M. N. さん(40代以上/千葉県よりご参加) ひそっぷクラス
ONSA WORKSHOP(対面式)に参加してから、4、5日くらいぐったりした。
こんな疲れ方をするクラスは初めてだった。
そのくらいに、大きな、深いものを取り扱ったんだ。
何百ページもある分厚い本を何百冊も何千冊も読んだような知識だった。
なのに、ワークショップに参加するとスーっと入ってくる。
たったの2時間を二コマで。
そして、身体にちゃんと染み込んでいくこの不思議な感覚。
自分で本を読んでも同じようには入ってこないから本当に不思議。
「トラウマは辛かったら対決しなくてもいい。
時間をかけたっていい。
(一時的に)忘れていい。ぎゅーっと押し込む。」
(その上で、心身共に準備ができたら、プロの手を借りながら、ゆっくりおろしていっていい。
幼少期からのトラウマは、それぐらい何層にも、折り重なっているものなのだから。/* 編集注)
そうか。そういう方法もあるんだなあ、と。
加えて、自分はまだ一方通行な頑張りしか知らなかったんだなあと気づく。
そういうところも受け取って、そうしては、ほっとできることろが増えていく。
優月さん、クラスでご一緒したお仲間の皆さん、本当にお疲れさまでした。
みんなでがんばりましたね!
M. T. さん(40代以上/岐阜県よりご参加) ひそっぷクラス
わたしへ
おつかれさま。
自分をわかろうと努力すること、自分を大事にしようとする気持ち、ありがとね。
今回の「トラウマケア・ワークショップ」は「自分にはトラウマがある」と思い参加しました。
私には実際にトラウマ症状が出ていて、トラウマがあることもわかりましたが、「トラウマではないこともトラウマだ」と思っていたことを知りました。
ワークショップでは、「トラウマ」と「トラウマではないもの」を選り分けるというワークをしました。
私は「自分で思っているトラウマ症状がトラウマによるものなのか?」とか、「これはトラウマ? それとも違う?」とか、疑問でいっぱいでした。
それを、実際に藤沢さんに質問しました。
その時
「ゆっくり、ゆっくり」
と、言われました。
私は実際に焦っていました。
「知りたい。知ってスッキリしたい! 納得したい!」
と、思っていました。
だから、「ゆっくり」と言われた時は「ゆっくりなんてしていられないよ」と思っていました。
でも、クラスの後半、そして PAY FORWARD を書いている今、時間が経つにつれて、そんな簡単なものではないのだと気づいてきました。
実際に、帰ってきてから、自分にある場面になると当たり前に出る症状に気づいたりしました。
当たり前すぎて気づかなかった。
そして、その症状が出る原因が「今だから思い出せた」ということ。
きっと、今までなら思い出せなかった、というか、それが原因でそうなったとは全然思っていなかった。
それだけ古い傷だった。
きっと、そんなことが自分にはいっぱいある。
1回で解決なんて出来ない。
そんな簡単なものではない。
と、改めて思い出しました。
まず、「トラウマ」と「トラウマと思っていたけれど、そうではなかったもの」を選り分ける練習をしようと思います。
そして、「トラウマでないもの」の対処法も。
ワーク中、私はそういうことを考えることが苦手なのだと気づいたので、そこも練習していこうと思います。
そして、トラウマも癒していきます。
ありがとうございました。
Y. S. さん(40代以上/兵庫県よりご参加) ひそっぷクラス
私はプレワークをしていて、いろんなことについて「これがトラウマなら」と書いていて、自分でもワークをしながらトラウマが何なのかわからなくなっていました。
ワークショップで、藤沢さんから私のものはトラウマではないという指摘を受けて、腑に落ちるところもありました。
私のものは、どうしたらいいかわからないというものが多いのだと思いました。
だからスキルを上げていくという対処をしていくことが解決になるのだと思います。
そういう意味でも、トラウマというものがどういうものか理解できたことは大きかったです。
自分のためになる対処をしていけるよう動いていこうと思います。
今回も藤沢さん、ONSA のスタッフの方々、ご一緒したクラスのみなさん、ありがとうございました。
Y. W. さん(30代/愛知県よりご参加) ひそっぷクラス
トラウマ、私は絶対あると思う。
…でも、いまいちよくわからない。
どこまでがトラウマで、どこからはちがうの?
あるのはわかっても、一体何をどうしたらいいの??
