2020.06-09月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(2)コース2/STEP.1(前期日程)」ろけぶるーねクラス

画像
タイトルはじまり目印

S. M. さん(40代以上/兵庫県よりご参加) ろけぶるーねクラス



タイトル下の線


静かに力強い3ヶ月でした。瓶に漬けた梅酒の色が、3ヶ月かけてジワジワと琥珀色になるように、毎日少しづつの力は確実に変化していくような、そんな感じでした。


文節区切りの線

どうやって巻き込まれていったかや、その洗脳ぶりやらが、自分のこととして落とし込めた時間でした。
何度も読んできた定義の文章が、自分のこととしてリンクして読めたような感じでした。
そうだそうだ! って。

わたしはなんて母の(のち周りの)都合のよいように仕上げられたんだろうって、驚きだってあった。
驚きのあとは怖さ。
その都合のよさを好く人もこの世にはいるから。


仕上げられた、なんて、人に対して使う表現ではないけれど、人って環境というものにとても影響を受けるんだ(影響を受けるなんて簡単な表現どころでなく、細胞に染み込むぐらいの汚染だ)って、ほんとに驚いてる。

自分事として驚いてばっかだけど、目の開き具合のレベルがアップしたのかなと思ってる。
それと、自分の弱さを認めれてきたからかな。


弱さって、悪いものじゃなくて、そこから攻め入られるから隠さないといけないものじゃなくて(攻め入られると感じずにはいられない環境だったこともわかる)、恥ずかしいものじゃなくて、ただ「おお、ここ弱いぞ。」みたいな、自分のことをよく知れるためのものみたい。

弱いとわかれば、なぜか逆に強みになるような、そういう感じがしたことも収穫でした。
それ(弱さ)すらも、取り返すべきわたしのものでした。これはわたしのもの。
相手のものじゃない、相手が好きにしていいものじゃない。


文節区切りの線

自分をダメだと思うこと自体が苦しいんだ。
ダメで苦しいのでないの。ダメじゃないから。

それにかきたてられて、認めてほしさを欲する。
自分が何とか力を感じれるようなコントロールできそうなものや理屈を探そうとする。

それを切る。何度も何度も。戻る。わたしが望むものは何だろう。
そうしたら、それは、わたしの中にあるから、あったから。安心なんだよ、って、少しづつわかってきた。


文節区切りの線

どこの何をどうしたらいいかわからなかったものが、こうやってそれぞれの場所がわかるようになってきた。
それは、必ず以前より明確になる。

認めてあげることや、確認していくことや、掴むことは、わたしが自分にしてあげれるから。
気持ちの持っていき方をごちゃごちゃと理屈付け(というのが自分への無茶ぶり)しなくてもいいんだとも思えた。

わたしにだって感情というものがある。
その当たり前のことを忘れてもいたんだ。

なんて力強い言葉だろう、わたしにも感情というものがある。
喜びだって湧き上がる、もう何回も言いたいぐらい。


文節区切りの線

相手の立場を考えてあげられる(これ、けっこう瞬時に考えていること)、それは悪いことではないし、持っていないと逆にうまく生きられないとも思う。
だが、自分の横暴さを出しても、自分の立場を守ってくれる、そんな都合のよいように扱われては許せるわけがない。

それに、自分の立場(境界や尊ぶことや)を守るのは、その人の仕事。
そして、わたしもわたしの分の仕事がある。

「自分を尊重すること。」って、この1週間にふと出てきて、ああ、そうだな、“わたし” にもそうしてあげないと、いや、本来人はそうしているのだから、“わたし” もその輪に入ろうよ、入れてあげようって、そう出てきた。
わたしは “わたし” を尊重したい。


文節区切りの線

STAY HOME が叫ばれてる中で始まったこのコース、現実のスケジュールの行動は小さくならざるを得なかったけれど、わたしの中のほうは大きな広がりを感じました。
ありがとうございます。




タイトルはじまり目印

Y. S. さん(40代以上/長野県よりご参加) ろけぶるーねクラス



タイトル下の線


書いたよ〜。
コンスタントに12週、書き込み続けた。課題に取り組み続けた。
これも以前はできなかったことだ。

途中で苦しくなってしまうことがあった。そして今は、苦しいと感じることがあっても、そこから復活して課題に取り組み続けられるようになった。
進歩だ。よくやった、私。


文節区切りの線

この期間に書き込んだ手帳や日記にも、試行錯誤の後が沢山。
上手くいったこともいかなかったこともある。上手くいくと嬉しいけれど、上手くいかないとほろ苦い。
それでも、行動し続けたことが今の私の収穫だ。

