N. H. さん(東京都よりご参加) むすかりクラス
4月に受講した「インナーチャイルド・ワークショップ」の前期クラスに引き続き、参加しました。
前期クラスで取り扱う時期より、もっと記憶がはっきりしてきている時期のことを対象にしており、また私自身が抱えている問題のルーツが凝縮されている時期でもあるため、満を持しての参加となりました。
ワークショップ・クラス参加に先立ち、すでにお世話になっているカウンセリングやセラピーの場で、既にこの時期のことを話したり癒したりということをしていたのですが、やはり自分が思っている以上に心にひっかかっていることがたくさんあるという事実を改めて実感しました。
私がずっと抱えてきた両親への思いを語る上でのキーワードは
「噛み合わない」
でした。
ただ、何がどう噛み合わないのか、ということはなかなか自分でも説明がつかず、ぼんやりした重たい気持ちだけが蓄積されてきました。
子供のころから、立派な大人になったつい最近まで、両親は
「良かれと思って」
とか
「私たちは親なんだから、あなたは子供なんだから」
といいながらいろんなものを与えてきてくれたけれど、それって全然私が求めているものではなかった。
だけど、小さな私はそれをひたすら受け取り続けるしかなかった。
受け取らないことはわがままなことだし、許されないことだと思い込んでいたから。
実際に私が、親に与えられたものを拒絶しようとすれば、叱責されたり、見捨てるそぶりをして脅されてきたんだった。
だからいつしか、受け取りたくないな、本当はそれじゃないのにな、と思うことにすら罪悪感を感じるようになってきました。
ワークで、子供時代に抱えてた理不尽な思いを吐き出していくにつれて、親が私に与えたものを素直に受け取らざるを得ない状況というのは、すなわち、私が感じる
「要る・要らない」
「ほしい・ほしくない」
「好き・嫌い」
を封じてこなくてはいけなかったということなんだと、はっきり体感しました。
本当はこう思っていた、こうしたかった、という思いにきちんと向き合い、そして自分で受け止めるという体験をしたことで、ほんの一歩、だけど絶対に必要な大切な一歩を進めた気がします。
この一歩の先には、私の中にある大切な自分自身という存在があるのだと思います。
今、私が一番苦しんでいる、
「自分の感覚を信用できない」
という大きな問題のルーツに光を当てることができたな、と思っています。
午前・午後ともに、藤沢さんが一緒にワークを行うペアを作ってくださったのですが、いずれでお世話になった方々のお話しをうかがっても、自分の身にも心あたりのあることがあり、とても共感して一緒に泣いてしまいました。
でも、こうしてペアになってくださった方々のお話しを伺って泣かせてもらうというのも、クラスの大事な約束である
「心を開く」
「裁かない」
の実践だったのかなと思います。
ペアを組んでくださったお二人には心から感謝しています。
話してくださっている方のお話しに集中することで、次第に私の心も柔らかくなり、今、そこにいる自分自身が感じていることに集中することができました。
また、前日に参加していた「感情ワークショップ」のクラスの時と同様、過去のことや未来のことが頭の中を駆け巡り、
「何でも頭で整理しようとする」
「頭で理解できたことを答えにしようとする」
という悪い癖が何度か顔を出しましたが、今に集中、その瞬間、瞬間に集中、ということを常に意識しました。
今、その時にできる精いっぱいのことをしていけば、過去にとらわれている自分や、未来に起こる何かに対してきちんと答えを出せるはずだと、自分を信じることができた時間だったと思います。
多分、これから先の道はまだまだ長いと思います。
いつになったら解放されるんだろうという気持ちも正直あります。
だけど、結局、未来は今の積み重ね。
今がなかったら未来もない。
まだやってきていない未来についてあれこれ思ったり心配するよりも、未来を作る今を大切にすることが大事なんですよね。
クラスで「今に集中」と実践したことを思い出し、日常生活においても、どんなに小さなことでも自分の感覚を信じる練習だと思って、大切に向き合っていきたいと思います。
