M. T. さん(40代以上/岐阜県よりご参加) はとクラス
わたしへ
おつかれさまでした。
このコースが始まった3か月前よりも、またたくましくなった気がします。
それは、あなたが日々チャレンジしているからだよ。
だんだん、自分が分厚くなっていくね。
今回の「じかんのきろく」をたどってみると、始めの頃はすごく心細そうだった。
まだ、自分を信じ切れていなくて。
「合ってる?」「こう感じていいの?」って迷っている部分が多かった。
12週間終わった今は、少し違う。
それは、日々の中で、この12週間の間に「自分を信用する」ことが出来るようになってきたからだと思う。
このコースで「共依存」を振り返りながら、自分が今もそれに日常生活で苦しめられていることに気づいた。
両親の問題が解決すれば、両親と関わらなくなれば「共依存」がなくなるわけではなかった。
自分に染み付いている「共依存的な考え方、行動」を痛感した。
まだまだすぐに自分がなくなる。他人に振り回される。
このコースでそんな自分をていねいに見つけていくことが出来た。
そして、それに気づくことで「行動を変える」というチャレンジも出来るようになった。
文章で書くと簡単そうだけど「行動を変える」ということは、私にはそんなに簡単なことではなくて。
それでも、そのチャレンジをするようになったのはそれを続けていても「虚しいだけ」だから、「苦しいだけ」だから。
それに「我慢すること」が我慢できなくなってきた。
それは「自分」が育ってきたからだと思う。
「自分はどうしたいのか?」
「自分はどういうことを心地よいと思うのか?」
「自分は何が好きなのか?」
「自分」を押し込めていたから、「自分」がわからなかった。
本当に少しずつ、ひとつずつ、やっと「自分」が開き始めた気がする。
自分を知ることは楽しい。
「白」でいなければいけなかった自分。
曇りがあってはいけないとさえ思い込んでいた。
今は、黒やグレーや白や、黄色やピンク、いろいろな自分を見つける。
どんな自分も自分なのだと、それでいいと、そういう自分の方が面白いし好きだと思うことが出来るようになってきた。
これから、まだまだどんな日もあると思う。
盛大に滑ることも、すっ転ぶこともあると思う。
不慣れで慣れるまでは足がガクガクで汗まみれになることもいっぱいあると思う。
でも、自分とはぐれなければ、乗り越えられると思う。
乗り越えることが出来たときの「よしっ」があるから、自分を守れたというじんわりとした胸のあたたかさを感じるから、またチャレンジしようと思うことが出来る。
これからもひとつずつ、向き合っていきたいと思う。