M. N. さん(20代/広島県よりご参加) じゅずかけクラス
一番印象的だったのは、自分が何度も何度も自分を励ましていることだった。
私はこのことが信じられない。
あんなに私は私を責めてばかりだったのに。
あんなに私は私を嫌ってばかりだったのに。
私は本当に人生で初めて私を理解しようと、応援しようと、寄り添って自分に優しくしようとしているんだって。
どんだけ時間がかかっても、うまくいかなくても、いろんな感情が渦巻いて嫌になりながらも、特に今回は課題ができないことが多くて残念だったけど、それでも、自分を一生懸命理解して、そばにいて搬送しようとしていた。
それから、その励ましに押されるように、素直に言いたかったこと、伝えたかったこと、感じていることを言葉に書き残している。
全部を振り返ってもう一度声に出して読んで見たけど、どこにも嘘偽りがなくて、そうだよね、と同感しながら過去の自分と向き合った。
それから、1年前あるいは半年前は自分に怒鳴ったり怒ったりするような書き込みが多かったと思うけど、だんだん、悲しい、寂しいという穏やかな感情、言い方に変化してきた。
『夢かな手帳』には自分時間という赤の印が書いてある。
3月5月は赤の印があるけど、4月は赤の印がない。
だから、課題もかけてないところが多いのか。
途中でちょくちょく、心が固まる・感じなくなってきたというコメントや記録があるのだが、これはまずい状況だと私自身の SOS として感知している。
それから、意識的にゆっくり感じる、自分時間を作ることに着目するようになったみたい。
でも、そこに対しても少し抵抗があって、自分に対して時間を使うことに罪悪感が私にはあるみたい。
私の人生なのに私のために時間を使うことに対して罪悪感があるって、どれだけ私が共依存にハマって、分からなくなって麻痺しているかが、わかる状況だ。
自分の時間を自分のために使うことがどれだけ大事か、自分の気持ちをわかってあげることがどれだけ大事か、やっと最初の時間のワークの意義がつかめてきた。
でも、習慣としてはまだしっかり身についていないみたい。
自分の時間を無視すること、自分の感情を無視することから、自分に対する不信感、不満に繋がってくるのだ。
それが、たまると人生が幸せとは逆の方向に進んで行ってしまう。
あと、日記の方には、好き・嫌い、楽しい・悲しい、嬉しい・大変など感情表現豊かに綴ってある。
好きって書いてあることが増えて嬉しい。この友達が好きとか、この場所が好きとか、この言葉が好きとか、この仲間が好きとか。好きにも色々あるんだな〜って嬉しくなった。
好きって使うと嬉しくなる言葉だって気づいた。
ちょっと気恥ずかしいんだけど、もっと好きを書いたり言えたら幸せかなと思う。
自分の状態としては、パニックになることは減り、ズキズキすることが増えた。
あ、なんか私にサインが出ている? みたいな感じ。でも、それが何かはよく分からないから、しっかり時間をとったり、何回も尋ねたり、書いてみたりしないと浮き出てこない。
前は胸のあたりや喉のあたりにつっかえがあったけど、今はお腹の下あたりがズキズキする感じ。全体的な私の感じ方や受け止め方が変化しているのかな。
全体的に柔らかい人になってきたような。
プレッシャーと向き合っているのではなく、1歩1歩を大事に歩こうとしている意思を自分から感じた。
でも、悲しみも多い。
そう、悲しい。ただ。
まだまだの道のり。でも、ちゃんと逃げない大事な道のり。
M. N. さん(40代以上/東京都よりご参加) じゅずかけクラス
このワークをはじめたころ、私は、自分に環境の変化が訪れると想像もしていなかった。
自分の心に戸惑った。
期待、喜び、愉しさ、戸惑い、怖さ、怒り、悲しみ。
上手く思い出せない過去、思い出せる過去、今、将来。
自分の心はずっとぐるんぐるんしていた。
課題に必死にしがみつくことで、自分の心と向き合い続けた3か月間だった。
今までのワークとは違う言葉がでてきた。
今までのワークでは話してこなかった話を書いた。
ぼんやりしていた夢や希望の輪郭が少しはっきりした。
環境が変わった私の足元は今もおぼつかない。
だからこそ、しがみついて、ただただあふれてくる言葉を書き綴ったこの3か月間の軌跡は、宝物のように感じた。
本当によく頑張ったよね。
こんなにも必死に、自分と向き合った日々はなかったと思う。
「私はもう逃げたくない。
人と関わることから。
自分を大切にしたいと、一生懸命頑張っていることから。
私を取りもどすことから。」
「心が他人重心だと危ない。
まあまあ愉しく問題ない生活を送っているようだと適当に受け流しそうで、そこそこやれている気がしそうで、すごく危険だ。
気づかずにどんどん時間だけが過ぎてしまう。」
私の心からの笑顔が、私の人生を彩る。
私の心と時間を大切にしていきたい。
| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ
ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。
「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。