藤沢さん、スタッフの皆様、そしてご一緒させていただいた皆様、お会いできてとても光栄でした。
本当にどうもありがとうございました。
M. S. さん(30代/神奈川県よりご参加) むすかりクラス
ワークショップ・クラスを受け、
「なぜ、自分がなにをするにもこんなに自信がもてないのか」
「なぜ、心を許せる人間関係を心底望んでいるのに、人間が怖いのか」
「なにも悪いことや気に障るようなことしているわけじゃないのに、自分はいつか嫌われたり飽きられたりして、本当に困っている時に助けてくれる人がほんの少ししかいない気がして、生きるのが不安になるのか」
以前よりわかった気がしました。
私は安心して甘えたり、自分が感じるままに感じて、それを表現することができない家庭に育ちました。
ご飯がもらえなかったり、体罰があったりしたわけではないのですが、家族や親の手に余るような行動をすると、家の雰囲気が悪くなったりしたのです。
雰囲気が悪いままだとイヤなので、私は雰囲気が悪くならないように、子供の頭で考えた範囲で家族がニコニコしていられるように振る舞いました。
家族がニコニコしていられる範囲で、自分が好きなことをしました。
また、私の祖母は本人のいないところで私の母や私の弟への不満を漏らしていました。
私は、大事な家族の悪口(多分言った本人は悪口とは思っていないのだろうけど)を聞いたのは子供心にショックだったし、祖母や曽祖母の気に入らないことすると、いつのまにか相手にしてもらえなくなって、
「美味しいご飯を作ってもらうことも、人形を買ってもらうことも、もしかしたらできなくなってしまうのかもしれない」
「もしかしたら、一緒にいてもあんまり楽しくないおじいちゃんのところに行っていなさいと、厄介払いされるかもしれない」
と、イヤな気持ちになったことなど色々思い出しました。
私の家族問題は、とても自分で気づきにくかったです。
私に対して直接、体罰などがなかったし、欲しいものを買ってもらった記憶もあったので、可愛がってもらったし、欲求も満たされていると思っていました。
このワークショップを経て、自分のなかから勝手に湧き上がってくるネガティブ思考の原因が何なのか、核心に迫れてよかったなと思っています。
30年以上、自分の本音を自分で聞いてこなかったせいか、自分がどういう人間か全然わからなくなってしまいました。
自分がやりたいことや好きなことって本当にあるのか、もし、もう何かを好きになるという気持ちが自分には無くなっちゃってたらどうしようとか、大人の私は自分のインナーチャイルドをちゃんと助けてあげられたのかなとか、色々心配なこともあります。
でも、人生をリセットしたり、巻き戻したりはできない。
今までは、その年齢での幸せっていうものを味わうことができなかったけど、これからは 33歳の人間には 33歳での幸せの形があるはずだから、過去に振り回されないで年相応の幸せをかみしめて生きて行きたい。
本当に、早くそうなりたいと思っています。
最後に、一緒にペアを組んでくださった方をはじめ、クラスでご一緒した皆様、ありがとうございました。
特に一緒にペアを組んでくださったお二人は、こんなに優しい雰囲気の美人さんが、こんなに可愛らしい人懐っこい感じの方がどんな悩みを抱えているのか不思議に思っていたのですが、お話を聞いているうちに涙が止まらなくなってしまいました。
人にどう思われるか、嫌われたらイヤだなという不安でいっぱいの感情とサヨナラして、ワークショップで会ったような素敵な人と沢山お友達になりたいなと思います。
T. S. さん(40代以上/北海道よりご参加) むすかりクラス
優月さん、ONSA スタッフの皆さん、一緒に参加した皆さん、本当にありがとうございました。
実は、子供の頃の記憶があまりない割に、これまでこの WORKSHOP を受けようと思っていませんでした。
インナーチャイルドは本で読んだし、「TAT セッション」と「TAT セッション セルフセッション」も受けて色々と切り離したから、これ以上 WORKSHOP を受けるのは依存なのでは? とどこかで思っていたかもしれません。
