2015.07-09月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(2)コース2/STEP.1(後期日程)」おおがクラス

画像
タイトルはじまり目印

M. T. さん(30代/東京都よりご参加) おおがクラス





今回のウェブ・ワークショップは、今の私にとって大きな山場だったと思う。

これまで抱えてきた人生の重荷を感じ、今できる範囲で悼み下ろそうと取り組みました。
見えてきた景色が変わったのかどうかは、正直、まだよくわからない。
ただ、途中母親が滞在した中で、子供時代に受けた仕打ちを、大人の私が体験したことで、自分の子供時代がこれまで考えていた以上に、ひどく傷ついたものであったと心から認識することができた。
こんなふうに、自分の気持ち・感情と状況とを分けて、そして俯瞰して考えられるようになってきたことは、これまでワークショップで取り組んできたからだと思う。

それから、自己否定から外側を埋める行為の結果である、結婚、出産、仕事の今の現状は、確かに仕方のなかったことかもしれない。だけど、今の結果は、やはり意図してようが、してなかろうが、自分が選択して行動してきた結果だということ。
子供達には、親としての責任もある。
その責任を、私がどう考えてきたのだろうか。
今回のワークショップでは、そこにも考えされた。
どんなにどんなに忙しかったとしても、今、目の前にあるしがない時間の中で、やり続けていくという現実を学んだ。

それから、”自分との約束” を本当にやれる自分になること。
自分との約束には
「流れを断ち切る(チェアワークをする)」
「『未来日記』を書く(ワークショップの課題をする)」
「冷静にスケジューリングをする」
がある。

それとともに、私が仕事と子供/家族に対して向き合う、心の持ち様。
それが、今回、本当に半端だったということを痛感させられた。
その心持ち、つまり、私が心から大切にしたいと思うそのことに、私がエネルギーと時間をかけてこなかったこと。
それが、今の家族と私と仕事との結果だということ。
“夜勤で疲れた”、”夜勤前だから” “身体がしんどいから” …、挙げればきりのない理由を挙げ、(そもそも夜勤するならしんどいのは当たり前というか、そういうのは込みのはずなんだけれども、そういうのをなかったことにして…)、子供達の気持ちを結果ないがしろにしてしまったことだった。
わずか5分だったり、ちょっと子供と一緒に公園に行ってみるとか、そんな高いハードルではなかったにもかかわらず、私自身の中で、”これは本当に大切な時間なのだ!” という確固たるものとして守ってこなかった。
何を守るのか、その境界線がわかっていなかったし、だから、自分の中で、踏ん張る思いも湧いてこなかったのだと思った。

これが、12週を通して、感じたり考えたり、学んだことだった。
まだまだ始まったにすぎないと改めて思った、それほどまでに、私は重いものを抱えているのだということだ。

12週、こうやってこれたのは、仲間や優月さんの力も本当に大きいです。
ひとりでは、ここまでやりきれなかったと思います。
本当に、ありがとうございました。




タイトルはじまり目印

M. K. さん(20代/東京都よりご参加) おおがクラス





今回の Web. WORKSHOP は、重大なことに気づけた期間だった。
私は子供の頃に負った痛みが、こんなにも自分の感じ方、考え方、行動のもとになっていて、
今の自分の現実をつくり、自分で自分を生きにくくしていることを痛感している。
本当に、現実が自分に刺さってくるみたいに感じる。
それが辛くて、怖い。

これからは、できていないところをしっかり見て、できるようになるまでやればいい。
そう思うと単純明解で少しほっとする。
今までのことを振り返ると、自分の言動が自分の自信のなさ、人から認められたい気持ち、恨み、批判されることへの恐れといった、子供の頃の心の傷から生まれていて、自分を客観的に見ると、不可思議なことをしていたと思うし、おそろしいくらい、不誠実で、傲慢で、自分のことに無責任だと気づいた。私が自分がこんなことをしているって、自分が知らなかった。
自分で、自分が作り出していた自分に気づいていなかった。


私は頑張っているのにうまくいかない状況が回復に取り組み始めてからしばらくして、1年くらい続いた。
それを抜けたのが、今回の Web.WORKSHOP の期間だったと思う。
どうやって抜けてきたか、振り返ってみたら、
毎日の中で気づく、どうもそんな感じがする、という自分から発せられる感覚を頼りに、
少しずつ少しずつ方向を変えてきていた。


自分に起こったことに心を開くことで、どう感じるかを話すことでここまで来れたと思う。
そうする過程で、私は自分が自分についている嘘、否認がたくさん見えてくるようになった。
否認の檻に閉じ込めらててずっと生きてきたことにも気づけた。

私が高校に行けなくなった時が、私の人生で一番早く問題に気づけるきっかけだったと思うけど、
それを逃して12年、役に立たない方法を繰り返し続けて生きてきてしまっていた。
12年もあったら、今より幸せな人生を早く生きられたはず。でもそれは私の空想のなかにしかないんだ。
高校生の時は、もっと否認が強くて、人の意見が入る余地が今よりもっとなかった。
だからこそこうなった。

でも、責める気になれない。私はあまりにも傷つきすぎていたし、
自分を感じる力も今より全然なかったから。

ここで気づけたから、
今のこの時点から、この先の人生を自分に寄り添った人生にしていくことができると、
これから先は希望があるんだって思いたい。


文節区切りの線

私は自分には負担が大きいと思う営業の仕事をする責任を負って、それに苦しんでいる。
だけど、今この問題に取り組むことが、私にとって必要なことだと思っている。
今までの方法を使うのじゃなく、大人の私で、建設的な未来をつくることを選んで、実行していく新しい方法を使って取り組むことで、乗り越えられると思っている。
今私が気づいて変わり始めていて、自分が作った現実を動かし始めていることは、起こっていいことで、原因に対処すれば必ずこの苦しさから抜けられると信じたい。

苦しいけれど、気づけたことはこれからの人生を大切にしていく上でよかったと思う。
本当に苦しいけど、そう感じられることもよい変化なんだ。

これから先が心配で不安な自分もいるけれど、
新しい方法は安全で現実的だから大丈夫とかすかに思っている自分もいる。

無理せず、でも目をそらさずやっていこう。
少しずつこつこつやっていこう。
私ならできるよ。



| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。