K. K. さん(40代以上/宮城県よりご参加) えるつクラス
今回2度目の「コース0/STEP.1」。
昔の自分だったら、一度終わった課題に再度最初から取り組むなんてしなかった。
学校の宿題も、仕事上の課題的な物も、一応こなしてはいたけれど、その時のやっつけ仕事。
幸か不幸かそれができるくらいの能力はあった、ということでもあるけれど。
何のためにそれをするのか、ということは考えず、課題要綱の表面、既定の書式の部分だけさらりと読み流し、関連書籍の要約だけを斜め読みして引用文献のリストだけは長く、文章も体裁だけは整えて、とにかく締め切りには間に合わせ、「既定の体裁通り。締め切りにも間に合ったよ。文句ないでしょ?」って投げ捨てるように提出し、後は野となれ山となれ。
後日発表のために読み返して「この一見偉そうだけど、実は内容が浅い文章って、私が書いたのだっけ? 突っ込みどころ満載…」って、がっかりすることも結構あった。
でも、のど元過ぎれば何とやら。「次は頑張ろう」なんて思っても、日々の生活に紛れて忘れている。たまに思い出しては進歩ないね」って軽く凹んでも、また日々に紛れて同じことの繰り返し。「だって忙しいんだもん、仕方ないよ」って自分に言い訳していました。
毎日の生活もそんな感じ。
いろんなことに興味があるのはいいことだけど、いろんなことが三日坊主。
ちょっとやってモノにならないって放り出すモノゴトばかり。
モノとの付き合い方も同じ。それなりの収入はあるし素敵なものは好きだから、一瞬目を奪われたモノはすっと買っちゃうくせに、手入れはしない。すごくいい服もバックもタンスの肥やし。
ONSA の Web. WORKSHOP も「コース2」の終わりにまで来ていたけれど、得意の「こなす」やり方になっていることに気が付きはじめ、次に進むのがいいのか? と迷っていた時、私には「(課題を)きれいにまとめるのではなく、もっと自分の思いを語ることが必要」ってアドバイスを貰って、やっぱりそうだよね、とちょっとがっかり、ちょっとほっとしながら、それなら思い切って! と一番初めのコースへ。
朝に夜に、時間があれば課題に向き合いました。
「またこれだよ!」と思うこども時代に受けた心の傷、それに影響されて今も苦しんでいること、そんな過去からとにかく何とかその状況を潜り抜けようとしているうちにこども時代にこどもなりに努力して、いつしか習慣になってしまった、自分の意志ではなく相手の反応を優先してしまう行動の仕方や、共依存の典型的な症状が見事に出ていたこと、私にそんな傷を負わせておきながら気づきもせずに相変わらず下品な大声で笑っている加害者たち、過去や現在生じてしまっている問題、いろんなことに悪態をついている自分。被害者なのに誰かが償ってくれるわけでもない。
結局私が私を回復させるしかない。
負わされた傷の深さ、傷を負いながらも一生懸命生きてきたのに結果として生じさせてしまった負債の大きさ、被害者なのにその負債は私が償わなくてはいけないこと、私自身を回復させるには後どれだけの時間が必要なのか、私がすべきことの膨大さにも改めてため息がでます。
口惜しいし、悲しいし、いまだに加害者への怒りも収まりきらないし。
それでもできることからやるしかないのだ、私の我流のやり方では破綻してしまったのだから、科学的に証明されている方法を基礎からやり直すのがきっと一番早いのだと、何度目かの肚をくくりました。
よりよい人生を送りたいという気持ちで、何度も再出発するのは恥ずかしいことなんかじゃない。
一度でできたらそれに越したことはないかもしれないけど、うまくいかない、って本当に困らなければ工夫もしない。変化させようともしない。その場しのぎでも、一見うまくいっているようなことをひっくり返すのは勇気がいるけれど、その場しのぎのことでしのいでばかりいた私には、結局大きな負債が残ってしまいました。
そんなことなら最初から負債を作らないような生き方ができていたらよかったのになぁと思いますが、もう一度、赤ちゃんの時から、よその家に生まれ直して、素晴らしい両親に育て直してもらう、なんてことは不可能です。
私はこつこつ地味に努力をするのは苦手だけど、結局基礎の力がしっかりしていないのに、上物を安定させることはできない、王道はあるけど近道はないって思い知ったので、基礎からやり直します。その王道も平坦でも真っ直ぐでもないし、楽々通れる舗装がされているわけでもなく、時々魔物も出るし、雨も降るんですけどね(笑)。
今困っている方がおられたら。もしくはちょっとやってみたけど効果を実感できずに迷っておられる方がいたら。
始めてみること / もうちょっと続けてみることをお勧めします。
そして踏ん張ってきた / しがみついている自分を大切にして、たくさん誉めてくださいね。
「人生なんてそんなもの」なんて諦めていないだけでも、すごいことだと私は思っています。
Y. A. さん(20代/福岡県よりご参加) えるつクラス
同じ「えるつクラス」の皆様、おつかれさまでした。
…お、終わるのはやいなぁ…。
一か月は本当に早いですね。
…自分を褒めるのは慣れませんが、本当に小さなことですが、
とにかく課題投稿はきちんと守ったことですかね…。
いえ、途中でスタッフの方に投稿エラーでだいぶご迷惑をおかけしましたが…。
Opera だとよろしくないんでしょうか… IE はサクサクです。
振り返ると、1週目が長文過ぎて、すぐに失速したのが「ほらまた君…」って…逆に笑えました。
時間配分がやっぱりあんまり分かってないですね。
とにかく仕事の現状、これからやっぱり仕事をどうにかしたいこと、自分の性のこと、後悔や不安をおおまかにさらけ出して…これ完全に引かれるわ…無いわ…って、自分でも引いてました。
でもやっぱりそうなんだなって思えました。
一日が積もって、1週間、1か月。
自分を認めて良かったんだよなって。書き出すことって大事ですね。
自覚を認識できたのが、大きな収穫だと思います。
あと、不安になりやすいけど、ぐっと、乗り越えたい。
同じクラスで最終日を迎えたみなさん、ありがとうございました。
ONSA Web. WORKSHOP にこれてよかったです。
R. S. さん(30代/千葉県よりご参加) えるつクラス
はじめてウェブのワークショップに参加しました。
普段、ネットでのメールを殆ど使わないので、ファイル添付のメール送信なども、はじめての事です。
メール送信に時間がかかりそうなので、先にこちらを書き込みです(汗)。
ワークショップ期間中は、毎回自分の心をのぞきこむので、かなり疲れます。
でも、それをどこかでずっと望んでいた自分がいて、その自分はとても喜んでいる気がします。
毎週の提出が終わったあとは、とても気分が落ち着いています。
心を開いて本音を書き込む所は、ここONSAワークショップ以外を、私は知らないです。
対面式のワークショップにも参加して、大変でしたがとても有意義でした。
今までの自分の生き方・考え方を変えたくて、ワークショップに参加しましたが、参加してみて本当に良かった。
自分の心をのぞきこんで、想いを文章に表すのは結構大変ですが、その分、自分の状況が少し見えてくる気がします。
波打つ水面が静かになって、月の形がよく見えるような感じです。
その分、自分の問題がよく見えてぐったりですが(汗)、自分のペースで再訓練に励みます。
今年の冬はかなり忙しくなるので、来年2016年に、また参加しようかなと思っています。
| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ
ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。
「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。