優月さんのメッセージや皆さんの PAY FORWARD を読む内に、最近になって何だか気になり、直前まで受けていた Web. WORKSHOP でも子供の頃のことを幾つか思い出し、小さい私の無意識下の記憶が引っかかってくるようになりました。
そして、追加申込みのタイミングで私のスケジュールがパタパタと変わったことで、偶然 WORKSHOP の日程がぱかっと空き、何かに背中を押されるように今回の参加を決めました。
慌しくプレワークに向き合いながら、過去に受けた傷の数々を事細かに客観的に眺めることができました。
中学生の頃襲われたことも初めて書きました。
自分ではたいしたことじゃないとフタをしていたけど、それに深く傷ついていたことも。
当日、優月さんから
「大変な中を生き延びてきたでしょ?」
と言われて、
「あ、やっぱり私大変だったんだ」
と改めて思いました。
いつも
「私より大変な人はいっぱいいるから」
と思ってしまう。
そんな風に比べる必要はなくて、私も大変だったんだよね。
ずっとずっと自分の状況や感情に気付かず、他者から指摘されて始めて気付くことが多かった。
私がどう思ってるかなんて言っちゃいけないし、知られちゃいけない。
だから、自分の感情を口にするのを避けてきた。
そしたら自分でも、自分の気持ちが分からなくなってしまった。
でも、本当は伝えてよかったんだ。
私は私が感じるままでいいんだ。
私は私のままで、十二分に価値ある存在なんだ。
そんなことが心の中に染みわたっていく気がしました。
セッションでは、胸のモヤモヤを吐き出す方法が分からなくて、最初はきれいな言葉しか出てこなかったけれど、優月さんに助けてもらいながら徐々に出すことが出来ました。
ペアとなった方に一生懸命聴いてもらったことにも助けられました。
私はちゃんと吐き出せたのかな? と不安に思いながらも、心の中がすっきりしているのがすぐに分かりました。
重石が取れたような、嫌などろどろしたものが洗い流されたような感じ。
胸のつかえがすっきりして、そこにあったものがなくなって、広々とした空間が広がっているような感覚です。
ぽっかりと空いたスペースに、またどこからか古い辛い記憶を引っ張り出してきて隙間を埋めるのではなく、そこにじんわりと光るような穏やかで温かな幸せを浮かべたいと思いました。
今週は、いつも以上に強力なクレンジング・リアクションと共に、自分の中が静かに明らかに変わっていることをじわじわ感じています。
当日は慌しく退出することとなり、申し訳ありません。
空港に向かう電車の中で、WORKSHOP CLASS ラストに皆さんと手を繋いでいる様子を思い浮かべながら帰途につきました。
ペアとなった方に十分お礼も言えずに出たことが心残りでした。
お互いの痛みを分かち合い、背中をさすってあげたいような気持ちになりました。
一生懸命生きてきた人がここにいる。
そう思えることが本当に心強いです。
ありがとうございました。
仕事の合間に寄ったカフェで『未来日記』を書きながら、窓から見える緑と真っ青な空に刷毛でさっと描いたような白い雲のコントラストが美しくて、幸せな気持ちが広がりました。
そんな毎日を過ごしながら、参加した皆さんも同じような気持ちを感じているといいなと思っています。
WORKSHOP CLASS 前日、首都圏に住む弟二人と中華街にご飯を食べに行きました。
三人で会うのは久しぶりで、美味しいものを食べて、ささやかなお土産を交換し合って、いっぱい笑ってとても楽しかった。
大変な両親の元で育ってきたけれど、弟達も必死で生き延びてきたんだね。
みんなどれだけの努力と我慢をして生き延びてきたんだろう。
大変な家族だったけど、こうして仲良く思い遣れる兄弟がいる。
私は一人じゃないと温かな気持ちになりました。
そんなこともおまけで付いてきた WORKSHOP CLASS でした。
最後に、小さな私と子供の私へ。
今まで本当にありがとう。
ずっと暗い闇の中に置き去りにしていてごめんね。
あなたを迎えに行くことはとても怖かったけど、それはパンドラの箱を開けることとは違ってた。
もう目を逸らさずに癒してあげるから。
いつまでも一緒に手をつないで歩いていこうね。
N. S. さん(30代/宮城県よりご参加) むすかりクラス
むすかりクラスのみなさん、優月さん。
