2013.06月開催 「境界線ワークショップ」すずらんクラス

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N. H. さん(東京都よりご参加) すずらんクラス





6月のワークショップ・クラス、自分でもびっくりの3クラス参加のうちの、最終クラスでした。
4月に参加した「インナーチャイルド・ワークショップ」(前期日程)も入れると、今年は4つのクラスに参加させていただいたことになり、またこの「境界線(バウンダリー)ワークショップ」のクラスが私にとって前半の集大成というつもりで参加しました。

そして、実際それにふさわしい時間だったなと感じています。
何を隠そう、これが私の参加したワークショップ・クラスの中で、一番「きついな」と感じたものであり、すなわちそれは一番手ごたえを感じたものでもあったからです。


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朝、会場へ向かう直前の起きた出来事が、私にとってはワークショップ・クラスの始まりでした。
ある小さなコミュニケーションをきっかけに、私の共依存性が激しく刺激され、泡を吹いて倒れてしまいそうなくらい、まるで生命の危機に直面したかのような恐怖感と不安に襲われました。

それでもクラスへは行こう、と決めたので電車には乗ったのですが、クラスに集中して参加できる心理状態では全くないなと思い、何度か
「途中の駅で降りて ONSA に連絡をし、クラスには参加しないで帰ろうかな。それか、せっかくここまで来たから、とりあえず会場まで行って、藤沢さんに直接お話ししてから帰ろうかな。」
と本気で考えました。


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それでも私は、見えない力に後押しされるかのように会場にとどまりました。
「見えない力」というのは、実際のところ自分の意志だったのだろう、と今では思います。

心のどこかで、
「こんなに苦しいけど、こういう辛さを自分の力で解消するための訓練だ」
ときちんとわかっていたから、会場まで行って最後まで参加できたのだと思います。

(自己紹介の時に「気がかりなことが起きてしまって」と言ったところ、藤沢さんから「人命にかかわるようなことですか?」とご心配いただいてしまい恐縮でした。人命には全く関係ないのですが、ただ、当日のクラスのテーマまるでそのもののような、日常的でささいなコミュニケーションをきっかけにすっかり怯えてしまっていたのが実態です。)


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境界線の概念については理解しているつもりでしたが、改めてその大切さについて理解を深めることができたと同時に、いかに自分で自分の境界線を守れていないかということを痛感しました。

そして、それがどんなに恐ろしいことか。
誰かを変えたりコントロールすることは本来できないし、してはいけないはずのことなのに、それをしないと、またはされていないと生きられない状態なんて、苦しいに決まっているなと思いました。


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そして、特にTEG(エゴグラム)の解釈の部分は本当に納得というか、自分の苦しさがどこから来ているかを、改めて理解することができました。

私はいつも、人から罪悪感を刺激されるようなコミュニケーションを持ちかけられているような気がしていましたが、周りの期待に自分を合わせることが処世術だったからなんだということも良くわかったし、むしろ自分自身、その罪悪感をエネルギーにして生きているなと感じました。

苦しいのに、苦しいことをエネルギーにしているから、それが処世術だから手放せないんだな、ということがわかってきました。


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ペアワークでは、自分が言われてきついなと思う一言を選んで行いましたが、勇気を出して、今の自分が一番課題にしていることを選びました。
「感情ワークショップ」のクラスでも同様のワークがありましたが、その時よりももっと具体的に踏み込んでみることができたなと思います。

このことひとつをとっても、以前よりは少し強い自分というか、問題をきちんと見ようとする自分になってこられているのかな、とか、これだけ自分は今の状況をよくしたいと思えているんだなと感じました。


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ワークで、自分の境界線を守る応答の仕方を練習する際は
「自分の境界線を守る」
ということをしっかり意識してできたと思います。

最初のうちは怖くてドキドキしながらでしたが、チェアワークをし、気持ちを集中させて行うにつれて、土台がしっかりしてきたような気持ちになりました。

同時に、ペアを組んでくださった相手の方も、表情や言い方が毅然として来る様子がはっきりと感じ取れました。


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藤沢さんもおっしゃっていましたが、また日常に戻れば悩みの種はそこにあります。
でも、それは今は悩みの種に見えても、自分が自分を大切にするんだという決意ができれば、もはや悩みでは無いのかもしれないとも思っています。


