2020.07-09月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(0)コース0/STEP.1」まるべりークラス

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タイトルはじまり目印

S. H. さん(30代/宮城県よりご参加) まるべりークラス



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大切な自分へ

ついに、このまとめの場所へたどりついた。
いまこのときの自分自身を、しっかりと自分の手の中に握りしめよう。


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「ワークショップ」という扉の存在は知っていたけれど、まさか自分が進むとは思っていなかった。
この場所で、自分と向き合うと決めたこと、ほんとうにすごい勇気。

あのときの一歩があったから今がある。
勇気を出してみた自分がとても誇らしい。
ありがとう。


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思えば受講前、自分がけっして「元気」とは言えない状態だということを、自分自身が見過ごせなくなっていた。

そのままの自分を自分でよいと思えず、心が弾むという感じから遠ざかり、心から笑えていないということを自覚するようになっていた。
自分がそう感じることは「どうもおかしい」と思うのだけれど、いったい何をどうしたらいいものか、全く見当がつかない。

そんなとき、先を歩くお仲間さんたちの言葉が目に入ってくるように。
ひょっとして、もし何かできることがあるのだとしたら、試してみたい。


そして同時に、すかさず湧き上がってくる、不安や恐怖。

お仲間さんの声はどれも「すてき」で「立派」に見える…。
何かを学ぶ、発見する、ということが、自分にできるのだろうか。

…そうだった。
こんな不安を、言葉にしてみるところから、始まったのだった。
そして、自分との真剣な対話を通して、多くのことに気づくことができた。


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自分がついやってしまいがちな考え方のパターン、習慣があるとわかった。
自分が感じることに対して、ダメ出しをしたり、裁いたり、否定したり。

そのようなクセが「心のフィルタ」になって、本音を見えづらくしていることもあった。
くり返し練習するうち、直視をしていなかった本音が、だんだんと聞こえるようになってきた。


感じることを抑えたり、否定したくなる気持ちには、きっといろいろな原因がありそう。
これは引き続きじっくりと向き合う必要がありそう、ということも分かった。


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心理学の知識が、自分を「客観的」に見つめるために役に立つということを学んだ。
たとえば、「感じるままに感じてもよい」というのは、冷静に考えればその通り。

それなのに、できていない。自分に対して「よい」と思えない。
そのことが自分にとって苦しいことなのだと、わかってきた。


様々な原因があり、自分流のやり方がうまくいっていなかった、という面もあるらしい。
「症状」に名前があることを知って納得したことで、どこかホッとしている。
回復可能、と知ることが、さらに歩みを進めるための勇気にもなっている。

「知らなかったことを知った」ということは、何よりの宝物だと思う。
健康的なやり方を、少しずつ身につけていきたい。


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振り返れば、書き込んできたどれもが、まるごと自分自身。
どれも自分にとってほんもので、大切なもの。

自分自身というのは、なんていとおしい存在なのだろう。
自分の歴史をひもといてみても、よく分かった。


いつでも、一生懸命にやっていたのだった。
それなのに、そんな自分を認めたり、自分を本気で知ろうとすることが、恐ろしいほどに後回しになっていた。

きっとその積み重ねが、自分をどんどん悲しくさせていた。
本当に、ごめんね。


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どう変化したいか、という問いに応じた自分は、泣きそうな、震える声だったと思う。
けれど、たしかにこの答えが、自分の中に存在しているのを感じる。

「自分が自分であることに堂々としていたい。」
「幸せを感じてもいい、という方向に進んでいきたい。」


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具体的にどうすればいいだろう、ということは、まだまだぼんやりしていて形が見えない。
きっと、もっとたくさんの練習が必要なのだろう。
でも、方法があるということは少しずつわかってきたので、大丈夫。

慌てなくて、いい。
すぐに劇的に変わろうとしなくていい。

これまでのやり方を身につけるまでに、多くの時間がかかっていて、歴史があるということも、覚えておこう。
自分の足でしっかりと歩いてゆける力を、身につけていこう。

自分が自分の味方になって、自分自身を知ろうとすることを続けながら、自分のペースで、歩いていこう。
自分にいつもどんな言葉をかけているか、注意をはらっておくことも忘れずに。


文節区切りの線

思いがけず、ワーク終盤で自分から出てきた言葉に、自分が勇気づけられた。

「学んでいる最中の、いまこの瞬間も、自分の生きている時間の、大切な一部分。」
無気力(だと思っていた)自分自身が、生きようとしている。

このいとおしい、大切な自分。
命ある自分に、感謝。
これからも、一緒にいようね。



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ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
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