お世話になりありがとうございました。
率直な感想は、疲れました。
普段の生活で私は、感情をほぼ 100%抑えています。
だから人には言えない悩みや感情をぶつける事で疲れと同時に、爽快な気分にもなりました。
本当によく泣きました。
駄々をこねた子供のように泣きじゃくったのは、小学生以来です。
優月さんが
「大変な家庭状況の中、みんなよく頑張ってきたね」
というような言葉を話されていた時に、私は涙が溢れました。
お姉ちゃんとしてよく我慢したね、私。
子供らしくいられなかった子供時代の私の苦しみ。
そんな思いがこみ上げてきて泣けてきました。
私は弟と妹がいます。
家族の中では、「お姉ちゃん」という役割を与えられ、子供の頃から完璧なお姉ちゃんにならなきゃいけないというプレッシャーに押し潰されそうでした。
自分に自信をつけるためには、完璧な自分でいるように努力する方法しか知りませんでした。
子供の時から努力だけが、私を守ってくれると信じて、本当によく勉強も頑張ったと思います。
お手伝いも頑張りました。
運動会やマラソン大会、水泳大会のような、人と競争する場面ではいつもどんな時も一位を目指して頑張りました。
一位になると、母も祖父母も手ばなしで喜んでくれたから頑張りました。
家族を喜ばせる事に、子供時代の時間を費やし、本当に私には子供として無邪気にしていた時期は3才まででした。
なぜなら弟が生まれたからです。
弟の誕生が、私の中の最大の恐怖でした。
だから弟が生まれたから病院で、弟なんていらない、妹が欲しいと泣き叫ぶという記憶が今もはっきりと覚えているからです。
弟に、両親の私への関心を持っていかれるのが悔しかった。
弟という存在が憎かった。
邪魔だった。
色白の女の子みたいと、母から可愛がられた弟が羨ましかった。
弟は遊んでいても怒られないのに、私は手伝いをさせられた。
女の子だから、当然と言われた。
女って損な生き物だなと思った。
男に生まれたかった。
そうすれば、遊んでいても怒られなから。
お姉ちゃんってつくづく損な役回りだと思っていました。
お姉ちゃんなんだから、弟に譲りなさい。
良い結果にならなかった時や、失敗して転んでしまった時には、自分はなんてダメな人間なんだろうって、とことんいじめ抜きました。
私は小学生の時にいじめらました。
他人にもいじめられたけど、自分でもいじめていたんだと思います。
せめて自分の味方になってあげられる術を幼い私が持っていたら、違った人生になってと思います。
好かれるために必死だった私のコレまでの人生。
今も好かれたいと想うのは、ここにルーツあると思います。
一緒にパートナーを組んで一生懸命話を聴いてくださった方々に、お礼を言いたいと思います。
ありがとうございました。
そして、帰り際に私に声をかけてくださったEさん。
私の Web. WORKSHOP での自分褒めを良かったと感想を述べてくれてありがとう。
私は素直に嬉しかったです。
また何かの機会でご一緒出来たら、嬉しいです。
今週はクレンジング・リアクションが、一週間後の今の日曜日がしんどかったです。
今日は眠っても眠っても眠かったです。
アフターワークをしっかり仕上げて締めくくりたいと思います。
A. I. さん(20代/茨城県よりご参加) むすかりクラス
前期日程に引き続き、後期も参加させて頂きました。
どうしようか迷ったけど、参加して本当に良かった。
からだの反応としては、前半が終わってからずっと頭痛がしていて、ワーク直後はなぜか両方の大腿四頭筋が筋痛になっていた。
からだがほてっていて、帰りの電車では凄く眠かった。
そして電車に乗ってる沢山の人が嫌だった。
何故か「私を1人にして」という気持ちが強かったので、初めてグリーン車で帰宅しました。
次の次の日は仕事で、その時患者さんが赤ちゃんを連れてきました。
いつもならその子が泣きわめいても可愛いな~と思いつつあやしてたけど、なぜかその日はそんな気分になれず、私もつられて悲しくなって泣きそうになってしまった。
ワークで、傷付いて冷凍保存されていた幼稚園~小学生の頃の私を解凍してみると、そこには泣き叫びたくなる程の怒りが封じこまれていた。
