2016.04-07月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(3)コース3/STEP.1(前期日程)」いずよしのクラス

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タイトルはじまり目印

A. K. さん(30代/北海道よりご参加) いずよしのクラス



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藤沢さん、今回同じワークショップを受けた皆さま、今回もありがとうございました。
12週にわたってコツコツ自分を掘り下げて行く作業は、一人ではできないものでした。
「コース3/STEP.1(前期日程)」は、「今」と「過去」を掘り下げることで、「未来」へ視点が向くようになっているので、気持ちも外へ向くようでワクワクしました。


文節区切りの線

今回のワークショップは引っ越しとタイミングが重なったこともあり、様々な環境的要因が変化した3か月でした。
4月には引っ越しと片付けと各種手続きに奔走。
5月には夫に後押しをされながら説得した母が、単身でこちらに来てくれて、ほとんど初めて母を独占して、二人で色々な気持ちを話しあう時間を持つことが出来ました。
6月は雨と低温と暴風の中で鬱々とした時間を過ごし、7月は弟夫婦が旅行の一日を割いて近くまで来て、夫婦二組で過ごす時間を持ちました。
自分のルーツに携わる人のことを課題で取り組みながら、現在のその人たちと話し、心の整理をしたり、心が大揺れになったりの3か月でした。

そんな日々の中でも課題と繋がり続けていることで、課題文に書かれていることがすとんと腑に落ちたり、ワークショップをしていなければ流してしまうことにいくつも気づきました。
そのせいか、出来事が課題とリンクしていると思うことも頻繁にありました。


文節区切りの線

第一週の自己紹介で、私はこう書きました。

「私がこの12週間で乗り越えていたいテーマは、自分の『好き』『幸せ』『続けられること』を、体験を通して感じることです。
私の素直な気持ちをよく知り、感じることです。
私は、自分が興味がないことや嫌いなことはよくわかります。
ことによっては、強く拒否し、攻撃的になります。
でも、拒否や攻撃の裏側には、私が私の歴史の中で諦めて来た望みや、不当に境界を侵され続けた悲しみがあります。

私は体験して、感じ、感じた気持ちを話したいと思います。
そうして、素直な自分の気持ちや『好き』『したい』と繋がって行きたいと思います。
そういうことを、自分に無理な負荷をかけずに一歩一歩試したいと思います。」


3か月が経ったいま、私は相変わらず不安に駆られて暴走しそうになりながら、何とか「今ここ」に踏みとどまっている感じです。
混乱した時にはすぐに「『0か100か』の状態でいうと、0だ!」と自分を裁いて、投げ出したい誘惑に駆られます。

けれど、私が眩しく、羨ましく感じる人たちは、そういう時にコツコツ投げないで何十年も歩いて来たはずです。
諦めて投げっぱなしにするには、私のこの先の人生はあまりにも長いし。


文節区切りの線

この7月に、十数年来の友人が亡くなりました。
彼女は統合失調症を患っていましたが、ごく普通に楽しく話せる時もあり、年に数回、彼女の調子の良い時に、電話をしたりお茶をしたりという付き合いでした。
病気の辛さ自体は私には想像しきれません。
彼女の人生の中では、病気のせいでできないことが山ほどありました。
大学、就職、結婚、元気に出かけること、人間関係を深めたり広げたりすること……。
そういうことをしたかった、でも出来なかった。

病状の浮き沈みやチャレンジへの失敗の繰り返し。
これからどうすればいいのか、何ができるのかわからないという彼女の不安を、私は彼女の言葉の端々に感じることがありました。

私は、病気のせいで人生のやるべき時にやるべきことを出来なかった彼女のことを、他人事とは思えませんでした。
私にもたくさんのやり残しがあり、その負債は、膨れ上がって、今の私を苦しくさせているからです。
彼女と同じ土俵に乗せる話ではないけれど、負債を負って生きる怖さは、リアルに感じ始めています。


文節区切りの線

私が周囲を見回して自分と比較して、結構凹んでしまうのも、そのくせ目標設定が高くなりがちなのも、まだまだ習慣だから仕方ない。
でも、目標の何割か、何%かでも、前向きに取り組んで進んだのなら、それはそれでいい。

