2017.02-06月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(3)コース3/STEP.1(後期日程)」きりがやクラス

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タイトルはじまり目印

T. Y. さん(40代以上/千葉県よりご参加) きりがやクラス



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働くことについて、お金について、こんなにもいろいろ外の考えを取り込んで、ひとつひとつ確かめることもせず、そういうものだ、と思いこんでいたことに驚きました。


文節区切りの線

生きるためのお金を得るには働かなきゃいけない。
働くことは当然のことで、自分にとってどんな意味を持つのかなんて考えたことはなかった。
ちゃんと生きていくためのお金を稼ぎたかった。そして、人から認められたかった。

人から認められるために、わたしは人から見られた自分を取り繕うことに必死でした。
自分が相手から期待されることをできない。
それを知られるのが怖くて、わたしは自分の時間を譲り、そして、盗めそうな人からその人の時間や成果を知らず知らずのうちに盗んでいました。
そうやってつくったはりぼての自分はとてももろく、不安定で、そのはりぼてがいつか崩れるんじゃないか、中身がからっぽなことがばれるんじゃないか、といつも不安でした。


文節区切りの線

生きていくために働く。それはすごく怖いことでもありました。
働かないと生きていけなくなってしまう。だから、できるだけ今の仕事を続けられるように。
新しいことなんか始めたら大変だし、失敗するかもしれない。
自分がいい出したことがうまくいかなかったら、責められるのは自分。そんなことで責任なんかとれない。

そうやって、他人から見た自分を作るために、そして手に入れた仕事にしがみつくために、自分の時間を無意識に明け渡し、長い時間働くことで自分の価値を下げていることには気づかなかった。
ただ生きるために、お金を手に入れる手段である仕事を続け、そして、人に認められることが自分の価値なのだ、と思っていました。

でも、自分がなにをしたいかわからなければ、お金を何に使っていいかわからない。いくら必要かわからないから、いくら持っていればいいのかもわからず、とにかく多く、と思っていたし、減るのが怖くて使えなかった。


文節区切りの線

お金は価値の交換システムで、それ以上でもそれ以下でもない。
仕事をして自分が生み出した価値(お金)で自分が欲しいものの価値(お金)を払って手に入れることなんだ、と気がつきました。自分が生み出した価値以上のものは交換できないんです。

お金の多さが幸福とはつながらないんだと感じました。
自分が本当に必要なこと。本当に望んでいること。それができるだけのお金があれば、それで十分なんじゃないか。

わたしは何を望んでいるのだろう。




タイトルはじまり目印

S. H. さん(40代以上/東京都よりご参加) きりがやクラス



タイトル下の線


今回も、本当にたくさん悩んでたくさん考えて、でも着実に前に進んで、でもまた戻って…。そんなことの繰り返しでした。

「コース3/STEP.1(後期日程)」まで来て、だからこそ思うこと。
それは、もしかしたら、今までで一番きつくて一番楽しくて、一番成長を実感できているのかも、ということです。
今を生きるとは、今の自分を見つめること。自分のダメな部分、弱い部分、ネガティブな部分ひっくるめて全て。

思えば、過去ばかり掘り下げていた頃は楽だったと感じます。
だって、人や環境のせいに正々堂々とできるんですから(悪い意味ではなく)。

でも今は、リアルな毎日を生きていかなければいけない。たくさんの大人のライフスキルもままならないままで。
それって、何と恐ろしく、何と不安で、何て素敵なことなんだろう!


文節区切りの線

日々本当に思いは矛盾だらけのように変わるけど、きっと今はそんな時期なんだと思います。
早く越えたいけどこれはもう、その時がきたときしか越えられない。
今は私にとって大切な通過点なんだと思っています。

焦らない。比較しない。自分を責めない。
この言葉を胸に抱きながら、今日も頑張って働き、笑い、食べ、おしゃべりして、泣き、不安になり、孤独感に苛まれ、でも立ち直り、そんな風に私は生きています。
これからもずっと進化していけると思います。
続けていけば回復できる。もう、前の世界には戻れないから、進むしかないです。
今はその間にいるから辛いのかな。


文節区切りの線

自分の言動の不一致に悩んだり、頭で理解できてるはずのことが全く出来ないことのギャップに落ち込んだり、そんなことばっかり。
でも、やっぱりどこか楽しいのは確実に前とは違う自分に気が付いてきたからだと思います。

今を生きる。
仕事において特に、実現していきたいです。

自分の心に正直に。一番の味方である私のことをこれからも大切にしていこうと思います。
3か月間、本当にありがとうございました!



| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。