今までの私は、父から受けた心身の虐待と、その時の私の感情を必死に忘れようとしていた。
父を許し、必死に仲良くしてた。
もし父を傷付けてしまうような事があれば、確実に私が悪者になってしまうから。
19歳の時、過呼吸になりながら父に今までの思いをぶつけた時も、その後物凄い罪悪感に見舞われ苦しんだ。
なんで父にあんな事を言ってしまったんだろう、傷付けてしまったんだろう、と。
次の日、父から手紙が来た。
謝罪の内容だった。
その文面から、父は傷付いた事が明らかだった。
私は罪悪感で苦しくて苦しくて、思い出しては泣いた。
私はそんなつもり傷付けるつもりは無かったのに、私はなんて親不孝なんだろう、と。
自分を親不孝だと思いたくなかった。
「昔辛く当たられたから父が嫌いだ」
なんて、そんな事言う人は未熟だと思ってた。
育ててくれた親に対して大キライだなんて、バチ当たりだから思ってはいけないとも。
そしてなにより、親孝行がしたいのに、昔された事を今だにネチネチと根に持って思い出してしまう自分が大嫌いだった。
嫌いで嫌いでたまらなかった。
親を恨むなんてことをしたら不道徳だ、だからそんな事はあってはいけない、と思ってた。
全部、未熟な私が悪いと思ってた。
すごーく苦しかった。
だからなのか、私は親孝行に必死だった。
過去を埋め合わせるために、私が 20歳の誕生日の時は両親に「産み育ててくれてありがとう」という感謝の手紙と共にダイソンを贈ったり、初任給では両親に温泉旅行をプレゼントしたり。
母の日はもちろん、父の日のメールも欠かさなかった。
気は進まなかったが、父と2人で祖母の家に行くプチ旅行も断らなかった。
良い娘でいたかった。
昔傷付けてしまった傷は埋めたつもりだった。
父と仲良くなれたと思っていたし、父を好きだと思っていた。
でも違ったみたい。
優月さんが
「胸につかえてること言っていいんだよ」
と言ってくださったとき、子供の私は
「お父さんなんて大嫌いなんだよ」
と驚く程素直にハッキリ言った。
私が今まで必死に築いてきた父とのなにかが、壊れるというよりスッと消えたような気がした。
しかし、それがなんだかしっくりときてしまった。
あとはもう怒りが収まらなかった。
多分、もう少し時間があったら死ねと叫んでいたと思う……。
19歳のときにもらった手紙だって、父は謝ってなんかいない。
内容をよーく吟味したら、ただの言い訳だった。
自己正当化するための言い訳。良い父親としてのメンツを守るための言い訳。
そこには、私の気持ちを配慮した言葉なんてなかった。
まるで私が悪者。
言い訳だらけで、必要以上に感情的になって被害者ぶって、まるで父親の気持ちを配慮しなかった私が悪いみたいになってた。
散々被害者ぶって、挙げ句の果て文末には
「死ぬまで許してもらえないかもしれないけど」
とか話を大きくして。
本当むかつく。
殺してやりたい。
やっぱり、いつだってお前は私より自分が1番大切なんだと再確認してしまった。
でも、それは手紙をもらって読んだ時点で分かっていたはず。
でもその時は素直に
「私はやっぱり父を傷付けてしまったんだ。こんな手紙を父に書かせてしまった私ってなんて親不孝なんだろう。こんなことになるなら言わなければ良かった。」
と思ってしまった。
物凄く自分を責めていた。
これじゃあ、まるで父の思惑通りだ。
でも、父へ抱く私の主観に罪悪感を感じなくてもいいとやっと理解できた今は、父を冷静に見ている自分がいる。
結局、父が大切にして守りたいのは、私自体ではなく、良い家族を作り良い父親をしている自分なんだな、と気付いた。
だから父にとって、そこに他者(母・私・妹2人)の意見は必要ないし、関係なかった。
しかし、父はそれを自覚していない。
父が考える「良い家族像」が全て正しくて、それにそぐわないものは許さない。
だから家庭には、常に逆らえない無言の圧が存在した。
そして、みごとに私は
「家族は、父と子は仲良しでなければいけない。」
という父が作った呪縛にとらわれていた。
父が理想とする家族像に反してはいけない、という無言で絶対的な圧が、うちには確かにあったことに気が付いた。
その事実に、私はやっと気付く事ができた。
今まで何年も家族をやってて気付かなかったことに、少し衝撃をうけた。
