S. H. さん(20代/大阪府よりご参加) のりすクラス
Sちゃんへ
12週間、ほんとうによく頑張ったね。
始まる前は12週間を長く感じて、「そんなに長くつづけられるかしらん?」と不安に思っていたけど、終わってみたらあっという間だったね。
しかも、藤沢さんから「最後の課題です」と言われたときに、「さびしく」も感じていたもんね。
「やっと終わる~!」ではなく、「あれ? 終わっちゃうのさびしい…。」と感じるほど、ワークショップを毎日の生活のリズムに入れられたのかもしれないね。
そして、このワークショップがいつものバイト(仕事)や学生時代の宿題や勉強などと違って、「義務」ではなく、「早く終わらせたい苦痛」ではなく、私自身が「やりたくて始めたこと」、もっと極端に言えば「やりたかったこと」だったのかもしれないね。
ほんとうに、このワークショップの終わる「さびしさ」を感じられている私が不思議。
今まで覚えがない感情だね。
さて、12週間前の私は、いろいろと課題を抱えていました。
まずは、前回、ONSA Web. WORKSHOP の「コース0/STEP.1」を受けた時に、「夏休みの宿題が終わっていない夏休み最終日」のように毎週を、いや、毎日を苦痛に感じていたことです。
まさにさっき言っていた、12週間前までの私にとって、ワークショップは「早く終わらせたい苦痛」でした。
でも、最初の言葉でわかるように、今の私にとってこのワークショップは「終わってしまうのがさびしい、楽しかった夏休み」と感じられるようになりました。
ワークショップ中も大変でしたが、とても楽しかったです。
そして、課題を楽しんで取り組めるようになることは、私が最初の課題で書いた「希望する変化」の1つでもありました。
(今、書いていて気づきましたが…私が願ったことが叶っている?! スゴイ!! 私、GOOD JOB! 叶えられた自分、叶ったと気づけた自分、めっちゃGOOD JOB!!)
また、『夢かな手帳』に予定を立てたとしても、実際には行動ができないことが多く、現実とスケジュールとのギャップに苦しんでいました。
今の私は課題を通して、『夢かな手帳』と密にお付き合いしたことによって、私が「5つのドライバー」を発動して「ちゃんとしなくちゃ!」お化けに取り憑かれて、「完ぺきに、正しく『夢かな手帳』をつけて、そのスケジュール通りに動かなくては!」と、意外にも強く思っていたことに気づけました。
そして、「ちゃんとしなくちゃ!」お化けに気づけたことで、急な予定変更やできなかった予定などを、修正テープなどで真っ白に戻して『夢かな手帳』の上から「無かったこと」にすることで、余計に苦しくなっている自分自身にも気づけました。
また、『夢かな手帳』に書く予定を大きな文字で書いて、予定と予定との間に余裕を持たせることで、私自身が実際に取り組める量の予定を『夢かな手帳』に書けるようにもなりました。
まだ、小さな文字で隙間なく予定を詰めてしまい、「予定通り進まん!」と発狂してしまう日もあります。
しかし、私にとって心地の良い『夢かな手帳』への予定の書き方や、実際に行動する予定量が一回でも分かったことは、本当に大きな経験だったと思います。
なぜなら、私が苦しくなったら、また、その私にとってラクなところへ戻ればいいからです。
ところで、ここまで書いていて思ったのですが…私がここ最近、「ライヴに行くぞ! 美術館に行くぞ!!」と楽しみにしていることさえ、「ワクワク」して『夢かな手帳』に書き込めず、「もやもや」してしまうのは、もしかしたら、「ちゃんとできるかどうか」が不安になってしまうからではないかしら、と今思いました。
(そして驚いたことに、このことも私が願った「希望する変化」だ。予定と現実とのギャップに気づけて、私自身がラクな方法で予定を立てて、実際に行動できている! 私、素晴らしい!! GOOD JOB!)
