A. Y. さん(30代/神奈川県よりご参加) おりやるクラス
12週間を乗り切った私へ。
おつかれさま。
この道を歩き続けてくれてありがとう。
今回歩いた道は、初めて触れる考え方のオンパレード。
いろんな視点から、「働く」と「お金」を見続けたこのクラス。
生きていくためにデフォルトで持っておくはずだった生き方を、私は本当に持っていなかったんだと実感しました。
課題は私にとって、わからないことばかりで、逃げ出したくなりました。
「考えたくない。」と思いました。
それくらい私の中に馴染みのない「物事」だったのだと思います。
生きていくために考え、自分の答えを持つ必要があるそれらの物事について、私は馴染みが全くありませんでした。
むしろ、できることなら考えずに生きていきたいと思っていたことばかりでした。
これは恐ろしいことです。
12週間を経た今の私には、私がしようとしていたことが恐ろしいことだというふうに映ります。
その恐ろしさは、共依存の恐ろしさにもつながりました。
回復の勉強の初期の段階から、「共依存は恐ろしい」と言われて私はこの道を歩いてきましたが、その恐ろしさというものがより現実的なこととして捉えられました。
共依存が人生とどう関係しているのか、そしてなぜ人生を蝕んでいくのか。
他人ごとではなく私のこととして、さらには、私の人生はすでにその傾向が出ていたんだという事実を課題というサポートを借りて、自分の力で知ることができました。
その気づきは、私にとって改めて「回復をしよう」という決心をさせてくれました。
課題を通して、私が住んでいたねじ曲がった世界を、改めて見直すこととなるのですが、そこでわかったのは、「私は、ねじ曲がった世界を、正当化してみるのがとても上手だ。」ということでした。
私は、ねじ曲がった世界に合わせて、自分の目をねじ曲げて見いていました。
でも、それではいつまでたっても、自分がおかしな世界にいることに気づくことはできません。
自分の投稿を読み返してみると、自分がいかにねじ曲がった世界に自らの視点を合わせて見ているのかがよくわかりました。
正しい知識を理解して自分の住む世界を見てみると、「おかしなこと」と、頭ではわかっているつもりです。
でも、私の感覚は、そうは感じないことがまだまだたくさんあります。これからそれを一つ一つ直していくことが必要なんだと思いました。
そうして今、私が思うこと、それは、
私は、私にとっての正しい「働く」や「お金」の考えを持ちたい。
です。
これは、このワークショップを受ける前には全くなかった私の願いです。
私は、私の幸せのために、この願いを叶えたいです。
自分が、「働く」や「お金」に対して意思表示を示すことすらありませんでした。
今回のワークショップは、確かに私にとって難しいものでした。
それでも、私は新しい視点得ることができました。
きっとこれから育っていくタネを植ることができたのだと思います。
毎週しがみついて、課題を出し続けましたが、自分の答えはいつもどこかしっくりこなくて、言いたいことが言葉にできないこともたくさんありました。
それでも、文字に出して、トライして、何度でも答えて、自分の答えを磨いていくプロセスだと思えば、私は、自分の答えに近づく一歩を踏めたのだと思いました。
何も進まずにただ立っているのと、ほんの小さなステップでも踏み出した一歩とでは、全く違います。今回の私のワークショップの参加の意味はそこにあると思いました。
12週間を見守ってくださった皆様、本当にありがとうございました。
そして、私、ありがとう。
| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ
ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。
「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。