私は私の想像以上に、父に支配されていた。
昔、父は私が免許を取りたてで早速1人で運転しに行こうとした時、父は怒った。
どうやら私の初乗りの時は、隣で運転を指導したいらしかった。
私は指導して欲しいなんて一度も言ってないのに。
父は、父(私からすると祖父)が自分にしてくれたことを全部私にもしたいらしかった。
でも、私はそんなこと望んでなかったし、早く運転したかったから「別にいいよ」と言った。
そしたら、父は必要以上にキレて散々私を罵った。
要するに父は、自分の思い通りにならないとすぐこうなるのだ。
昔と全然変わってない。
父にとって、私の意見なんて関係ない。
良い父親で居たいんだろうけど、残念ながら私は全然そう思わない。
つまり、それが父の自己満足でしかないってことになるが、父は気付いていない。
私が父の自己満足に付き合ってあげてるってことさえ、気付いていなかったろうね。
全部自分が正しいって思ってるんだから、今も昔も。
なんだかワークショップ・クラス後は、父への怒り、傍観者だった妹への怒りが収まらなかった。
特に父が許せなくて許せなくて、気持ち悪い。
お母さんに対する怒りはない。
お母さんはあくまでも健康な失敗を繰り返しながら、私の子育てを頑張ってた。
それは分かる。
でも父は違う。
明らかに不健康な間違い方だった。
今考えると、昨日までの私は本当に偉かったと思う。
父と仲良くしようと頑張ってた。
でも、今は気持ち悪い。
家族、家族、とこだわっている父を見ると気持ち悪い。
そこまでして作りたかった仲良し家族の一員である私に、ではなぜあんな態度を取れるわけ? 謎。
それとも、私は家族の一員として数えられてない?
自分が怒鳴り散らしたい時は怒鳴り散らすけど、仲良し家族を作りたいから次の日は問答無用で何事もなかったように笑顔でいろ、って、どんだけ自己中心的なんだろう。
愕然とした。
あれだけ幼い私に
「お前はいつも自分のことしか考えていない」
と言っておきながら、いつも自分の事しか考えてないのは父の方じゃないか。
父以外は、父の圧力によって父の自己満足に付き合ってたんだ。
今考えると吐き気がする。
気持ち悪い。
父と一緒に居たくない時の方が多かったと思う。
でも、そんな自分の気持ちに気付いてしまったら終わりだと思って、私は必死に気付かないフリをしていた。
今まで好きになった人も今付き合っている人も、全員、父とは正反対。
優しくて、私を否定せずにこにこ受け入れてくれる人。
私の人生には、父に全否定をされて受け入れてもらえなかった事や言われた事、心身共に虐待された事が絶大な影響を受けている。
うすうす感づいてはいたが、今回で完全に分かってしまった。
ちゃんと、今につながってる。
正直今だにどう接したら良いか分からない。
というか最近、分からなくなってしまった。
でも、優月さんが
「もう成人した大人同士だから、線を引いても良い」
「付き合いたくない人とは、嫌いな人とは、付き合わなくてもいい。選んでいい」
とおっしゃるのを聞いて、私は心につかえているものが少しほぐれた気がしました。
主観を大切にしても良いんだ、ということ、頭では分かっていても、実際はとても難しかった。
出来ていたつもりだったけど、全然出来てなかったんだなってことが分かった。
父が嫌いだ、と、ワーク中ではあんなにハッキリ言えたのに、いざ父を前にすると、やはりまだ少し罪悪感を感じてしまう自分も居る。
でも、前回よりは自分の主観を大切にしても良いんだということが、身を持って理解出来ているから、私はこの調子で焦らず、すぐ出来ないからって自分を裁かずに、問題を解決していきたいと思います。
「インナーチャイルド・ワークショップ」で、私と似ている方々にお会い出来て共感し合えたこと、大きな励みになりました。
前期・後期共に私とペアだった方、本当にありがとうございました。
優月さんに最後「私と似ているね」と言って頂けた時、とても嬉しかったです。
私と似ている優月さんが問題を解決できてキラキラしてるんだから、私もいつか絶対に解決できるに違いないと思う事ができました。
私はこれからも頑張っていきます。
本当にありがとうございました。
H. E. さん(30代/愛知県よりご参加) むすかりクラス