さらに、私はこの12週間で『夢かな手帳』によく登場する「予定のコバンザメ」をやっと見つけられるようにもなりました。
今までは「予定のコバンザメ」を見つけられず、「TO DO リスト」に何を書いていいか困った挙句、「コバンザメ」ではなく、「ジンベエザメ」を書いてしまい、「消化出来ん!」と苦しむことが多かったように思います。
そして、今回のワークショップでは、実際に行動してみること、また『夢かな手帳』のなかでも「Yes and …….コミュニケーション」を取ることで、私は「予定のコバンザメ」を見つけられることに気づけました。
そして、この「発見」により、「実際に行動してみないと分からない」という言葉を肌で実感することができました。
(さらに言いますと…「コバンザメ」を見つけられるようになることは、私の今回の課題でした。頑張って探してみた私、えらい! GOOD JOBよ!)
また、私は6年間『夢かな手帳』を使っていますが、毎年「ワクワクリスト」が書けずにいました。
この「ワクワクリスト」を書くときにも、「5つのドライバー」がしっかり発動していることで、私は「ワクワクリスト」が書けないのではないか、私は自分自身が「何をしたいのか」分からないのではないか、と思っています。
そして、このワークショップ中に、私は「私を守って、私を大事にしたい」こと、「犬と一緒に暮らしたい」こと、「生に触れたい(Web上ではなく美術館で絵画を見たり、本場で美味しいものを食べたり、お客様の喜びを直に感じたりする)」ことを「ワクワクリスト」として発見することができました。(これらも実際に行動してみたことで、見つけることができました。)
勇気をだして、2016年度の『夢かな手帳』の「ワクワクリスト」に書き込んでみたい、と思います。
今回、12週間のワークショップ中にいくつか不思議で驚くべき体験をしました。
まずは、「失敗」が怖くて仕方がない私が、ワークショップ中に「不細工でも、変な日本語になっても大丈夫だから、『未来日記』のなかで練習してみよう」と挑戦しているんです。
このことに気づいたとき、私は驚きました。
そして、その「失敗」があまり「怖く」も感じていなかったことも不思議でした。
また、人から頼まれたことを「楽しんで」取り組むことができ、頼んだ人にも喜んでもらえて、喜んでいるその人を見ていたら、私もうれしくなってきた、ということがありました。
今までに経験したことのない、とても不思議な連鎖だ、と感じました。
そして、この12週間のワークショップ中に、一時期、今までずーっと頭で開催されていた「消えたい」祭りが閉幕されて、日々の時間を過ごすことが楽しかった時間がありました。
私は、この状態をふわふわしていて、慣れない感覚で、とても怖くかんじていましたが、祭りが再開された今、あのときの「ふわふわ」した感じが懐かしく、恋しいです。
「ふわふわ」した感じに今は戻りたいです。
それから、6年間も書けなかった『夢かな手帳』の「ワクワクリスト」が書けたことはとてもうれしかったです。
そして一番驚いたことが、このワークショップを私が楽しんで取り組めたことです。
日常生活ではいつも通りしんどいことがありました。それでも、ワークショップに集中しているときはとても楽しかったです。
「今に、自分自身に」集中しているから楽しかったのかもしれませんし、私自身が「集中すること」を楽しんでいたのかもしれません。
とにかく、ワークショップをすることが私はとても楽しかったです。
最後になりましたが、のりすクラスの皆さん、12週間ありがとうございました。
「みなさんが一緒に課題に取り組んでいらっしゃる」と思えたからこそ、私はこの12週間課題を続けることができました。
ひとりだったら、きっと、ここまで走り続けることはできなかったと思います。
本当に、のりすクラスの皆さんと一緒に課題に取り組めたことに感謝申し上げます。
ほんとうに、ほんとうに、のりすクラスの皆さん、ありがとうございました。
そして、藤沢さん、ありがとうございました。
ワークショップとても楽しかったです。
終わってしまうのが本当にさびしいです。
本当にありがとうございました。