2015.11-2016.02月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(2)コース2/STEP.1(後期日程)」ぴれおぎくクラス

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タイトルはじまり目印

A. Y. さん(30代/神奈川県よりご参加) ぴれおぎくクラス





私へ

ずいぶん遠いところまでやってきたね。改めて今いる場所を感じると、3ヶ月前にいた環境との違いに酔ってしまいそう。
こんなにもの距離を3ヶ月という時間を使って歩いた私。ほんとすごいよ。
そして、ありがとう。


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私のこの3ヶ月間での一番大きな変化は、実家を出てひとり暮らしを始めたことです。

実際の行動は『夢かな手帳』片手にコツコツと進めていきましたが、気持ちは、「さぁ、いよいよ脱出だー! 逃げろー!」という感じでした。

引っ越しの日、新しい住まいへ向かうために降り立った実家の最寄り駅で、「ふー、脱出だぁ。」と思わず口から出てきた時の解放感を今でも覚えています。
普段は特にそんな風に思ってなかったのですが、これはまさに自分の本音だと思いました。

もしかしたら、今回の期間中はこれまでの参加と比べたらワークショップの課題に集中できなかったかもしれません。
現実の世界を歩くのに精一杯で、自分を深くまで掘り下げて取り組んでいる手応えをあまり感じていませんでした。

それが最後まで気がかりでしたが、今こうして頂上に立って、これまでの道のりを振り返ってみると、私の時間は、今の私のできる限りで使い切っていて、どこにも自分を責めたりする要素はないんだと思えました。
私は十分なほどよく歩いたよ!


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今回ほど Web. WORKSHOP に取り組む時間が自分のホームだと感じることはなかったと思います。
どんどん変化をする時間の中で、1日数分でも、取り組む時間を持った時「ふぅ、私このために今生きてるんだ」と忘れがちになる軸を感じて落ち着ける気がしました。

これまでの回復の時間を経て生きた今回の3ヶ月間の現実の世界は、新しい生き方の実践を練習しているような気がしました。
机上ではない現実の世界を一つ一つ自分と相談して選択していく道のり。
歩いている時は気づかなかったけど、私は多くの新しい選択をしてここまで来たんだと思ました。

『未来日記』には、たくさんの自分会議の痕跡が残っていて、私は「私に答えなんて出せないよ。」と諦めることなく、自分を見捨てずに信頼して、どうしたいかと何度も同じ質問を自分に繰り返し聞いていました。
前の私なら、私に答えが出せるはずがないと初めから聞きもしなかったもんね。


そうやってたどり付いたこの場所は、自分に自信が持てるように外側を塗り固めて空っぽな内側との帳尻を合わせたものでもないし、周りから見てキラキラした世界だと自負できるような世界でもない。

でも、とても気に入っているんです。
住んでいる部屋も、街もとても気に入っている。
休日、買い出しをしに外を歩くたび、「あぁ、この街、私好きだぁ」と心がほかほかしてる。

これまで、自分が選択した結果に対してこんな気持ちになったことってなかったと思う。
きっと、他人重心の判断ではなく自分重心の判断をできる限りしたからだと思う。
結果が先にあって、それに合わせるように選択をしてきたこれまでの生き方では、この気持ちを得ることはなかったと思うし、現れる結果も違かったと思う。
目の前の選択をコツコツ選ぶ。
そうやて進むことで自分に合った結果がついてくるのかなぁ。と思いました。

この新しい生き方、私、好きです。
もう、止めれません。
もう、戻りたくないです(笑)。

ますます、新しい生き方で現実を生きたくなったし、どんどん新しい世界を自分の力で見たいと思いました。





タイトルはじまり目印

A. M. さん(20代/愛知県よりご参加) ぴれおぎくクラス





3ヶ月よく頑張ったね、私!
すごーく頑張ったね、えらい!!

たった3ヶ月だけど、色々あったよね。
最初の方の「Communication Room(コミュニケーション・ルーム)」や『未来日記』で何度も怖いって書いたりしてる。ぐるぐるしてどうしていいかわからなかったりしてたね。
その時はわからなかったけど、読み返したらその時の私は他人目線で苦しんでた。
自分じゃない人や、自分じゃないものに振り回されて辛くなってた。でもそのことがわからなくて、自分が悪いんだと思って自分責めをして自信も自己評価もどんどんなくなって、こわくてつらくて無限ループになってた。

読み返して、これは私のデフォルトなのがよくわかった。
だんだんと課題の中で知識と自分の事が結びついてくることがあって、私の共依存の症状の深刻さがじわじわ感じられてきた。
私が今、なあなあで日常をやりすごしてたり、何が幸せかわかんないけどとりあえずなんとかなってるって思ってる事、それは麻痺してなんとか生きてるのでは…と思えてきた。


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「麻痺」ってどういうことか、私はよくわかってなかった。
正直なところ、ちょっと他人事に思ってた。

私は WORKSHOP を受けて毎週課題をかろうじてやってるから、関係ないんじゃない? なんて思ってたけど、全然そうじゃないんだよ。
どっか他人事だし、やり方をなぞればなんとかなるって思いながら取り組んでるんだよ私。
十分麻痺してる、現実を見るのが怖くて想像なんて恐ろしくてたまらないって、うすうす感じてるから必死で見ない振りしてただけなんだよ。

私はなんとか生きてるけど、確実に怪しい将来に向かって直進してるんだ。
そして自分をごまかすのが上手くなってるだけなんだって、わかってきた。


文節区切りの線

私は小さなころから、自分のことを騙し騙し生きてきたの。
「どうして?」「なんで?」って聞くことは許されなくて、ダメって否定されるのが怖くなって、聞くことも考えることも、やめちゃった。

怖いって思ってたら辛くてどうしようもないから、気にしないことにした。
私の本当の気持ちをダメっていわれたら辛すぎるから、正解を探してた。本当の事じゃなければ間違ってても、そこまで辛くなかったから。

本当はそうじゃなくても、嘘の方が通りが良ければそれでOKだった。
だって誰も困ってないでしょ? 
私の事なんて別にどうでもいいんでしょ? 
私は我慢するし、諦めるよ、だって仕方ないもの。我慢も諦めたことも忘れておこう、きっとそれの方がいいはずだから。


これが私の生き方なんだ。
行動のルール、考えのルール。私のルール。
今もそれがベースなの。

今までそうだったし、そうであれって言われてきた。
だから違和感なんてない、何がおかしいかもわからない。
しっくりきてる。


文節区切りの線

課題がでて、改めて考えた時。落ち着いて、繰り返して、チェアワークもしてじっくり静かなところで、知識と照らし合わせて、もやっとを拾って繰り返して…そうやってようやくようやく「おかしいかも(それでも『かも』がつく!)?」って感じるくらい当たり前の事。

自己紹介を書いていた時、3ヶ月前の自分の認識が甘すぎることに愕然としちゃう。
わかってるつもりだった…本当につもりだったんだ。
「なめないでね」の意味、分かってない。
気付けたのは成長なんだ、それ以上に今は怖くなってる。

やめちゃだめだ、とまってもだめ。
きっとまた忘れて繰り返すんだろうけど、逃げたり見なかったことにはしたらもっと怖い事になるんだよね。
やめない、つづける。
私はあきらめません、つづけます!

 

| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。