2014.02月開催 「変容ワークショップ」えにしだクラス

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M. Y. さん えにしだクラス





藤沢様、えにしだクラスの皆様、先日のワークショップ・クラスでは同じ時間を共有できたこと、大変嬉しく思います。

ワークでは、自分の気持ちをじっくり見つめることに慣れていないせいか、頭で考えていることなのか、自分の正直な気持ちなのか区別がつかずに戸惑ってしまいました。
普段、自分の気持ちを分かっているつもりだったのですが、いかに自分で自分を分かっていないかを痛感しました。

まだまだ焦る気持ちもありますが、チェアワークも行いながら少しずつ、自分の本当の気持ちを探っていきたいと思っています。

皆様とまた会える日を楽しみにしています。



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N. Y. さん(30代/千葉県よりご参加) えにしだクラス





優月さん、えにしだクラスのみなさま。
そして、本原さん、スタッフの皆様。
先日はありがとうございました。

対面式のクラスをいくつか受講させていただいて、どのクラスも必要な学びだったとおもうのですが、その中でも私にとっては、いちばん知る必要のあることが埋まった感じです。

これまでの人生で、とりわけ、社会人になったあたりから、どんな選択をしても自分を信頼できませんでした。
なんでこんなに、何かを決めても迷うんだろう?
手放して選び直しても迷うんだろう?
自分を信じられなくて、他人の考え方を借りても違和感があって、また自分に戻ってきてもやっぱり信じられない。
何をやっても間違っているような気持ちが、心のベースになっていました。

その理由が知りたくて、私はこのクラスに参加したのですが、その答えはあまりにもシンプルでストレートでした。

Q.「なぜ自分を信頼できないのか?」
A.「自分を信頼していないから」

(優月さんのレクチャーは、発達段階のお話があって、この私のまとめ方は端折りすぎなのですが)私の問いの答えは、つまりはそういうことなのだ、と思いました。
この答えを得るために、私は10年もかかったのかと思うと、クラスを終えて数日は呆然とするばかりでした。

そして今は、誰かの庇護の下にいるわけでもなく、何かに舞い上がる感じでもなく、自分の心そのもの、それだけで安定して満ち足りた気持ちです。
この感覚は、生まれてからいままでにありませんでした。

かつて、自分で選んだことで人生にダメージを与えるような失敗をして、信じられなくなるような出来事が過去にあったから自分を信頼していないのですが、これからもう一度、自分を信頼しなおそうと思います。


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スノボのエッジの例え話を思い出しながら、自分を信頼するために、これから私にできそうなことは、日々一瞬一瞬のどんな些細な選択も、それが私が心から望むことか問い続けることなのだろうと思いました。

自分に誠実に、自分の望むことだけを選び、行動すること。
望まないことをうっかり掴んでしまわないように、細心の注意を払うこと。
それを習慣にしていきたいです。



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Y. S. さん(40代以上/兵庫県よりご参加) えにしだクラス





私は対面式のワークショップ・クラスは4回目で、毎度思うのですが、本当に密度の濃い1日となりました。Web.WORKSHOP で気づき、昔の古い習慣のグルグルから抜け出したつもりでいました。
でも、今回のワークショップを受けて、実はいまだに過去のグルグルに飲み込まれている自分をはっきりと認識できました。

そして、私はひとつずつ踏んでこなければいけないステップをひとつも通過してないことが分かりました。年齢に応じたステップをなにひとつ踏まないまま、最終ステップの年齢に突入していて唖然としてしまいました。
足元がぐらぐらなのは当たり前です。自分の方向性が分からないのも、ある意味当然だなと思いました。
その上、自己肯定感が少なく、ほとんど空のビーカーの外に一生懸命自分を有利にする何かをくっつけようとしていたことも再確認できました。
幸せを感じないはずです。間違っていますから。

過去の傷に対処する方法を今でも取り続けていることにも気づきました。そうではなく、私はビーカーをあふれさせるぐらいに自分を癒し続けていくことが大事だと分かりました。癒していくと誰でも自然とビーカーがあふれる状態になるとワークショプで教えていただきました。
そんな感覚がこの世界にあるなんて信じられませんでした。
今まで我慢の連続、思い通りにいかないことばかりだったからです。
そういう世界があるなら、私はそっちの世界で暮らしたいし、その感覚を味わってみたいです。今回のワークショップでそう強く思いました。


