H. M. さん(30代/広島県よりご参加) てぃえらクラス
12週間の歩みをまとめると、膨大な量になり、自分でも驚いています。
一歩一歩踏みしめてここまで来ることができました。
「安全な場」を提供してくださった ONSA の皆さん、励まし導いて下さった優月さん、一緒に歩んだ仲間、本当にありがとうございました。
自分の気持ちに正直になれた12週間でした。
正直になればなるほど、これまで見たくなかった(問題視しないようにコントロールしていた)ことに直面して、落ち込んだり、これからどうしようと悩んだり、苦しい気持ちになったりしました。
が、その、コントロールや麻痺(問題にすら気づかないこと)の積み重ねで私は今、生きづらさを感じているのだと思うと、やはり、現実を直視できたことはよかったと思います。
私は、ほとんど何も知らないのです。「成熟した大人」が当然持っているスキルを。
年齢的にはいい大人なのに、私はそういったものを学べずに大きくなりました。
どうして学べなかったのか、そして、代わりに得たスキルは何か、正しい知識をこの ONSA WORKSHOP で得て、自分の経験と照らし合わせることができました。
第1週(3か月前)に書いた自己紹介で、「幸せになることを罪悪感なく自分に許可したい」と書きましたが、今、私は心から幸せになりたいと思っています。
そのことに、親を見捨てたという罪悪感をほとんど持たなくなりました。
この Web. WORKSHOP 中に ONSA WORKSHOP(対面式)(インナーチャイルド/後期)を受けたことも大きいのですが、私はやっと「子ども」を手放して、「大人」になる覚悟ができたのだと思います。
「成熟した大人」になれるよう、これからも自分と向き合っていきたいと思っています。
本当にありがとうございました。
Y. O. さん(30代/和歌山県よりご参加) てぃえらクラス
今回も、最終週を迎えてみると、3ヵ月の時間は早かったなと感じています。
3ヵ月のワークや、『未来日記』を読み直していて、私は、本当に共依存の状況に、巻き込まれているのだということを、より実感として感じることができてきました。
幼い頃の、無謀な躾により、私は、自分で自分の事を守る方法や、危険なものや、私にとって良くないものから、逃げたり、身を守る方法を、取り上げられていたのだと思います。
家族の考えは、周りの人が基準で、周りの人がどう感じるかや、周りの人を大切に、優先した考えしか、許されなかったから、私は、人がどう感じるかという、人の目を意識していて、人が怖いのかもしれません。
仕事の事について、自分には、あまり合っていないと、感じる仕事に就いてしまう事を、繰り返してきた事も、なぜそうなるのか、わからずにいましたが、今回、人の目を意識した仕事の選び方、そういう基準を外したら、私は本当に何を選んだらいいのか、わからなくなるのだということに、気が付きました。だから、今まで同じことを繰り返してきたのだということが、わかりました。
人からみたら、もしかしたら、簡単な事なのかもしれないけれど、私は今まで、自分のそういった行動に、気付くことができずに来ました。私にとっては大きな気づきとなりました。そして、そのことを知って、人から、どう見られるかということを外したら、自分は何を希望しているのか、自分ではわかっていないのだということに、愕然としました。
私は、本当に幼い頃から身に付けてしまった、家族から教えられた処世術で生きてきて、そこから抜け出せずにいるのだということも、実感しています。そして、今は、その処世術をやめて、そういった考えから抜け出したいと思っています。
あまりにも、私の中に入り込み過ぎていて、自分の気持ちや考えと、区別することができずに来ましたが、ワークをとおして、自分のものと、家族の考えや気持ちを、区別することが、少しずつできてきたように、思っています。
また、家族の期待に応えられない、私はダメな子、というメッセージを、私はずっと持ち続けていて、私は、尊重されるに値しなくて、人に奉仕することでしか認められない。という考えが、根底にあるのだということもワークを通して感じました。
共依存の人が、頑張れば頑張るほど、状況が悪くなる。ということも、改めて実感しています。
頑張る、ということは、自分の本当の望みや目的を達成するためになら、勿論いいことだと思うのですが、私にとっては、只頑張る、という行動をとると、どんどん自分の本音から、外れていってしまうのだということを、更に感じてきました。
人に認められたいと思う、無意識の気持ちが、自動的に働いて、自分の本音から、どんどん遠ざかってゆくし、それは、必然的に自分にとって、無理をしていることになるから、本当にありたい方向から、ずれていってしまうのだと思います。
只頑張る、という事では、幸せになれないのだと感じています。
私にとっては、本当の望みを知る為にも、ある意味、頑張らない、ということも大切なのかなと感じています。
本当に、私の中にある、過去からの痛みと、そこから来る現在の痛みは、繋がっているのだということも感じます。ありのままを認められない痛みや、怒りが、更に、ありのままの私でいられなくしてしまったのかなと、感じます。
本当に少しずつしか進めないかもしれないけれど、自分の事を理解して、自分に優しい生き方ができるようになりたいと思っています。
今回、『未来日記』を読み直していて、自分を励ます言葉をたくさん見つけました。3ヵ月、そうやって、ワークショップに取り組めたこと、自分を励ましながら進められたことは、すごく良かったなと思っています。
また、自分の感覚を大事にしよう、という言葉や、そういう思いが多く書かれていて、そういう風に思えてきていることを嬉しく思いました。
他にも、自分にとって、本当は嫌な事について、ちゃんと気づけることが増えてきた事。(私は以前は、只モヤモヤとするだけで、嫌という感情にも気づけないこともありました。)
自分が自分に対してしている、合理化について、気づいて、認められるようになってきました。
まだまだ、できる時と、できない時があるし、難しいですが、自分の境界線を守れるようにチャレンジしていること。完璧を目指さず、今できるベストでいいと思えることが増えてきた事。
日常の中の、小さなことですが、自分の気持ちに従った判断を、責めずに、それでいいと、受け入れられることが少しずつ増えていること。等、そうやって、できるようになったことを、見つけていくことは、本当に心が温まって、勇気が出ることだと感じます。
ワークショップの中で書いた、悔しかったこと、悲しかったことについて、もう取り戻せないものも多いけれど、私は、私の思いや気持ちを、大切にされてこなかったことが、悲しかったけれど、これからは、自分で自分の気持ちを、大切にすることは、できることなんだと、改めて思いました。
自分の正直な気持ちと、一緒にいることも、今は、私がそうしたいと思えば、きっとやっていけることなんじゃないかと、思っています。
最後になりましたが、H さん(頭文字の表記で失礼します)今回も、12週間ありがとうございました。
H さんと一緒にワークができて、自分の心に、正直に向き合う勇気を、頂きました。
藤沢さん、ONSA スタッフの皆さん、今回もお世話になりました。
ありがとうございました。
| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ
ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。
「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。