今、私自身は、一番のせめぎ合いの部分にいるなという気がしています。
今までの処世術をぎゅっと握りしめたままの自分と、それでは苦しすぎるから手放してしまいたい自分。
手放したらどんな世界が待っているのかまだ分からなくて、怖くて怖くて仕方がない。

だけど、きちんと自分の境界線を守って生きる方が、ずっと手ごたえのある人生なんだろうなということは、クラスを通じても受け入れざるを得ないことだなって感じました。


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正直、とっても苦しいです。
いつもいつも、今が一番苦しい、今が一番、と思ってきましたが、それを乗り越えてみるともっと高い山がそこにはあって、更にまたいつもいつも、今がピークっていう感じがします。

本当に今にも壊れてしまいそうな毎日ですが、そのタイミングでこのクラスが受けられたのは幸いだったと思います。
境界線を持つということそのものに対して、激しい罪悪感を感じているところなので。

でも、絶対にこれだけは妥協してはいけない。
見失ってはいけないものを学んだと思います。


最後になりますが、藤沢さんはじめ ONSA のみなさん、ペアを組んでくださったお二人の方はじめ、クラスにご一緒させていただいたみなさんには、心から感謝しています。
どうもありがとうございました。



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E. I. さん(大阪府よりご参加) すずらんクラス





「境界線(バウンダリー)ワークショップ」すずらんクラスに参加させて頂きました。

前回初めて参加した「身体のワークショップ」では、緊張が抜けきれず混乱していて、新幹線の切符の日時を間違えたり、ホテルの予約日時も間違えたり、新幹線を降りる時刻を間違えたり、いざ始まってみると気持ちがいっぱいいっぱいで、話を聞いていてもどこかでつかえて頭のなかに入ってこない……など、とっても必死だったのですが、二回目の今回は落ち着いて参加することができました。
新幹線の切符も間違えて買うということもなく、スムーズに会場につくことができました。

参加している人たちに心を開く……ということも、前回はびくびくしていたのでうまくできていなかった気がします。
そのせいか、終わるとぴゅー! と逃げ出すように会場を後にする始末でした。
それも今回は無く、前よりも温かい空気に満ちているな、と実感出来ました。

経験ってやっぱり大事です。


私が今回ワークショップ・クラスに参加してみて、私自身が母親と「共依存」であること、それがハッキリと明確になりました。

少し前までは「共依存」と聞いても、私の家庭はアルコールや暴力沙汰も無い平和な家庭だったから、そんな家族問題は無い……と他人ごとだったのですが、そうではなかった。
むしろ無いことで分かりにくく、意識して見つめていなければ気づかなかった問題でした。


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この PAY FORWARD を書いている今は、すごく精神的に疲れています。

クレンジング・リアクションであろう身体の症状は、ワークショップ・クラスが終わった直後、背中の肩甲骨辺りがビリビリと痛んでいましたが、その後数日に渡り、内面の感情の波と混乱が激しく押し寄せました。
津波に押し流されるまいと、必死に今にしがみつこうと、チェアワークと深呼吸を繰り返しています。

ここまで激しいのは久しぶりで、今まで感じたことのない感情を目のあたりにして、戸惑っています。


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それは、母親に対する「失望」「怒り」「憎しみ」。


母親が私にしがみつくように、私も母親にしがみついていました。
故に、たくさんの理不尽を受けていたことが赤裸々になった。

愚痴を聴き続けるあまり、おそらくそれで聞き手に徹しなければいけないと思って、自分のことが話せなくなった。

同じく、攻撃的な愚痴のせいで
「もう聞きたくない」
と身体が悲鳴をあげて耳鳴りになった。

いつ攻撃的な愚痴を浴びせてくるのかと怯えていたあの日。
それなのに「いい子でいなきゃ」「手伝わなきゃ」……。

他にもたくさんある。
過去の私は、たくさん無理をしていました。

それが「境界線(バウンダリー)ワークショップ」を受けたことにより、ちょろちょろと漏れ出していた水脈から、ぶわっと一気に吹き出すように溢れだしました。


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あれだけ私はがんばっていたのはなんだったの?
ふざけるな!!
ここまで一生懸命やったのに……それがうまくいかない原因はアンタだったなんて、ひどすぎる。

散々、
「あなたには友達がいないでしょ。人間関係作れないでしょ。おとなしいでしょ。友だちは多くないとダメ。うまく人と付き合えない人間はダメ」
というメッセージを暗に送り続けやがって……。