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チェアワークをやっていきながら、自分の心を感じるワークでは、回を重ねるごとに深く納得できる答えが出てきて、最後の質問の答えがでたあとは、なんだかスッキリできました。そして、いかに、私が昔の古い習慣にがんじがらめになっているかということも、現実に理解できました。
私は私に正面から向き合い、いままで経験してこなかったステップを、これからひとつずつ経験して、自分と結びつきを強くしていきたいです。

当日ワークショップ・クラスをご一緒したみなさま、ありがとうございました。貴重な時間をともにできて嬉しかったです。
前回お会いした方もいらして、自分のことにいっぱいでお声掛けできなかった方もいますが、それぞれの場所で回復に向けて歩いている仲間がいるって心強いなと思いました。

今回も、藤沢優月さん、ONSA のスタッフの方、たくさんの気づきをありがとうございました。



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C. W. さん(40代以上/埼玉県よりご参加) えにしだクラス





「変容(トランスフォーメーション)ワークショップ」から1週間、頭を低く必死にワークにしがみつきながら過ごしました。
一緒に参加された皆さんは、いかがでしょうか?

ペイフォワードを書くときいつも感じることですが、1週間経っただけなのに、当日のことがまるでずっと前にあったことのように感じられるので、不思議です。
(当日メモをいただけて、助かりました)

「変容(トランスフォーメーション)ワークショップ」は、私が想像していた内容と大分違いました(私は今までの価値観、立場、行動が変わることを変容と思っていました)。
又、「地味だ」と言われるワークショップ・クラスだそうですが、私にとっては気づきの宝庫だったので本当に参加して良かったと思っています。
なんというか、全体を見渡せたので、日頃腑に落ちなかったこと、点だったものが、ゆっくり線となってつながってきた感じです。

私にとって「変容」=「不可逆のステップ・テーマ」を留めていたものは、「こわい」でした。
そして、傷つき癒しが必要なところは「信頼」でした。
「信頼」で傷ついていたから、怖くてなかなか人に心を開けなかったし、心のどこかで人を信じられなかった。
そして、心理的に「信頼」が抜けていた上に(土台がゆらいでいる上に)、実年齢のテーマがやってくる。そのテーマをこなさないと非難されるから、無理して背伸びして上のテーマをこなす(実際にはこなすふり)を繰り返していたと気付きました。

だから、いつまで経っても自分が分からなかったし、からっぽだったし、人生が開ける感覚が持てなかった。
だから、自分に合った現実的な選択(愛・仕事)が出来なかった。
周りが実年齢のテーマを楽しんでいるのが、なぜか分からなかった。
自分の中から「次のステップへ行きたい」との思いが湧いてこなかった(だから、自分の人生も実際停滞している)。

10代や20代の頃、特に実年齢より低く見られることが多くて、それがコンプレックスだったこと。それがいやで、周りの真似をして演技していたこと。
人が仕事に真剣に悩んでいても、なぜそうなのか分からなったこと。
他の人のコメントと比べて、自分は仕事に対するコメントが少なく、家族に対するコメントが多かったこと(私なりに真剣に仕事に取組んでいるし、責任は果たしていると思う。ただ、「仕事」への関心の比重が少ない気がする。今取組んでいる仕事は、私にとって「愛・仕事」ステップの「仕事」と言えるだろうか?)。

今問題が起こっていても、子供のような反応が出てくること。
足りない、足りない。なんだか、いつまでたっても自分の人生に納得できないこと。


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それらすべてが、つながりました。「人生 = 不可逆のテーマが積み上げられていく」の土台のもろさが原因でした。
私は自己肯定感のなさを埋めるため、自分の外側に色々求めたりくっつけたりしてきたけれど、私がしてきたことは人生の歩みを止めさせるようなことだったかもしれない。

「信頼」でつまずいていたとは、あとどれだけ自分を癒し成長させればいいのか途方に暮れ、正直気が遠くなっています。
それでも、そこを癒さないと前に進めない。
そして、つまずいた所や今後の道のりがはっきり分かったのだから、「愚直にでも進めばいい。やるしかない」と開き直るしかありません。
今、「習慣」を変えて「正しい泳ぎ方」を学べていること、「肯定的な NO」を知ることが出来たことは本当にラッキーなことなので、大切に進みたいと思います。

それから、今回大切にしたい言葉(考え)に出会えました。
「許す」ことです。

「許す」=「自分を癒すために、自分のテーマを妨げていた人たちに、自分の境界線の外へ出て行ってもらうこと。自分からつかんでいた手を放すこと」
なんだか、自分のことを言い当てられたようでした。

