2014.01-04月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(2)コース2/STEP.1(後期日程)」でるふぃにうむクラス

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Y. S. さん(30代/大阪府よりご参加) でるふぃにうむクラス



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この三ヶ月の変化は、全て私の内側で起きたことで、外側は何も変わっていません。
そして、いま、私にはこれで十分と感じます。
今のほうが、一年前より、二年前より、幸福です。
外側の環境に依ることなく、私が幸せと感じることができるのです。

私へ
三ヶ月間、ありがとう。歩き通すことができたね。
涙が止まらなくて目が涙で溶けそうだった時があった。

いつ出るのか自分でも制御不能だった涙は、いま、収束して、お風呂中に流れるようになっているね。
もうこの道路に飛び込んでしまいたいと思うほどの絶望の次に出てきたのは、信じられないくらい暖かい感情だった。

時に内側が幸福感と高揚感に包まれて何もしなくても幸せと感じた。
こんな美しくて暖かな感情を自分が持っていたことに驚き、そして哀れみでいっぱいになった。
怒りでそこらじゅうのものを壊したくなった。
三ヶ月で九年分くらいの感情を味わった気分です。

あなたのことが大好きです。
どんな感情も安全に安心して感じられるように、これからも環境を整え耳をすませていくね。
ありがとう。



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T. Y. さん(40代以上/千葉県よりご参加) でるふぃにうむクラス



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振り返ってみると、こんなに自分のことをたくさん書いたことはありませんでした。
毎週の課題に必死にしがみついて、12週間はあっという間でした。
こんなにたくさん考えて、感じて、書いていたんだ、とびっくりしています。

わたしは自分が共依存だということをわかってはいたけど、受け入れてはいなかった。
自分に問題があってはいけなかった。
自分が共依存なんて問題を抱えていてはいけなかった。
共依存という問題の大きさ、根の深さ、そして自分自身がどれほど大きな影響を受けているかを知って、やっと自分と向き合うことができたと思います。

これまで、自分は強くてしっかりしているほうだと思っていました。
なぜなら、そういわれることが多かったから。

でも、そうではなかった。
わたしはうまくいかないことは全部自分がダメなせいだと批判し、だめな自分を誰にも見せないように必死に切り離していました。

うまくいかない自分、失敗する自分を人に知られるとわたしから離れていってしまう。
それがとても怖かった。だからダメな自分は非難し、なかったことにして、見ないようにしていました。

自分が思ったこと、感じたことをなるべく見せないようにしてきた。だって、辛い目にあってしまうかもしれないから。
だから辛いこと、悲しいことはすべて一人で抱え、ずっとガマンしてきました。
いろんな思いを全部、わたしが悪いとフタをしてきました。
それは自分からも見えなくなり、そして自分が見えなくなっていたのでした。


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わたしはこれまでずっと、どうして他の人に自分の心を開けないんだろう、と思っていました。
わたしが自分をダメだと思っていた。
そんなダメな自分は決して知られてはいけないと思っていた。それは心の奥深くに根付いていて意識することもなく、まったくわかりませんでした。

わたしは厳しい家庭でそだち、そこではわたしが自分のままでいていい、とは思えなかったので、外に自分の存在を認めてもらうしかなかった。
自分がどうしたいか、どう感じるかより、他の人がわたしのことをどう思うかのほうがずっと大事だったのです。

わたしはわたしを認めてほしかった。わたしの味方でいてくれる人が欲しかった。
そのために自分をすこしずつ削って、すこしでもわたしがよく見えるように。あの人に、わたしを認めてもらえるように。
そうやって自分を創る方法しか知らなかった。

自分が育っていないので、なんとか外につかまって、不安定な足場の上で必死にバランスを取ろうとしていました。
年をとるにつれて足場は上にむかって伸びてゆき、より不安定になり、必死に外につかまろうとする。
内側の空洞は大きくなるばかりで、一歩ふみはずして世界が崩れてしまうことを心のどこかでいつも恐れていました。

ダメなわたしを批判する自分も、知っている方法で必死に自分を守っていました。
わたしのいいところ、できるところを見せて、自分を認めてもらわないと。ダメなところを見せると人は離れていってしまう。

すこしでもよりよく、豊かに生きていけるように。
それ以外のやり方があるなんて思いもしなかったし、それ以外の世界があるなんて考えたこともなかったのです。

そしてそんな状況、辛い、悲しい、怖い、しんどい、と感じる自分の心を麻痺させ、必死に外に依存している状態を自分ではまったく気がついていませんでした。

そうやってずっと生きてきたので、そういうものだと思っていたので、わたしはそれ以外の世界を知らず、自分で生きていく方法を何も知りません。


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「i – message」で自分の意見を言う、とこれまで他のワークショップでも何度もやってきました。
でも、自分の意見はほんとうに自分の意見?
これまで自分の意見と思っていたものは、自分がすでにもっている「こうあるべき」と思っている枠にはめて、あうかあわないかで決めていたのでは?