あまりにも憎しみが激しかったことがあったので、それを発散するために普段行かないカラオケで声を張り上げてきた日もありました。
蓋をしていた感情が溢れでたのでしょう。

それほどまでに、自分の感情を押さえ込んでいました。
本来、あるべき感情だったのだと思います。


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今振り返ってみれば、小学生時代はともかく、中学高校の友人関係はやっぱりおかしかったな、と。

中1の時にいじめられたということもありますが、グループ行動、輪に入れない。
これは恐怖心を植え付けられたからもありますが、何故か二人以上の子との行動ができず、一人の子に依存するように接してしまう。

あれこれ尽くすけど、最終的に自分の方から
「この子は本当に、私のことを好きでいてくれるのか」
とか
「嫌いなんじゃないか」
とか疑ってしまい、最終的に友達関係が破局するというパターンに苦しめられてきました。

一度壊れてしまうと、他の子らの輪に入れず、孤立してしまう。

「私を一人にしないで、一人は嫌だから」
と強引なことをしていたと思います。
今となっては、相手の境界線にズカズカと侵入していたのでしょう。


まだ思い出せてはいないものの、中学以前から母親との「共依存」パターンがあったのではないかと認めざる得ない気がします。
中学生はまだ子供の範囲に入るけど、自覚する前からなにかされていたのかな。


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私は、ここに来る前から、ずっと人間関係に悩まされてきました。

相手が離れていくたびに、「私が悪いんだ」と自分を責めていました。
どうしてうまくいかないの、こんなにもがんばっているのに。

人間関係を改善したくて、いろんな本を読みさりました。
でも、まったくうまくいかない。

何かが違うという感覚はあったけど、それが何なのか分からなくて、ますます泥沼にはまるばかりでした。
そして精神的に引きこもって、ただ一人で遊べるゲームや本などに身を置いてやり過ごしていました。


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母親はそれを見て、私を仕事先や生徒さんのパーティなどに連れて行きました。
私は、行きたくありませんでした。

本当は、同じ年頃の友だちと一緒に遊んで、楽しいことをしたかった。
でも、友だちがいない。

仕方なく付き合っていました。
その度に、半ば無理矢理気丈に振舞っていました。

それを見ていた人たちは「いいお嬢さんですねぇ」と「母を」褒めていました。
さぞかし本人は気分が良かったでしょうが、私は煮え切らない気持ちだけが積み重なるばかりでした。
そして、みじめでした。

ある日、嫌になって、もうやめてくれ、なんでこんなことをするのかと聞いたところ
「連れて行けば、その場で誰かと友だちができるんじゃないかと思った」
と答えてきて、呆れたと同時に、激しく自尊心が傷つきました。

私は、人間関係まで親の斡旋を受ける筋合いはない、そんなの情けなくてバカみたい! 私はそんなにできない子なの? と。


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抵抗はしていたものの、結局はどっぷりぬるま湯から抜けだせ切れていないことに気付かされました。
だから、ここから変化の芽を少しずつ大きくして行きたいと思っています。


ワークショップ・クラスでのワークで、「CP」(* 交流分析の用語/編集注)の高い私は、ペアの方に私が言われたら嫌な言葉
「君、なんかエラそうだね」
と言われる前から非常にびくびくとしていました。

まるまる TEG(エゴグラム)のグラフ通りの結果というか、言われたら嫌な言葉ってこの通りピッタリ合ってしまうんだな……とビックリです。


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ワークで
「境界線をきちんと引きながら、相手に No を伝える」
練習をすると
「あぁ……普段私、こういうことできてない」
と実感するばかりで。

優月さんの
「相手に投げつけるんじゃなくて、自分に言い聞かせるように」
という「No」の感覚の違いって、口ではうまく説明できないけど、ハッキリとした違いがあるんですね。

相手を否定するんじゃなくて、あくまでも自分の意見はこうだと伝えること。
文章に書くのは簡単だけど、実際にやってみるととてもむずかしいな、だから練習しないと。

まだまだ私は、会場の外へ出てしまうと、相手の出方を伺ってしまうところが顔を出してしまいます。
せめてと、仕事中や人を相手にする時、肩や首に力が入っていないかを確認するようになりました。

注意していると、いつの間にか力が入っていて、「力んでるな~」と身体のファイティングポーズを解くことをこまめにやってます。
きっと身体が固まっていると、境界線もちゃんと引けないと思うから。