むすかりクラスのみなさま、先週はおつかれさまでした。
楽しかったし、それぞれ真剣でとても豊かな時間で、本当に心地いい空間だった~と思い返して、シミジミほっこりとしています。
それから、少し、懐かしいような気もします。
全然気がついていなかったけれど、私がほしいあたたかい居場所って、みんなの輪の中にもあったんだなって、どうして懐かしいような気がするんだろう? と考えてみたら、そう思いました。
大切な時間をご一緒できて、とても嬉しかったです。
ありがとうございました。
優月さんにも、ONSA スタッフさんにも、今回もとてもお世話になりました。
いつも、本当に、本当にありがとうございます。
私は「Web. WORKSHOP コース2/STEP.1」が終わった直後の参加でした。
コースのおかげで、過去の時間に巻き込まれたままじゃ、やばい、私がほしい未来は無いわ! と確信できて、自助グループにも足を運んで、カウンセリングもお時間を予約して、そして「インナーチャイルド・ワークショップ」にも参加を決めました。
……にも関わらず、モシモシ? 私のあの確信はどこへ…? という感じで、1週間フラフラ~としていました。
「私、何でこんなに必死になってるんだっけ?」
「私には大きな問題なんて無いのに、いったい何してるんだろう?」
と、何度も何度もそんなことばっかり考えて、不安でいっぱいで、えーん、こんなクレンジング・リアクションもありなの? という気持ちでした。
忘れないために、迷子にならないために、書いておきたいです。
私がほしい、叶えたい夢のひとつは、あたたかい居場所をつくることです。
私が私でいてもいい、そういう私の居場所。
仕事と家族という場で叶えたいと思っていたけれど、居場所を感じるのが私であるなら、まず、私の中に私のあたたかい居場所を作れたら、それがいちばんなんだなって思ったりしました。
私の中に私のあたたかい居場所がある状態で、人とあたたかい関係を築けるようになれたら、それはとても安全だし、安定していそう。
そうしたら、人も外も怖くなくなるのかもしれないよね。
怖くなければ、この場所では、どんな私ならいいのかな? という、その場を乗り切る解決方法を無意識に持ち出さなくてもよくなるのかもしれない。
いちいち毎日ただ生きているだけで、こんなにクタクタに疲れなくっても、よくなるのかも、しれない。
「もう止めていいのよ? どんな私でも大丈夫」
と思うのに、演じなくていい私が何なのか、大丈夫ってどういうことなのか分からなければ、その解決方法を止めてみることなんて、怖くて怖くて、できないのよね。
それは、すごく道理にかなった私の要求だと思うから、やっぱり、ひとつずつ、学んで、順番に(=私の中を先に)、練習していってあげたいと思います。
こうして書いてみると、共依存という習慣性の状態から、ただの大事な私を取り戻したいことと同じことみたい。
コツコツと、私を信じることにチャレンジしていこう、という事とも、おんなじに聞こえます。
いろいろな言い方ができるけれど、本当に、根っこは同じぽい。
「私、何でこんなに必死になってるんだっけ?」
これの答えは、私の感じ方、考え方を変えることで、あたたかさを感じて生きていけるのなら、本気で取り組む価値がある、と思ったから。
私が、私のために、そうしたいからだよ。
「私には大きな問題なんて無いのに、いったい何してるんだろう?」
こんな声には、傷のない人なんていないし、その傷を癒すことは、誰にも禁止されていないから、何のために、その傷をどうするかは、大人になった私が選べるし、選んで決めていいんだよって言ってあげたい。
だから、問題は大小で考えなくていいし、私は、私の問題に、私の今と未来のために、真摯に取り組んでもいいんだよって、何度も丁寧に自分に言ってあげたいです。
問題なんて無かったことにしようとして、全然うまくいかなかったのだから、そうするのが最善ぽいて身に沁みて思うのよね。
そう思うと、33歳の私の時間も、少しも無駄ではなかった。
むしろ、とても大事で豊かで愛しい時間だった。
本当にありがとう。
……後期のクラスまで体験できて、ようやく、肩の力が抜ける気持ちです。
ここまで、何とか踏ん張りたかったのかな。