わたしはこれまで他人に自分を認めてもらうのに忙しく、自分で生きていく方法を何も知らないのです。
うまくいかない自分、失敗する自分、弱い自分をさらけだして、これから、1から始めないといけない。
なんてひどい。

できるようになるまでには時間がかかる。そして失敗もたくさんする。
ひとつひとつを積み重ねて、できるようになっていくしかない。そうするしかない。
それでいい。そうすればきっとできるようになる。
自分の足で立って、自分の心で生きていけるようになる。

1年後、3年後、5年後、10年後の自分のために。
そして、今のわたしのために。


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3ヶ月間、この場があったことにとても感謝しています。
わたしがわたしのままで存在できる場所でした。
どう感じても、なにを言っても大丈夫。
安心して自分と向き合うことができ、思ったこと、感じたことを外に出すことができました。

藤沢さんの励ましと率直なアドバイスで、自分を見つめながら時間や現実、周囲とのつながりも考えることができました。
クラスのみなさんの書き込みを読みながら、そうだ、と気づきをもらったり、共感したり、真剣に取り組んでいる人たちと一緒だということに強く支えられていました。

短いけれど、わたしにとってはとても大きな意味をもつ時間を一緒にすごせたことに感謝しています。
みなさんがそれぞれの場で豊かで暖かい時間を過ごされますように。



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K. O. さん(30代/神奈川県よりご参加) でるふぃにうむクラス



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ONSA Web. WORKSHOP を1年間続けてきて、ようやく内面の変化を実感できるようになってきました。
今回、より深く気がつけたことがいくつかあります。
気づきの深さっていうのは、きっと何段階かあるんですね。
本とかもそうですが、何か気がついた後にもう一回読むと内容の捉え方が変わっていることに気がつきます。

一つは、回復と達成は別の軸だということ。
だから、何かを行動して達成することよりも、自分の内面、特に感情の観察に注力しました。

二つ目は、自分の巻き込まれていることにより深く気がつけたことです。
共依存の怖いところは、そのことがあまりにも自分にとって当たり前すぎて、問題と認識できていないところです。
私は、世間体に巻き込まれていることに気がつきました。
自分の心が願っていることをかなえたいけれど、その前提として、世間体も保ちたい。そういう思いが自分の中にあることに気がつきました。そして、その二つは両立しないことにも気がつきました。
両立しないことをかなえようと必死でした。だから、とても苦しみました。

三つ目は、頭で考えることの限界に気がついたことです。
私が今回、一番苦しんだことは、「正しい行動を選択したい」という強い思いでした。
これまで散々苦しんできたのだから、これからの人生は間違いたくないという気持ちです。

だけど、そんなことが無理なことなのは冷静に考えればわかることなのですが、私は外側(優月さんのメッセージや本など)に正しい答えを探しながら、頭でぐるぐる考え続けていました。
自分のしようとしている行動が正しいかどうかの判断基準を探していました。そして、自分の意見がないから、振り回されてしまうのだということに気がつきました。そこまで追い詰められて、ようやく自分が巻き込まれているものに気がついて、そして、私が信じるものは、結局「自分の気持ち」で、自分を大切にすることが一番なのだ、というところに戻ってきました。
ずっと、優月さんがいっていることですよね。

ここまでくるのに、とても遠回りをしてしまった気もします。
だけど、私には私に必要なだけ時間がかかる。それを温かい気持ちで受け入れたいです。


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でるふぃにうむクラスのみなさん、3ヵ月間一緒に歩いてくれてありがとうございます。
書き込みを読んでくれている人がいるということに、とても感謝しています。
優月さん、スタッフのみなさんにもこの場を主催していただいていること、感謝いたします。ありがとうございました。



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I. N. さん(30代/広島県よりご参加) でるふぃにうむクラス



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いつからそうだったのか分からないけれど、私は自分が不細工で何の取り柄もなく、ありのままの自分でいたら誰にも好かれないと思っていて、自分のことが嫌いでした。
自分には価値がないと思い込んでいて、そんな「価値のない自分」を他人に知られたくないと必死で自分以外のモノになろうとしていました。
生きるのが楽しくなくて苦しくて、でもその原因は私が精神的に弱いからだと信じていました。
そして、精神的に弱い私は人生の負け組だと思っていて、そんな自分が嫌で認めたくなくて「ちゃんとした常識ある立派な人」になろうとジタバタしていました。

社会人になってからは「○○をすれば人生が良くなる」という「魔法の解決法」を探してばかりいました。正直なところ、OFFICE ONSA のワークショップ・クラスに参加したのも、「魔法の解決法」を知ることが出来ると思っていたからです。
対面式のワークショップ・クラスに何回か参加して、自分の生き難さの原因が掴めそうだと感じていた時、仕事の関係で対面式ワークショップ・クラスに参加が出来なくなりました。
ですので、Web 上でワークショップ・クラスに参加できたのはとても幸運だと思いました。

Web. WORKSHOP に参加して、知識を少しずつ得て、様々な角度から自分と向き合い、知識と自分の体験を照らし合わせて自分の感情を言葉にのこして…。
何度も何度も繰り返してやっと自分の生き難い原因が「家族問題」「共依存」にあると受け入れられるようになりました。「魔法の解決法」が無いことも受け入れられるようになりました。