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ワークショップ・クラス中の空気は、とても温かで和やかでした。
こんな温かい空気に満ちた空間は、初めてだったかもしれません。
参加していた皆様は、心をひらいてらっしゃいました。

だから私も、おどろくほど自然に話をかわすことができました。
いつもなら警戒心をむき出しにしてしまう私も、すごく安心出来ました。


ペアを組んでいただいたお二人様、本当にありがとうございました。
「自分を変えたい」という真剣な眼差しと姿勢は、おそらく一生忘れることが無いと思います。
本当に大切な宝物です。

ペアの方のみならず、参加してくださった皆様と、もっとお話をしたかったのが心残りです。
一緒にごはんも食べたかったです。


安心空間を提供してくださった優月さんと ONSA スタッフ皆様にも感謝申し上げます。

優月さんがおっしゃった
「あなたたちはまだ若いから体力がある。だから走りなさい」
という言葉を胸に抱いて、私はこのこびりついた自分の問題に取り組もうと思います。

ほんとうの意味で「今」という時間を生きるために。



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A. Y. さん(40代以上/東京都よりご参加) すずらんクラス





「境界線(バウンダリー)ワークショップ」のメインテーマは、
「自分重心で話す」
を訓練することだったと思います。

いろいろなところで、このことの大切さが語られているのを読んできましたが、大切さはわかっても、実践することはまったくできませんでした。
表面的に「私はそう思う」と言っていても、意見が対立しているときは、どこか押し付けになっていたために、意味がありませんでした。

それが、今回のワークショップ・クラスで、自分重心で話すことの感覚がわかりました。
また、一緒に参加されていた方が見事に変わられていたのを見て、感動しました。


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今まで、会話ではお互いが同意見にならなければならないと無意識に思っていたけれど、
「私はこう思う」
「あなたはそう思う」
「じゃあどうしようか」
というコミュニケーションが、理想論ではなく現実に成り立つんだということがわかりました。

今は、
「今までそれがわかっていなかったこと」
「現実に成り立ちうるということ」
がわかった段階で、実践はこれからですが。


また、今回のワークショップ・クラスで、私には膨大な課題があることを指摘されました。
当日は戸惑いがあったものの、日が経つにつれて実感してきました。
今は立ち向かう覚悟をしている最中です。


藤沢さん、すずらんクラスの皆さん、本当にありがとうございました。



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S. S. さん(30代/神奈川県よりご参加) すずらんクラス





藤沢さん、すずらんクラスのみなさん、このたびは(も)大変お世話になりました。

Web. WORKSHOP も含め、ONSA の WORKSHOP には何度か参加させていただいていますが、「境界線(バウンダリー)ワークショップ」に参加するのは、これが2度目です。

1度目はプレワークから大コケしてしまい、不完全燃焼で終わってしまいました。
今回は改めて境界線について学びたくて、思い切って2度目の挑戦をしたところです。


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私は、どうしても境界線を引けない心の癖があって、日常生活で戸惑ってしまうことがよくあります。

どんなときでも気丈に振る舞う。
常に(無理がある)良い人を演じる。
結果「ノー」とは言えない。

そして、「ヘラヘラ」と曖昧に笑って、相手と自分自身の境界線をごまかしていました。


私には境界線を侵犯されて、悲しくて泣いたり悔しがったり怒ったりすることは、自分を弱いと認めたことになってしまうという思い込みがあります。
「ヘラヘラ」することで自分を守っていました。

でも、他人から「ヘラヘラしている」と指摘されると、実は境界線が侵犯されたような気持になって、心の中ではムッとしていまいした。

私の境界線は矛盾だらけなのでした。
でも、私にとってはそれも大きな気付きです。


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そして、プレワークをして更に気付きがありました。

私は、私の境界線を侵犯している相手の境界線を、私も侵犯しているのではないか?
実は相手に対しても「~すべき」「~であるべき」と心の中で思っていて、「べき、べき人間」になっているなと……。

これは、相手を受け入れてないということですよね。
相手を受け入れつつ、自分をも受け入れてこその境界線だと思っています。

これは、更なる訓練が必要だなと。
転んでも、転んでも、一歩一歩前進です。


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ところで、私は自分が抱えている様々な問題を自覚できるようになるまでに、相当時間がかかりました。
何度 WORKSHOP に参加したかわからないほどです。