私は「あなたのようにならない」(家族に対する反抗、反応)で、大切な時間を自分の人生を発展させることと逆のことに使ってきました。
忘れたいと思いつつ、心のどこかに「許せない」「あやまらせたい」思いがあって苦しかったし、そう思うことで忘れたい相手、出来事と一緒にいました。自分から相手の手をつかんで、自分を苦しめていました。
気付けたからといって今すぐ出来るようになる訳ではないけれど、辛くなった時思い出して、大切な自分と自分の時間を守りたいと思います。

最後になりましたが、優月さん、スタッフの皆さん、一緒に挑んだ皆さん、本当にありがとうございました。
(お昼にお話しできたお二人へ お話出来て嬉しかったです。おかげさまでよい気分転換になりました)
安心できる雰囲気を作って下さったので、私は思い切ってチャレンジ出来ました。
今思うと、ワークショップ・クラスのテーマからそれた事も沢山話してしまったのでは…と、内心冷や汗をかいています。温かく受け止めて下さって、感謝しています。
と同時に、私はこれまで自分の問題や痛みを人に話すレッスンが、とてもとても足りていなかったことに気付けました(人の問題や痛みはいやというほど受け止め続けてきたのにね)。
これからは、へたでもほんの少しずつでも、自分のことを話す、それを許すレッスンをしていきたいと思います。

私はまだ道半ばと感じているので、自分の心が納得するまで「自分癒し」を続けたいと思います。
又どこかでお会い出来たら、宜しくお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

P. S.
受講を迷われている方、続けるか迷われている方へ
私は対面式ワークショップは今回で3回目だったのですが、今回が一番何かをつかめた気がしています。
もし、1回参加して「私には変化がなかった」と感じている方がいらっしゃったら、もう少しだけねばってみて欲しいな…と思います。



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Y. W. さん(30代/愛知県よりご参加) えにしだクラス





優月さん、えにしだクラスのみなさん、先日はありがとうございました。
横浜でみなさんとご一緒できたこと、とても嬉しく思っています。

私は、「変容(トランスフォーメーション)ワークショップ」を受けるのは今回が2回目です。
1回目は2年ほど前に受けました。

今回のワークショップ・クラスで、私はとても大きなショックを受けました。
自分が、親への復讐のために生きてきたこと。
自分のこれまでしてきた努力が、すべてその思考の上に重ねたものだったこと…。

自分につきつづけてたウソに直面した時、信じられない思いでいっぱいでした。
でも心は「ああ、そうだ」と瞬時に納得していました。
私は、怒りを原動力に、これまでの人生を生き続けていました。
その感触や感情は揺るぎなく、私はどんな知恵を使ってもこの存在を打ち消すことはできないと思いました。

私は、人を信じたいとか愛せるようになりたいとかを願い続け、私らしく生きて、周りの人も幸せに…なんて人生を追い求めていました。
でもその実、私は「人なんて信頼できるわけがない」「みんな、だいっきらい」と鋭い目で睨みつけ、一歩たりとも相手に近づこうとしていませんでした。
(その目は、兄が私に向けてきた殺意に似た目にも見えます)

表に見える「いつもみんなに優しくて」「明るくて楽しげ」な私。
それはそういう明るい部分だけ見せて、暗い部分には一切人を近づかせない、私の防衛でもあったのだと気づきました。


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私は、親を憎んでいました。
お酒や暴力におぼれた親からの攻撃を一身に受けて、「私はこんな人のようにはならない。清く正しい私になって、私が正しかったと見返してやる」という思いで必死に努力し、これまでの人生を生きてきました。

そのことに気づいて、いろんなことのつじつまが合ってきました。
愛とか前向きさとか、人への接し方とか…表面上は「いいこと」に思えた学びも、私の場合は動機が「親への復讐、怒り」になっていたんだ…。

正しい人になるために、私は私にフタをし続けた。
私は “私” であることを捨てることで、過去の汚さや痛みを清算しようと思い続けていたんです。

ショックでした。
知らなきゃ良かった、でももう、元には戻れない…。

クラス後にはもう何が何だかわからず、ぼーっとしているばかりでした。
でも衝撃だけはしっかり残っていて、私の身に起きたことを示していました。
まさに変容…不可逆とはこのことか…と思いました。

その後の一週間は、とても一週間とは思えない感じです。
ショックが大きくて、今までのワークショップ・クラスで一番クレンジングリアクションがきつかったです。
翌日は会社を休んでひたすら寝ました。

私は「チェアワークを1日10回以上やった方がいい、頭で片付けるのではなく心で感じて」というアドバイスをいただいたので、できるだけまめにチェアワークをしています。
まだまだ、うまく心とつながれる時とそうでない時はありますが…。