だけど、口から言葉が出ないほど何だか疲れきっているし、何の条件もなく、ただ私は私に優しくしてほしいと心から望んでいます。
ここから先は、無理してがんばるより、自然のリズムを知りたいよ~そうさせてよ~って聞こえるようです……。
「今ココ」の時間が、「今」私が生きている豊かで愛しい時間なのだって、それを忘れたくない。
早くあの家で過ごした時間がスッカリ過去になるといいのに! と願いつつ、早く早くと焦るよりも、小さいことから、しっかり褒めて認めて、満足も幸せも、ちゃんと感じてあげられることが、とっても大事。
私の嬉しいことも意味が無い、取るに足らない、そんな風に扱われて、とっても悔しくて悲しかった、そういう痛さがココにもあるから、モヤっとして、小さいことを認めるのも少し難しく感じるのよね。
インナーチャイルド・ワークも含めて、色んなアプローチがあるから、身につくまで、引き続き、これも何度もチャレンジチャレンジ。
私にとって、チャレンジできるって、どんな小さいことでも、すごいことなのかもしれないです。
ずっと、したかったのに、できなかったことを思うと、しょっちゅうヘコたれつつも、やっぱり嬉しいし、ありがたいこと。
「いろんなことをやってみたかったし、私にはできることがたくさんあったの」
そう言う小さい私と、一緒に、小さいことを、ひとつずつ、積み上げていきたいな。
それから、あんなに大きな声で叫んだことって、本当に初めてでした。
貴重な体験を、ありがとうございました。
帰ってすぐに、近所のカラオケボックスを検索してしまいました(笑)。
社会的に縁が切れるわけではないし、この先、両親と私の力関係が、ふと気がついた時に逆転している日がくる可能性は高いわけですよね……。
怒りや恨みを溜め込んだままだと、同じことをやり返してしまう可能性もまた高いわけで、それは絶対に嫌だし、誰にとっても不幸なことに思います。
優月さんの目の真剣さも思い出します。
決して軽く見たりしないで、カラオケも真剣に検討しようと思いました。
カラオケじゃなくてもいいかもですけど、手軽だし慣れれば安全そうです。
前半、後半、ペアになってくださったお二人には、改めてありがとうございました!
ほんの少しずつお話ししただけなのに、長いお友だちのような気持ちです……。
お二人それぞれの勇気が、素敵だったなぁと、とても思います。
同じように、私も素敵だったかもなぁ、とも思います!
「Web. WORKSHOP コース2/STEP.1」でご一緒していたお二人にも、お会いできて、お話しできて、嬉しかったな。
ひとりだけど、ひとりではないという事実は、こんなにも幸せなことみたいです。
そんな時間を感じながら、コツコツできるだけまっすぐ丁寧に自分に向き合って、変わることを楽しんでいけたら素敵です。
私にも、みんなにも、毎日の時間が豊かで愛しい時間でありますように。
たくさんたくさん感謝をこめて、祈ります。
K. K. さん(40代以上/宮城県よりご参加) むすかりクラス
優月さん、ご一緒させて頂いた皆様、ありがとうございました。
「インナーチャイルド・ワークショップ」の前期、後期に参加し、
親の思い通りにならない私はずいぶんひどい扱いをされていたなぁ、
こどもの私はちゃんとわかっていて、それでも何とかしようと頑張っていたんだ、と
改めて気づくことができました。
そして
たまっていた感情を涙と言葉にして、ずいぶん気持ちが軽くなりました。
(あんな声を上げて泣いた記憶なんてありませんでした)
実際にやってみることって本当に大切ですね。
失った時間は取り戻すことはできません。
だからこそ、もう一刻も無駄にするのは勿体ないので、
まだ残っている問題を早々に片付けて、本当に幸せに生きていこうと思います。
皆さんも最短距離で幸せになれますように。
| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ
ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。
「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。