WORKSHOP に参加してもひどく警戒していて、そして他人ごとのようで、いまいちピンときていなかったように思います。


私のターニングポイントは、「身体のワークショップ」に参加して、大泣きしたことにありました。

「身体のワークショップ」にもかかわらず、次から次へとどどどっと感情がわき出てきて、止まりませんでした。
そこからようやく、心が開けたという感覚になりました。
その後「TAT セッション」を受け、やっと心が解放されたと思いました。

それまで変な焦りで心をかたくなに閉ざしていたんだなと、今になっては思います。


私はもともと頭で考えるグルグル思考派で、まだ時々悩まされることがありますが、以前よりは最悪のパターンを想定して行動しなくなったように思います。


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何度か WORKSHOP に参加したことを経て思うのですが、自分が抱えている大きな問題に自覚がないということは、恐ろしいことだと思うのです。

ONSA の WORKSHOP は、心と身体に作用する絶大な効果があると思います。

もし、私のように何か重大な問題自体に気づけない方、また、気づこうとしない方がいらっしゃったら、一度 ONSA に駆け込んでみることをお勧めしたいと思います。



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C. K. さん(30代/神奈川県よりご参加) すずらんクラス





藤沢さん、すずらんクラスの皆さん、こんにちは。
先日はありがとうございました。

ONSA のワークショップは何度か参加していますが、
今回はこれまでになく、目からウロコがぼろぼろ落ちる体験をしました。

WSで藤沢さんが解説されたことは、「知識」としては、
ほぼ以前にも聞いたことがある話だったのですが、
今回は単に「知識」ではなく、
個別具体的な「自分の問題」として、しっかり認識したのは初めてでした。


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そう思えたのは、この WORKSHOP の少し前まで参加していた Web. WORKSHOP の方で、
3カ月みっちり自分と向き合う作業をしていたからだと思います。

あの場で書いた様々なこと、
今回の WORKSHOP までのプレワークで書いていた『未来日記』など、
そして同じくプレワークで行った TEG(エゴグラム)の結果。

これらを行いながら出てきた色々なものが、今回の WORKSHOP で繋がって、
「そういうことか!」という驚きの発見になりました。


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藤沢さんがよく、私達 WORKSHOP 受講生の状況はデータで分かると仰っていますが、
まさにその通り……! なんだと思います。

私が以前の職場などでよく巻き込まれていた状況は、
TEG(エゴグラム)で「AC」値が非常に高い、というデータにしっかり表れていました。
それを知っていて、
藤沢さんは私の「AC」を突く「CP」の話し方の実践をしてくれたので、
(* 「AC」「CP」は交流分析の用語/編集注)
ばっちり職場等での会話・力関係の再現となり、
お陰でどこに問題があるか、身体の反応でわかりました。


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そして、目からウロコのもう一つは、
自分の人生を自分で歩かない限り、境界線の問題はなくならないというお話。
正確な言葉は覚えていないのですが、そういう趣旨だったと思います。

せっかく悪い状況から抜け出しても、
自分が自分の人生をしっかり決めて、責任を持って進んで行かないと、
結局また周りに同じ状況を引きよせて、飛び込んでしまう……。

……これもまた、やってたなぁ~自分、って思いました。


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Web. WORKSHOP で色々書いている時、
私は職場などで似たような状況に何度も巻き込まれていること、
そしてそれがどうやら、
自分がやりたかったことを自分で探してやるのではなく、
周囲の環境が私に「やりがいのあること」
を与えてくれることを期待していたかららしい、
ということに思い当ったことがありました。

このことは Web. WORKSHOP 最中の気付きの中でも、大きい物の1つだったのですが、
それでも、その他の大小の気付きや
日々の思考の中に半ば埋もれかかっていました。

今回の WORKSHOP では、その部分が取りだされて、はっきり見えたという感じです。


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つまり、今までのように、自分でよくわからないままに
「ちょっと忙しそうだけど仕事はやりがいのありそうな職場」
とかに飛び込むと、
ほぼ確実に以前と同じパターンになるだろうってこと。

……それは困る。
このことをしっかり覚えておこうと思います。


本当に今回は、自分にとって一番いいタイミングで
WORKSHOP に参加できたと思います。

Web. WORKSHOP で日々しっかり自分と向き合うことを数カ月続けて、
時々「対面式」に出るというのが自分にとっては合っているようです。

ありがとうございました。



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C. W. さん(40代以上/埼玉県よりご参加) すずらんクラス