以前の私は、10か0かの世界で生きていたところがある。
上手くいけばよし、上手くいかなかったらダメ。
そして上手くいかないと嫌で、行動するのをためらってしまう。

そうだったのにも理由がある。
何かが上手くできないことで、理不尽な怒りを原家族からぶつけられたりして、攻撃の材料を差し出してしまうのが私は怖かったのだ。


文節区切りの線

そして今は、そういった原家族の影響が、少しづつ薄らいできている。
起こったことに疑問を持ち、冷静に見つめられるようになってきた。

そうすると、おかしいと思うことが沢山。
本来私の責任でないことが、私のせいにされていたり。

そして、おかしなことは続けないことにした。
私は、私の生き方を自分で選べるのだ。だからおかしな生き方は、私が嫌なら続けなくていい。それは私の自由なのだ。


私の周りの世界が変わってきた。
10か0の世界から、1から9まである世界になってきた。
色々な選択肢がある。そして何でも上手くいくわけではないし、何も上手くいかないわけでもない。

例えて言うなら、原色ばかりだった世界に、少しずつ様々な色が入ってきたような感じだ。
草木染めのような淡い色だったり、鮮やかだけれど優しい色だったり。

色んな色がある。
そして、多種多様な色のある世界は、美しいと思うようになった。


文節区切りの線

変化が感じられること、そして課題に取り組み続け、変化を起こせたことが嬉しい。

以前は、何もできないような無力感に襲われることもよくあったが、できないこともあれば、できることも確実にある、ということがわかってきた。

そして、共依存を続けていたのは私自身だ、ということもよくわかってきた。
原家族の問題に巻き込まれてはいたけれど、その生き方を続けていたのは私自身だった。

問題の中心にいるのは私だ。だからこそ、希望もある。
私が生き方を変えれば、私の周りの世界も変わっていくのだ。
それをこの三ヶ月間、実感した。


文節区切りの線

自分と向き合い続けるのは時にはしんどいけれども、その収穫はとても大きい。

そして、自分と向き合い続ける時、私の中心にいるのは私自身だ。
他の誰でもない。
私がどんな風に感じているか、何がしたいのか、何をすると私は喜ぶのか、何が嫌なのか、そうやって自分を見つめる時間は、私に優しい時間だと思う。

共依存の私は、他の人のお世話ばかりで、自分に優しくするのが難しかった。
それが今、できている。とても嬉しい。


文節区切りの線

やることは沢山ある。学ぶことも沢山ある。
先は長い。楽ではない。

けれど、この道は明るいのだ。
私の人生を、光で満たしてくれる。

私は、共依存からの回復の道を、また歩こうと思う。
そうすることは、私にとって幸せなことなのだ。


今回も、よくやった、私。
そして、またやるか!




タイトルはじまり目印

M. N. さん(40代以上/千葉県よりご参加) ろけぶるーねクラス



タイトル下の線


12週間か。
3ヶ月間。このコースが始まったのが6月。
PAY FORWARD をまとめている今は、9月が目前に迫る頃。

今回はいつにもまして時間を振り返ってしまうほど、濃ゆい3ヶ月に感じられる。
一日一日が本当に濃く、重く、けれど、あっという間だった。


文節区切りの線

私の、正直な、ありのままの、「本音」「本心」を知る大きな前進となった。
ワークを通じて、私は、自分を怖がっていることに気づきました。

私の「本音」は、とても悲痛なものだった。
そのことにとてつもないショックを受けました。

子ども時代に信じ込んでしまった習慣による傷が、大人の私の今にも及んでいるそのことを、自身の体験と感覚として、確かに感じ取れたことがわかります。
あの瞬間から少し時間が経ち、PAY FORWARD にもこうして書けるようになれた。


文節区切りの線

私の痛みに気づくことは、本当に大きな意味がありました。

悲しみ、さみしさ、悩み、不安、歯がゆさ、怒り、怖さ、無関心、孤独。
わかっているけれど、どうすることも出来ないこと。固まりきった身体。

身体とこころのつながりを失っていたこと。
行動に移してみること、受け取ることの新しさ。

私は私について知らなかったことがたくさんある。
私は私について気づかなかったことがたくさんある。
見えなかったものが、見えるようになれた。


文節区切りの線

ささやかかもしれないけれど、時間が生きているように感じられるようになりました。
朝、10分、15分早く起きてみるようになったり、夜も家事を切り上げて寝てしまうことにしたりする。
時間を作るための作り置きおかずのために、時間をつかって情報収集しているのが楽しかったり。

最近の私の時間は自発的に動く。
前の私の生活は、振り返ると、時間割に動かされた生活のよう。


果たして、今見えるようになっているのは、どのくらいの分量だろう。

これから先、私はどんなふうに変化していけるだろう。
希望が湧いてくる。