2020.04-07月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(3)コース3/STEP.1(後期日程)」らまるねクラス

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タイトルはじまり目印

Y. W. さん(30代/愛知県よりご参加) らまるねクラス



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今回のワークショップで、私は自分なりに精一杯、課題に取り組んだ。
忙しい時期も時間をなんとか捻出したり、気持ちが落ち込んでも、その波も受け入れながら、その時々で、正直に私の気持ちを書いた。

でも、やっぱり、ここはワークショップ。
ただ「書いた」ら、それだけで自動的に私の目の前の現実や人生が変わるわけではない。
それをこの3ヵ月で、私は実感した。


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私は、毎週の課題で自分の考えのねじれやゆがんでいる部分を整理したり、ここがおかしくなってるんだ、こういうのが健康なんだとあれこれたくさん書いた。

でもそれを、私は自分の現実で実際に「やってみる」「変えてみる」ことはなかなかできなかった。

それは、このクラスが悪いのではまったくなく、単に、今の私の心と身体の状態とこのコースで扱っているテーマがかみ合ってなかったのだ。


やっぱりここは「コース3」。
心の土台が整ってきた人が、自分の現実を具体的につくってゆくことに重きを置いたコース。

「書いた」だけでなく「やってみる」が、大事。


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私はつい「上位クラス、上位テーマができれば、基礎の部分もできたことになる」という錯覚に、落ちてしまっていた。

あんなに何度も聞いていて、わかっていたつもりだったのに…。
甘かった、しくじったなぁと、私は思った。


私がこんなふうに振り返ることができたのは、このコースの終盤で、ONSA WORKSHOP(対面式)を受けたことが大きい。
そこで改めて基礎を学び、今の自分を客観視するヒントや機会をもらった。

そのおかげで
「私は、背伸びしていたな」
「私は、焦るあまりショートカットしようとしてた」
と気づけた。

それは「頑張る」ように見えて、結局は「私を無視している、無視して無理に進もうとしている」ことだったんだな。


基礎もやらずに、「大人がすべきこと」を必死で、見よう見まねで真似して「できてるフリ」をしようとしていた。

それは、私が子どもの頃からずっとやってきた(やらされてきた)ことだったけど、それはたとえどんなにスマートにできたとしても、「私を生きる」には、ならないんだ。
私を幸せにも、しない。


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でも、このことを実感できたのも、このワークショップに参加していたから。
そして、毎週自分なりにでも真剣に取り組んでいたから。

適当に取り組んでいたら
「まぁ、手を抜いてしまったしな」
「忙しくてできなかったから」
と言い訳で終わり、本当の原因やひっかかりが、つかめない。


でも、真剣に努力してこんなにやってるのに
「なんで、私の人生は変わらないの?」
という疑問とモヤモヤがあったからこそ
「あぁ、もともとのかけ違いがあったからなんだ」
と深く納得できた。


だから、背伸びではあったけど、私の今をしっかり知るためにも、このワークショップに参加できたことは、よかった。

毎週毎週、スキマ時間を見つけてはコツコツと課題に取り組み、停滞にもモヤモヤにも向き合った私。
本当におつかれさま。


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そして、改めて思うことは各コース、メインになるテーマは変わっても、やっぱり
「古い土壌、足場の世界観で考えていること」
「健康な生き方を、不健康な人や環境に向けてやり続けていること」
…それでどんなに「頑張ってる」をしても、実を結ばないんだ。

せっかく新しい生き方、健康な生き方や世界観を学び、健康な習慣を身につけようとしても、ぐちゃぐちゃな土台で自分が不安定だったり、投げたものがねじ曲がってぶつけられるような関係・環境にいては私の努力も水の泡になってしまう。


回復は、ただ気持ちの整理ができたらそれで進むというものではない。

実際に、私が生きているのは「止まらない現実」。
生きている現実に結びつけて、私の努力が実を結ぶように私はしていきたい。


文節区切りの線

ワークショップは、ただ受けて、アタマが整ったら OK なんかじゃない。
生きる現実にくっつけてナンボ。

「あれもこれも、私は理解している」ではなく、「私を幸せに生きられている」が目的。
それをひしひしと実感した3ヵ月でした。


優月さん、スタッフの皆さん、支えてくださった皆さん
ありがとうございました!



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