こんばんは。

「境界線(バウンダリー)ワークショップ」から、丁度1週間経ちました。
私は今回がワークショップ初参加だった為、参加前は不安もあり緊張していましたが、なんとか無事に終えることが出来ました。

藤沢さん、ONSA スタッフの皆さん、それから一緒に時間を共有した受講者の皆さん、
本当にありがとうございました。


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思えば、私はずっと
「私は、本当のところはどんな人間で、どんな人生を送りたかったのか? 送りたいのか? 本当は何をしたかったのか? したいのか?」
とモヤモヤしていましたが、このワークショップ・クラスを通じて
「分からなくて当たり前だったのだな……」
ということが腑に落ちました。

私は、成長過程で、日常生活の中で、
「自分自身を大切にする」
ということをしてこなかったと気づきました。

(今思えば、30代前半までは「自分は我慢して人を優先するのが当たり前」との思い込みがあったように思います。人の問題も自分が解決しなくてはいけない問題と捉えてもいました。TEG(エゴグラム)で「AC」(* 交流分析の用語/編集注)が高かったのも納得しました)


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「境界線問題は人の問題ではなく、自分の問題」
「『AC』が高い人は、フリーチャイルドを伸ばす」

とても心に残った言葉でした。
今後大切にしたいと思います。


「否認」
何故か分かりませんが、心に残りました。


「共依存」
(ワークショップ・クラス中にアドバイスいただいた言葉です)
実は、30代のころ自分の家族関係に疑問を持ち、見直しに取り組んだ時期があったのですが、未消化かもしれない? と思っていたので、聞いた時はドキッとしました。
自分の境界線のルーツを整理する為にも、今後取り組みたいと思っています。


又、プレワークを通して、自分が「今」を意識するより、「過去の人間関係の失敗」を、思っていた以上に引きずっていることにも気づきました。

ワークショップ・クラス中、「感じること」より「頭で考えること」をついついしてしまうくせにも気づけました。

チェアワークが活躍しそうです。


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感想を書いていて気づいたのですが、どこから取り掛かったらいいのだろうと思っていた問題も、実際にやってみて、他の人と話もして問題に気づけば、次にやることも見えてくるんですね。

当たり前のことなのかもしれませんが、気づかせていただいて感謝しています。


大分長く書いてしまいました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

私は、少しずつ、じっくり進んで行きたいと思っています。
アフターワークまで、どうぞ宜しくお願い致します。


P.S.
今週は暑くなりそうですね。
皆さまお体に気を付けてお過ごし下さいね。



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S. K. さん(40代以上/神奈川県よりご参加) すずらんクラス





藤沢さん、ONSA のスタッフの方々、クラスの皆さん、お世話になり、本当にどうもありがとうございました!


今、自分の状態が苦しくて、何とか抜け出たいと思っている生活の中で、WORKSHOP に申し込み、それに向けて一人の時間を、努力して増やしたりしてきました。

その時から、何か重さを感じてはいましたが、私という、一人の人間の人生のことについて考えようとしているのだから、当然なのかな、とも思いました。


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そして、WORKSHOP CLASS 当日、どういうことを学んで、体験するのか、あまりわかってはいなかったのですが、クラスの皆さんの温かさ、優しさ、真面目さと、藤沢さんの真剣さをひしひしと感じ、とてもとても貴重な時を過ごさせていただいたと、実感しています。

私にとって、衝撃的な時間でした。


いろいろなことを感じました。
今まで、家族にも、周囲の人たちにも、
「私、そう思わない。」
と闘う気持ちではなく、自分の気持ちをどうしていろんな場面で言えなかったんだろう……
と思いました。

私の中で、ものの見方が、少し変化してきているかもしれません。


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私は今まで、問題を感じることをやわらげることなどには、意識が向くことがあったかもしれませんが、問題を見ることはできていなかったのかな、とも思います。

まだ手探りなのですが、自分一人では、今がトンネルの中の様な感じである感覚もなかったのかな、と思います。

その後の実生活の中で意識していると、そう思っているだけで、何もせず守られる様なこともあれば、何かして失敗することもあり、なかなかうまくいきませんが、少しずつ変化したいです。


クラスを終えて口にしたお水は、何だか、「あーこれが、お水の味かなぁ!」と思える気がしました。
もう少し、人生を爽やかに歩いていきたいと思いました。


本当にどうも、ありがとうございました。
貴い機会を与えていただいたこと、感謝し、忘れたくない気持ちで一杯です。


| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。