そんな大混乱と「でもあるじゃん」の確信のなか受けたこのクラス。
…はじめて私は「トラウマってこういうことなんだ」を知ることができました。
まず、トラウマであることとないことを見極める、というのは目からウロコでした。
ごっちゃになっていたものを、教えてもらった条件をもとに整理してゆけば、落ち着いて「これはこっち」「それはこっち」と分けられる。
そして「それぞれに適した対処法」を考えられる。
これもものすごく大きな学びでした。
これを知らなかったら、ますます的外れな対処ばかりして、余計な時間を燃やしてしまっていたんだろうな。
知れて本当によかったです。
そしてトラウマの仕組みを知れば知るほど
「私は、こんなものを受けていたのか」
「こんな目に遭いながら、ずっと放置されていたのか」
「こんな痛みや重みを、自覚もなく背負い続けて、日々を生きていたのか…」
愕然としました。
プレワークでは気づかなかった、私の過去のシーン。
レクチャーを受けている間にいくつかのことが浮かんできて
「あ、あれはそうだったのかも」
「説明された条件にあてはまる…」
と、自分の中での確信が深まりました。
私の中で、薄れていた記憶のいくつかがよみがえってきました。
私は、たくさんの痛みを受けていたんだな…と泣きたくなりました。
きっとまた、必要な時に思い出すんだと思います。
思い出すごとに、治癒にも少しずつ近づいていけるんだと、思います。
ワークショップ・クラスが終わってから、しばらくゆっくり過ごして、私は、なんだか泣きたくなりました。
泣きたいなぁって、思いました。
まだ、自覚はなくても、治癒に時間はかかっても、ようやく、私は、私のために泣くことができる。
その入り口に辿り着けたような気がしました。
今まで、深い霧に隠されて、見ることも知ることもできなかった私の痛み。
そこにようやく、手が伸ばせそうな気がする。
私の身体が言っている、凍り付いて残ったままの痛みの数々。
もう本当にいらないとわかったから、止まっていた時間が動き出して、深い場所から浮かび上がってきた。
時間がかかってもいい。
私はそれを、癒していきたい。
痛みではない、私を知りたい。
きっと、できるはずだから。
優月さん、スタッフのみなさん、クラスメイトのみなさん、本当にありがとうございました!
C. W. さん(40代以上/埼玉県よりご参加) ひそっぷクラス
私へ
今回もお疲れさま。
ワークショップ・クラスから1週間と少し経ったけれど、当日のことが何だかもっとずっと前のことだったように感じられる。
私は、正直まだ混乱しているね。
また自分が分からなくなった。
トラウマは、私が思っていたものと違った。
前提が違う。
どう向き合えばいいのか?
それでも、勇気を出して参加したからちがうと分かった。
無駄だったとは思いたくないし、無駄にはしたくない。
これをどう次へつなげるかがとても大事だよね。
「トラウマのせい」にして向き合えていなかった自分。
向き合えていなかったもの。
直面して、痛みを感じた。
でも、ずっと言えなかったことを初めて自分の口で言えたこと。
そのことだけで泣きそうになった。
「トラウマとトラウマでないものを仕分け、解決する」
そう、解決出来るし、しないといけない。
「トラウマ=解決出来ない」と思い込んでいたものたちは「解決出来る」、自分の手で。
私には、私に出来ることがある。
時間はかかるかもしれないけれど、1つ1つやっていこう。
私が、楽に幸せに生きられるようになるために。
T. S. さん(40代以上/北海道よりご参加) ひそっぷクラス
トラウマって結局のところなんだろう。考えれば考えるほど分からなくなったけれど、分かりにくくて混同してしまうからこそ、それは仕分ける必要があるのだということを学んだ。
もしかするとトラウマともどこかで無縁ではないかもしれないけれど、問題を整理していけば自分で何とかしていけることが多いのは希望に感じられた。
そして身体反応を観察することも、私が自分をさらに知ることにつながる。
ワークショップ途中で、難し過ぎて理解しようとするエネルギーも尽きた感があったけれど、振り返ると、そういう難解なことにトライできるところまで私は歩いてきたということだ。
そう考えると、自分の歩みがまたかけがえのないものに感じられてくる。
学べば学ぶほど、私は自分が愛おしいと思えるようになる。
それがまた、私が歩みを進めるための力になる。
そして、この秋のワークショップ全体や自分の変化を通じて、私が心を開けば、世界は私を肯定し受け入れてメッセージを送ってくれるのだと感じた。
そのメッセージも心を開いて受取ろう。
閉じこもっていた殻から出て、私は世界とつながっていくのだ。
自分の幸せのために、私はまた歩き続けていきます。
私も含めてひとりひとりが幸せになることが世の中の幸せにもつながっていく、と思うようになりました。
今回もありがとうございました。
T. M. さん(40代以上/東京都よりご参加) ひそっぷクラス
「トラウマケア・ワークショップ」、これもすごくエネルギーを使ったワークショップだった。
理論も頭での理解は、なんとかついて行けたものの、それを落とし込んでの理解となると、あまりにも奥深い。
そもそも、トラウマの定義からして、違っていた。
そして、トラウマの症状についても、呆気にとられてしまうくらい、違ったものだった。
自分には、トラウマはそんなに強いものはないと思っていただけに、あまりの違いに驚愕だった。
けど、落ち着いて考えていくと、自分の今の置かれている状況とつじつまがあってしまう。
これまでも、臭いものに蓋をするかのように抑圧してきたことは、自分でも理解していたつもりだった。
だけど、その抑圧が、生き抜くすべだったといえ、そこからもたらされる、生体としての凍りつきについては、まったくと言って知るよしもなかった。
ただ、これまで私の中で抱えてきた、理性というもののたがが取れてしまったらどうなるのだろうという恐怖の正体が少し見えてきたようにも思う。
とすると、自分の傷は、自分が思っているよりも甘くないのかもしれない。
今は、トラウマとトラウマでないものを見極めていく力と、トラウマでないものに対処することを日々の中でやっていくということ。
まだまだうすぼんやりとしかわかっていないけど、やっていきたい。
| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ
ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。
「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。