクラス



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手帳や Web ワークを見直していると、「ああ、私は同じことを何回も繰り返しているのだ…」と気付かされる。

頑張って、無理していることに気づかずに(解離)、いつの間にか疲れ切って体調を崩す。
この3ヶ月だけでもこのパターンを3〜4回繰り返してきていたことに気付いて、「この生き方は本当にやめたい」と心から思う。

こうやって見直さないと、同じことを繰り返していることにも気づかず、忘れている。
だからこの第12週はいつも大事なんだと強く感じる。


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無理せざるを得ない環境にいる、ということ自体が問題なのかもしれないとも思う。
この3ヶ月は冬季間だったので、子どもの風邪で寝不足になり、私にそれがうつってしまうというパターンを繰り返してだいぶ苦労した。

そもそも、子どもの寝かしつけをできる人間が私しかいなくて、寝不足でも交代できないという状況自体が問題なのだと気づく。
これは残念ながら、今からこの環境を改善するのは難しい。
夫を変えることはできないし、原家族や夫の実家と一緒に住むということも、私はしたくない。

今の私にできることは、子どもを健康に成長させること。
そして、夫との間に新規の子どもは絶対に作らないということである。


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ドライバーも明らかに働いていたことにも気づく。

2月〜3月前半まで、なぜか急がなければならないような焦りがあって、かなり詰め込んだ。
結果、3月後半は体調不良で動けなくなってキャンセルの予定も増えた。

これって、詰め込まないで私のペースで動いていたとしても、できることの総量は変わらないということではないだろうか?

焦るときほど、このことを思い出したい。
「全力で走りすぎたウサギが倒れたら、その間にカメに追いつかれるんだよ」。
ジェットコースターのような乱高下を繰り返すより、ゆっくり歩いた方が、長期で見て消耗しないはずなんだ。


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カフェイン依存症のパターンにも気づく。
また緑茶の量が増えていた。

朝起きて頭がぼーっとすると、「緑茶を飲んで頭をすっきりさせたい!」と渇望する自分がいた。
実際、飲むとかなり活動的になる。
午前中までと決めてはいるが、飲む量が多いので、寝付きは悪くなり、眠りも浅くなる。

そして朝ぼーっとして緑茶を大量に飲むという悪循環。
そしてうまく休めずに疲れが溜まっていつの間にか体調を崩す…。


私は飲酒もタバコも薬物もやらないが、このパターンは明らかにそれらの薬物依存症と似ている。
体調を崩してからいったん緑茶をやめてみた。

カフェインをやめて、朝ぼーっとするときは素直に横になるという日々を過ごしてみた。
すると夜の熟睡感が上がり、ある時から自然と朝から快適に起きられるようになった。


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私と緑茶との関わり方はまだまだ今後の課題である。

私は緑茶が好きだ。
カテキンも摂取したい。
しかし私にはカフェインが効きすぎる。
夫からは「そんなに効くなんて羨ましい」と言われた。

「水分補給を兼ねた飲み物」と思うのをやめて「カテキンを摂取するサプリメントを兼ねた嗜好品」と位置づけて、朝に100〜200cc 程度楽しんで飲むにとどめるのがちょうどいいかな。
それも、子どもがいる休日で、「今日は日中あまり休めないぞ!」という時に使うとか。また調整してみよう。


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自分の悪いパターンに気づくとともに、「このとき “こうしたい” と書いていたことが、この3ヶ月でどんどん行動に移して実現している!」というものも見つかる。
これもつい、ゼロ見積りしがちなので、ちゃんと収穫しておく。

その “こうしたい” があって、手帳に書いて、行動に移して、今がある。
当時は分からなかった世界を、今見ている。これって本当にすごいことだ!


例えば
・ワンオペ育児を続けるのは厳しい。かといって原家族に頼るのも気が進まない。子どもについてできる部分はどんどん外注していきたい。
→ 長女のボーイスカウト参加について、調べ、見学する。
→ 息子の特性について勉強し、施設を見学し、手続きを進める。
→ 新しいシッターさんの検討。
→ 新しい一時保育施設の検討・申し込み。


・「ドリクエ」に参加してみたいので、そのための時間をどうやって捻出するか考える。
→ 上記の取り組みの結果、4月にまず参加してみるという決断に至れた。

・現在利用している家政婦紹介所の所長の対応がいまいち。
→ 新しいシッターさんを調べて連絡。


・夫と息子との関係があまりよくなくて心配。
→ 息子の特性を夫と共有することで理解が得られ、夫も息子に優しくなった。

・息子の特性について、保育園からお困りの相談があったり、それに伴う手続きも多く、先行きの見えない感じに絶望。
→ さまざまな支援を受けることで、先行き・対処法が見えてきて落ち着いた。


・単身赴任の夫の引っ越しを手伝いたくない。
→ 体調を崩したこともあり、断った。案外、断っても揉めることはなかった。

・野菜を自分で作ってみたい。
→ 有機野菜づくりの教室に参加してみた。食の意識が高い人の話が聞けて嬉しい。


・薪ストーブに興味を持った。
→ 自分で調べてみた。使えそうな枝を拾ってみた。勉強会で質問した。
その上で、薪ストーブより、自身の体温で温められる装備がやはり優先であると見直すことができた。


・子どもに対する叱責の you – message をついつい使ってしまい、自分も嫌な気持ちになる。
→ 支援を受ける中で、「子どもが悪いことをしたときに叱るより、子どもが適切な行動をしているときにボディタッチしながら認めて褒めることの方が有効」と習う。
実際にそのような言葉かけを意識してみると、私自身も気持ちよく、なおかつ子どもに対しても非常に有効だった。
今まで本などでも何度も読んできたことだが、心理士さんに「具体的にこういうタイミングで」ということを直接教えてもらうと、行動に移しやすい。
独学だけでなく人から直接教えてもらうことの大切さを感じる。


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まだまだ私には課題がたくさんあります。
こうやって自分の課題を見直すきっかけがあるからこそ、「わけのわからない苦しさが延々と続いている」のではなく、「原因があるから、結果がある。
ならば原因を取り除く努力をすればいい」と考えることができています。

もう1回時間の基礎を見直すことができて本当に良かったし、次も基礎を固めると決めたことはとてもいいタイミングだったと思います。
またよろしくお願いいたします!




タイトルはじまり目印

T. M. さん(40代以上/東京都よりご参加) りょっこうクラス



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おつかれさまでした。

今回のワークショップの中で、何に引っかかっていたのか、何をこれからしていく必要があるのかが、より明確になってきた。

変えられないものに不安になったり、比較して足りていないと反応し、時間をより消費してしまっていたことに気づいたね。
そして、これは私のいつも引っかかってしまう厄介な点だとわかってきた。
時間もよりかかるだろうけれど、どういうアプローチで調整していくか、自分で試すしか方法はない。


文節区切りの線

変えられること、自分、とくに自分の境界線の中を明確にしてそこに時間をかけていく練習をしていくことだ。
自分に集中することが、他人を大切にしないことになってしまうのでないかと怖かった時期もあったけれど、そうでないこともやっとわかってきた。

こけても日々の中で繰り返しやっていく。



| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。