Y. W. さん(30代/愛知県よりご参加) なてんクラス
私へ。
まず、この3ヵ月間、とってもがんばってくれてありがとう!
私は、たくさんわめいた。
たくさん怒った、悲しんだ、ショックを受けた、落ち込んだ。
沈んで、ずーーーんってなって、また起き上がった。
まずはそれができたこと、本当におつかれさま。
私が、私の気持ちをごまかさなくなったこと、きれいごとや、アタマでまとめておしまいにしなくなったこと。
すごく、大きな進歩だよ。
私は、私に正直になれたこと。
3ヵ月間、山も谷もあったなかでできるかぎりの精一杯で、このクラスに取り組めたこと。
私は、誇りに思うよ。
「じかんのきろく」を振り返って毎週のキーワードを拾っていくだけでも、すっごく分厚いクラスだったなって、私は思った。
とてもじゃないけど、1回で全部消化はできない。
それぐらい、私の世界観は、「これが普通」と思っていたものや生き方はゆがんで、ずれて、そして私を、生きにくくさせていたね。
何度も何度も、私の原家族の仕打ちや呪いの声、不健康な思い込みが出てきて、まだ出てくるのか!! と驚いた。
こんなにも、こんなにも、まだ、出てくる。
それはそれだけ、私がつらい仕打ちを受けていたってこと。
そして、アタマで理解はできてきても、まだまだ、私の心の中の痛みやしこりは残っていて、「これ、取って」って、わたしが私に助けを求めている。
大切なことだ。
毎週毎週、私は、たくさんの認識のズレに、触れた。
そしてその目で、今の私の現実を、リアルな日常で、今の私のいる職場で観察して…。
不健康にのまれそうになるのに気づいて、心の中で線を引いたり、『未来日記』で振り返って、何度も「これは違うんだ」と見極めたりしたね。
不毛なやりとりに辟易して、くたくたになったこともある。
何度もくり返される、不健康な人間関係。パワーゲーム。共依存。
わかればわかるほど、苦しくて、出口がないようにも感じた。
これもまた、私が選んできてしまったことだと、落ち込みもした。
でもそのギャップ、コントラストの大きさ、ショック…。
その「感触」「感覚」を、私は忘れない。
私は、そこから目をそらさない。
それを忘れないことが「ここから出ていく」強い原動力になるから。
今までの私はずっと、それらをごまかして、気休めで何とか乗り越えようとしてきた。
気の持ちよう、前向きに考えなきゃ、こんなことで文句言ってたらいけないよね…。
「大人に、ならなくちゃ」
そう言い聞かせて、私は違和感や不満をのみこんだ。
我慢さえすれば、きっと乗り越えられるはず…。
表面上、それでうまくいくかもって、必死ですがってもいたんだ。
でも、現実、それでは私はうまくいかなかった。
だって、気休めで何とかなるなら、
知識を知って、アタマで理屈で「こうすればいい」がわかれば、私はきっと、とっくに回復している。
でも、そうじゃないってことが、私はよくわかった。
だって、そうやって我慢して、苦痛や違和感をのみこんでいたら…。
私は私を「無視」してることになる。
「無視」されて私は… 幸せになんて、なれっこない。
そんなうわべの解決なんて、私はいらない。
改めて、このワークショップで大事なのは「私の心で、感じること」なんだ。
そう、私は思った。思うことができた。
テキストを読んで、知識を知って、「こうすればいい」とまとめる。
それでは、終わりにならない。
理屈でなんとかつじつまあわせしようとするのは、私にとっては、結局「他人の声をもとに、決める」ことだった。
でももうそれは、もはや機能しないと、私は改めて痛感した。
そうじゃなくて、新しい知識をもとに「私が感じる」「私の心を取り戻す」「私の心の声を尊重する」。
新しい世界観、生き方、心の重心で、実際に目の前の現実を生きてみる。
きっと、まぁ、うまくいかない。
予定外のことも起きる。こんなはずでは!! と落ち込む。
…それでも、粘って、私のトライを褒めて、フィードバックする。
できたことを認め、私に不必要なことを見極めて捨てる。
必要な軌道修正をして、また、生きる。
私の「現実」を、私が生きるんだって、ハラをくくる。
頭の中のファンタジーではなく、手応えも実感も痛みもある現実に、足を置く。
そのくり返しで、私は私と、私の人生をつくっていくんだ。
そこにシフトすることが、私にとって真に大切なこと。
慣れなくても、こけても、私が私に精一杯になったことは、かけがえのない人生になる。
私は、他人ではなく、私のために一生懸命になりたい。
そしてこれも、今回のこのクラスで新しい、天地が180度ひっくり返るような「!!!」の知識に触れて、まずは、とにかく「アタマを整理した」「新しい目で、現実を見てみた」「観察」「フィードバック」…。
それをひたすらやったから、思えるようになったこと。
今の私の精一杯で「素地」をつくったから、その先の「私の心で感じることに、私は進みたい」と思えるようになった。
だからこの3ヵ月の歩みも、すごくすごく大切なこと。
大切な、変化のプロセスを私はやり遂げた。
「自分で決めて、やる」という意志を持って、私は実際に行動することができた。
私は私のために、精一杯頑張れた。
だから今の私が、いる。
本当に、ありがとう。
古い生き方、習慣、思考は、本当に根深いし、手強い。
何度も何度も、自動的に発動してしまって、「またやっちゃった…」のくり返しだ。
でも、私は負けない。
何度も何度も立ち止まり、いらないものを洗い流してゆく。
大事な問いかけは「それは、私を幸せにする?」だ。
私にとって大事なことは、いつもそこだ。
そこをつなぎ目にして、私は私を生き直してゆこう。
この3ヵ月の間には、私は、春の「春の大勉強 & 大準備会」にも参加した。
気になる習い事にもトライして、いろんな場所に行った。
いろんな人や場所に自分を置いて、健康な空気も感じた。
一歩外に出れば、たくさんの幸せがあったし、可能性もあった。
私は、こっちの世界でも生きられるし、生きていい。
すぐそばに、私の幸せは、ある。
これがいいと、私の幸せをちゃんと感じられる心も、私にはある。
あとはそれを私が、私に許せばいいんだ。
私は、私を生きようと思っている。
私を生きることへの力が、湧いてきている。
私は、私の内側に息づいているその力を信じて、もっともっと、前に進んでいきたい。
私は、素直な私を愛して、今ここを生きることをいとおしめるようになりたい。
他の誰でもない、たった1人、私だけの人生を大切にできるようになりたい。
優月さん、スタッフのみなさん、
私の歩みを支えてくれるみなさんへ
ありがとうございました!
| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ
ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。
「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。