この3か月で思うように進まなくても焦らない。
投げないで、そして孤独にならないで、負債を返して行く。
辛い時は、同じように辛い人の気持ちがわかる時だから、そういう人を想って電話やメールで繋がってもいい。
ワークショップに書き込んでもいい。

次の3か月は今よりもまた少し、「今ここ」を大切に生きられるようになりたいと思います。




タイトルはじまり目印

T. Y. さん(40代以上/千葉県よりご参加) いずよしのクラス



タイトル下の線


「コース2」を何回か繰り返して、わたしは過去をしっかり振り返ったつもりだったけど、まだ先があったのか! という感じだった。
過去が現在とどうつながっているのか、今のわたしが過去からどんな影響を受けているのか、新しい見方を知りました。

自分が好きなことも、自分が陥りやすい罠も、全部自分の過去の中に埋まっていた。過去を振り返ることで、今のわたし、そしてこれからのわたしにつなぐことができる。そのためには、自分が振り返らないようにしていた過去と向き合わなきゃいけない。


文節区切りの線

仕事、夢。0か100かではない、1から99の間の道を今までは探していなかった。
わたしは本当に失敗することを恐れていたな、と思う。

そして、間違えた自分を責める。
自分で決断することを恐れていた。自分を他人に預けたまま、ここまできてしまった。


実際に自分が使える時間が少ない。そして、自分が抱えている問題からの「回復」はまだ道半ば。「回復にはそれまでの2倍時間が必要」と言われて、どうすればいいの、という気持ちだった。
何年この問題と向き合い続けなきゃいけないんだろう。わたしに人生を楽しめる時間なんかあるんだろうか。
そう思うと、怖くて先のことなんかできるだけ考えたくなかった。
数字で見るのが怖かった。

これまで「共依存」の世界で過ごしてきた時間はあまりにも長く、「回復」にむけて動き出した時間はまだほんのわずか。
それでもカレンダーでは年単位の時間がたっているんだけど。
実際に費やしてきた時間はこんなに短かったんだ。


文節区切りの線

しらふでいること。平和な時間をすごすこと。
それも、わたしにとっては新しいことだった。
刺激があまりにも普通になりすぎていて、刺激があることが日常になっていた。知らないうちに自分が求めていたのだった。
そして、それが普通だと思っていた。

自分で決められない、自分を他人に預けてしまう、刺激に酔ってしまう。
そうしてわたしは自分を失い、自分が見えなくなっていた。

これから時間をかけて取り戻さないと。
本当に本気にならないと、時間がどんどん過ぎてしまう。
わたしの人生がどんどんなくなってしまう。


怖くて怖くて、がちがちにコントロールしないと安心できない世界ではなく。
崩れそうな土台の上で、必死にバランスをとるのではなく。
安心で、もっと豊かな生き方がある。

未来のわたしのために、そして今のわたしのために。
過去の自分、そして今の自分と時間をかけて向きあい続ける。




タイトルはじまり目印

H. N. さん(30代/香川県よりご参加) いずよしのクラス



タイトル下の線


今回も三か月間お疲れさま。
仕事が忙しい時期と重なって、現実問題として時間が取れなくなって、
まだまだ時間の使い方に工夫が必要ということに気づいたね。

そんな時でも、自分責めに時間とエネルギーを使わずに、
「どうすればいいかな?」と行動の方に目を向けられたのは、
いままでのワークショップの経験も生きているということもわかったね。

自分がいつも自分を守るために色々頑張っていたのもわかった。
過去の失敗として記憶されているものもあるけど、
自分が自分を一番に守る行動をとっていたのだな。ということが、
ワークを続けて分かったよ。
ありがとう。

これからは、今まで以上に自分が自分の望みをどうかなえていけるかも考えて
日々の選択をしていきたいと思っているよ。

いつも私の考えに付き合ってくれる「私」ありがとう。
これからも、自分が幸せな状態になるように、日々選択していくから見ていてね。



| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。