以前と比べると体がやわらかくなってきました。
力を抜くという感覚も少しずつ実感しています。
これからも続けたいです。

心の中は行ったり来たりを繰り返しています。
でも、その中でも、クラスで教わった「自分に正直に」をできるだけがんばってます。
まだまだ、むずかしいけれど…。
心が迷ったりぐちゃぐちゃになった時の、心強い灯台のようです。

そんな中で、私にとって一番大きかったのは、
「私は、親への復讐のために生きていたんだ」ということを、ただそのままで「そうだったんだ」と感じ続けたこと。
私の中の怒りも、そのままで感じたこと。
そしてそこから、傷ついた私の思い出や思いに触れていったこと。
「気づくことが癒すこと」今もそれを繰り返し意識しています。

そのままで感じ続けることは、苦しいし、痛いです。
身が持たなくて「もう無理…」ということも何度もあります。
でも、痛みを合理化してごまかそうとせず、痛いけどふんばって、その感情を「感じ続けていく」と、ある地点でふっと「抜けた」と気づく。
心がくつろいでいくのがわかる。

今までの、がちがちだったガードが少しずつとけて、緊張が抜けていく感じ。
私はこのがちがちした思い込みや執念で、私を痛めつけていたんだなぁ。
そんなことにも気づきました。
痛みの最初のきっかけは外側(親など)であっても、その痛みを長引かせているのは私であるということ。
クラスで教わった「24時間、イヤな人と一緒にいる」まさにそのことだと思います。
早く手放していきたい。境界線を整えて安全にしたい。

そんなこんなで1週間を過ごし、私は週末に自助グループに行きました。
昨年末に行ったきりで、2回目の参加。
私はそこで「親に復讐したくて生きてきた」「私は怒りでいっぱい」ということを語りました。
話している間、全身が熱を持ってじわっとしました。
TAT を受けた時に感じた感覚に近かったです。

話してる間は必死でしたが、終わってから「ああ、抜けていったんだな」と思いました。
そして、私の話を聴いて反応し、思い出したことを話してくれた方がいました。
その方の言葉や気づきに、私は涙が止まりませんでした。
一人では得られなかった(得るのに時間がかかったであろう)気づき。
大きな癒しをいただきました。

私の癒しや回復は、まだまだ道のりの途中です。
昨日は「自分がない」ということへの強いショックを受けました。
第二波に、やられました。
(でも寝て、ごはんつくって、日常の動きで少し切り替えられました)

ひどく落ち込んで、もうどうしようもないと思ったけど、でも…時間をとって『未来日記』を書いたり、チェアワークをしたら
「今日は “うまくいかなかった” のではなく、私のありのままを勇気を持って感じ取った、素晴らしい一歩の日だったんだ!」
と気づけました。

うまくいった、いかないは、外側の結果とかじゃなくて、もっと大きな…深いところで起こる心の動きなんだなぁと思いました。

こうした心や体の波を身をもって体験し、受けとめられるようになったことも、大きな前進だと思っています。


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私が今回のワークショップ・クラスでいただいた一番のことは「自分に正直になり、素直に受けとめる体験ができた」ことです。
安全な場所、否定されずに真剣に聞いてもらえる場所で、自分の正直な気持ちを口に出せたこと。
それによるショックをごまかさずに受けとめ、その痛みや苦しみを感じきったこと。
感じても私は壊れないし、感じ続けていけばいつかは抜けられるということ。

そのプロセスをクラスで体験することができたから、その後、同じようなショックが起きても、時間はかかっても自分で通り抜けることができた。
「一度できたら、次もできる」そんな勇気と自信を得ることができました。
これからの大きな支えになってくれると思います。

理想を捨てること、幼い頃の憧れをおろすこと。
それはあきらめるとか、投げ出すことではなくて、間違った思い込みから私を解放してゆくこと。
それが私にとって、大きな変容のカギになると思います。

地味で大変だなぁと、つくづく思います。
日常生活や仕事のはざまで、もうイヤ! と投げ出したくなることも、きっとこれからもあるでしょう。
でも、今回のクラスで得た経験が、私の人生を大きく押し出してくれているという生きた実感があるから、私はこれをたよりに、ヨロヨロとでも前に進んでいきたいと思います。

優月さん、えにしだクラスの皆さん、ありがとうございました。
(お昼をご一緒してくださったCさん、Yさん、楽しかったです!)

みなさんの人生が幸せでありますよう、祈っています。


| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。