T. A. さん(30代/東京都よりご参加) おぐるまクラス
「コース2/STEP.2(後期日程)」が終わるころ、どんな自分になっているのだろう?
ONSA WORKSHOP で回復をはじめて約2年。
自分の中の一区切り、そう思っていた「コース2/STEP.2(後期日程)」がもうすぐ終わろうとしているね。
回復をはじめた頃の自分からは想像もできないくらい、私は遠くまで歩いてきた。
今では回復がない生活なんて考えられないくらい、回復が当たり前にある日常。
それはこれからもずっと変わらないだろう。
この3ヶ月、お疲れ様。
回復をはじめて2年。
共依存のこと、自分のこと、だいぶ分かっているつもりになっていたけれど、分かってなかったよね。
コース後半では大きく転んで、崩壊。
「できる」と「できるフリ」の違いが何なのか、身をもって体験したね。
未熟な自分を責め、追い詰めていたことに崩壊するまで気がつかなかった。
こんな自分なら存在しないほうがマシ。いっそ消えてしまいたい…。
そう思い詰めるほど、無理をさせてしまって、本当にゴメン。
「私が私の味方になる」って、言うのも、フリをするのも簡単。
でも、できるようになるのは本当に難しい。
「嘘っこ大人」のスキルをフル稼働して、自分でも知らないうちに表面上の達成を追いかけていたのかもしれない。
そうならないように気をつけていたのに、無意識で悪習慣に絡め取られてしまうのが、共依存の恐ろしいところだと思った。
細胞レベルまで染み込んでいる「共依存」の悪習慣を手放してゆくために、まだまだ深く自分の過去を振り返る必要を感じた。
私は悼み足りない。そう感じたから、もう一度「コース2/STEP.1」からはじめたい。そう思った。
この2年間は目の前の課題を理解するのに必死。余裕なんてなかったね。
私生活は不安でだらけで、相変わらず罪悪感ばかり感じていた。いっぱい傷ついたし、眠れない夜も数知れず。
それでも、逃げることはしなかったし、現実から目をそらさず、しがみついてきたよね。
回復を続けるうちに、自分と過ごす時間が当たり前になった。
自分との絆が強くなってゆくのが嬉しかった。
もっと自分を知りたい。
こんなに自分に夢中になれるなんて想像もしていなかった。
苦しいことばかりだったけど、そのぶん、これまで生きてきた人生よりずっと充実していたね。
こんな大変なこと乗り越えられてきたのは、ひとりじゃなかったから。
ONSA WORKSHOP を通して出会った仲間、伴走してくれる優月さん、スタッフの皆さん、そしてカウンセラーさん。
みんなに支えられてここまで歩いてこられた。
その存在に心から感謝しています。
そして、最後に私へ。
あなたは根性があって、粘り強くて、まっすぐで、思いやりがあって、優しい人。
大人のフリなんてしなくていい。
今はまだ、未熟な私でいい。
ゆっくりやろうね。
これまでもありがとう。
いつもありがとう。
これからもよろしくね。
S. H. さん(40代以上/東京都よりご参加) おぐるまクラス
進んでいないように感じるけれど、確実に前進してるし。
変わっていないと焦るけど、変わってきていることは明白。
3カ月を改めて振り返ってみて、こんな風に感じています。
逆に言えば、これからもこうやってコツコツ逃げずに進んでいけば今よりもっと回復しているということ。
もう、この道しかないって今は思います。
焦って、泣いて、悔やんで、時々笑って、進んできた道。
頭で考える出来ることと、実際に出来ることの大きな差。
「自分を褒める」ことと、「現実」を見分けることの不安定さ。
そんな現実を目の当たりにする度、淋しい気持ちになることが最近多いです。
それは、この先の自分もきっと変わらなくてこの状態がずっと続くにちがいないと共依存的思考になってぐるぐるしてしまうから。
だけど、実際そんなことはありえない。
最近、1日1日色々な自分と向き合っている気がしています。
そして時間が本当に貴重なものだと WORKSHOP を通じて再確認しました。
この WORKSHOP を受講し続けていなければスルーしていたであろうこともたくさんあり、そう考えると背筋が凍ります。
もう、投げてしまいたいと思ったことも何度かありましたが、それでもしがみついていられたのは一人じゃなかったからだと思います。
おぐるまクラスのみなさん、優月さん
3カ月間ありがとうございました。これからも、前進して、幸せな時間をたくさん増やしていきましょうね!