仕事が忙しかったり、気分が落ち着かず集中できなかったりして、ワークショップ・クラスの課題を提出できなかったこともありました。
予定があってもスケジュール帳に何も記入せず、真っ白なままでいた日もありました。
自分と向き合ってもすぐに答えがでず、上手くゆかないこともあります。
それでも、自分は落ちこぼれで何もできないダメな人間だとは思わなくなりました。
何度も何度も失敗しても、途中で休んでも、再びチャレンジすることを自分に許してあげることが出来るようになってきました。

Web. WORKSHOP に参加している皆さんの投稿も励みになり、私にたくさんの気づきをくださいました。本当に感謝しております。
これからも、共依存からの回復に向けて、自分と向き合っていこうと思います。

OFFICE ONSA スタッフの皆さま、優月さん、でるふぃにうむクラスの皆さん、本当にありがとうございました。



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T. I. さん(20代/愛媛県よりご参加) でるふぃにうむクラス



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でるふぃにうむクラスの皆さん、お元気ですか?
あっという間の3カ月でしたね。

PAY FORWARD を書くためにこの3カ月を振り返ってみて、いろんなことを感じています。

まずは私にとって「共依存」って何なんだろう…?

今感じているのは、自分のことなのに自分で決めることができない状態だということ。
他人の意見や都合ばかりを優先して、自分の人生なのに自分で決められない。
本来、自分で自分の気持ちを感じて、考えて、決めていくべきところを、“誰かの”都合で
決めようとしてしまうこと。大切な決断をする時に頼れるはずの“自分”がいない。
それをこの Web. WORKSHOP に参加していく中で、ひしひしと感じるようになりました。

“自分がいない”から、それをてっとりばやく補うために“他人の意見”や“他人とのつながり”(共依存な関係)が必要になる。
「自分がない」という事実を認めて、地道にこつこつと“自分”というものを探したり、自分の足で歩いて行ける力をつけるのではなくて、誰かに何とかしようとしてもらおうとする。また、それが現実的に可能だと思い込んでしまうこと。

また他人に重心があるから、実際に“自分ができること”ではなくて、“他人から見てできているように見えること”を重要視してしまうことも問題だなと感じています。
確かに、失敗ばっかりは格好が悪い。皆は普通にできているのに、私の年齢で一から始めるのは辛い。思わず上手くいっていて何も問題はないというふりをしたくなる。

でも、それこそが他人重心で、共依存的な考え方なんだろうなと思います。
だって、そんなふりをしてみたところで、実際はできないんだから。
私にとって、ここはなかなか難しいところだなと感じています。
“他人にから見てどうなのか”ということでごまかさずに、“実際の自分がどうなのか”を認めるのは、とても勇気がいることだから。

でも、私はもう今のままは嫌なんです。
だから、他人から見てどうなのかよりも自分が自信を持って“できる!!”と感じられるように、時間がかかっても、再訓練を続けていって本当に“できる”ようになりたい。
28年間もかかって今の状態になったんだから、回復するまでにも同じくらいの時間がかかるかもしれない。
今の私には本当に気の遠くなるような時間です。
でも、諦めずに続けていこうと思っています。だって、私をちゃんと大切にしてあげたいから。
これからもどうぞよろしくお願いします!



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S. H. さん(30代/東京都よりご参加) でるふぃにうむクラス



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本当に、ONSA Web. WORKSHOP を受講した ONSA での3か月は密度が濃くて長く感じました。
その一方で、日々の自分の毎日を振り返ると、あっと言う間の3か月。このギャップ感には戸惑ってしまう程です。
私がこのワークショップ・クラスの初めに宣言した、ワークショップ・クラス後はこうなっていたいと思った自分にはまだまだ到達していませんが、明らかにこの3か月は私のこれからの人生においてなくてはならない時間だったと思っています。

泣くこと
怒ること
現実と向き合うこと

このことがやっぱり今の私にはもっともっと必要なことみたいです。

何十年とフリーズされてきた自分のココロを溶かすにはまだまだ時間が必要だ、ということも解りました。
疲れてる時、ものごとがうまくいかない時、前向きになれない時、誰かに承認を求め歩くことも少なくなりました。

外側はまったく変化のない3か月でしたが、内側は3か月前と全然違う。
だからこれからも、回復するまでずっとずっと正しい知識を増やすこと、忘れない環境に身を置き続けること。
そして、自分と向き合うこと(自分の味方でいること)を私のライフワークにしていこうと思います。

ほんの数か月前まではかなりなめていた「共依存症」の怖さや、このまま放置した時の恐ろしさを知りました。
この怖さに気がつかず心を麻痺させながら生きてる人は、世の中にたくさんいると思います。
「みんな、早く気がついて」って私は叫びたい。
本当に本当に、怖いから。

これからも、進んだり戻ったり、転んだりすると思うけど、私はあきらめません。
だって私をシアワセに出来るのは、もう自分しかいないんだから!


| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。