2015.06-08月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(2)コース2/STEP.1(前期日程)」あけぼのふじクラス

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タイトルはじまり目印

H. M. さん(30代/広島県よりご参加) あけぼのふじクラス





沢山の変化や気づきがあった、あっという間の12週間でした。

個人的には、このワークショップが始まった日に、パートで働き始めました。
約6年ぶりの社会復帰です。
今やっと仕事にも慣れてきたところです。

また、このワークショップ中、7月に対面の「インナーチャイルド・ワークショップ」に参加したことも大きな影響がありました。
そこで、正しい知識を得ることの大切さを再認識したり、「私は、本当に小さい頃に誰かの為に生きることを決めてしまったんだ」ということに気付いたりしました。
状況が変わり、正しい知識も少しずつ増えて、また今までとは違った角度で「共依存」「家族問題」を見ることが出来ました。

私は、自分が幸せになることにどこか抵抗を感じていました。
すっきりと100%そう思いきれないところがありました。
心のどこかに罪悪感を抱えていました。頭では、自分が幸せになることが周りも幸せにするんだと理解しているつもりでも、どこか後ろめたさを感じていました。

私は、本当に小さい頃、まだ自分が何者かもわからない、3歳前後の頃から、強烈に「母を幸せにしたい」「母に笑っていてほしい」と願っていました。その為なら自分に出来ることは何でもしてきたように思います。
自分で進んでそうしてきたのに、大人になって、手のひらを返したように、そうしてきた自分=自分の感情や願いを大切にしない生き方を否定したのでした。

母はまるで子どものように弱かったのです。私は母を「可哀想」とずっと思ってきました。それが彼女の「コントロール」で、子どもだった私の優しさを利用されたのだと分かっていても、やっぱり母を見捨てられずにいました。
結局は、母から愛されたい、認められたいという自分の想いを捨てられなかったということなのかもしれないと思っています。

そんなことに気付いた12週間でした。
書いているととても寂しくて切ない気持ちがします。
でも、私は、私を大事にする生き方をしたい、と決めたのだから、これからもどんどん自分を癒していきたいと思います。
そして、自分らしい人生を歩みたいです。進め、私。


藤沢さん、ONSA のみなさん、そして、一緒に12週間を過ごした仲間、本当に有難うございました。





タイトルはじまり目印

Y. O. さん(30代/和歌山県よりご参加) あけぼのふじクラス





Hさん(頭文字の表記で失礼します)、12週間、お疲れ様でした。
一緒にワークに向き合っている方がいることが、いつも励みになっています。ありがとうございました。

私は今回も、こうやって最終週を迎えてみると、3か月の時間は、とても早かったな、と言う風に感じます。
今回、私はこちらのコースは、2回目の受講だったのですが、2回目だからこそ、感じられたこと、わかってきた事も、沢山あったように思います。
以前は、どうしても、今の状態から、早く脱出したくて、焦る気持ちがあったのですが、今回のワークを通して、根気強く癒す、ということの意味を、感じることができたように思います。
本当に、こつこつと、進む一歩が、自分の傷に気づき、それを認めて、受け入れていくことで、回復につながるのだということを、感じてきました。
そうとは気づいても、焦ってしまう気持ちも、まだまだあるのですが・・・自分に優しくありたい、と思えてきた今は、一気に何もなかったように、回復するなどということは、現実的に、難しいことなのだと思えます。


今回のワークでも、様々なことを感じてきましたが、一番の気づきは、私が今まで、家族の価値観に添うことを、無意識の内に、自分に課してきたのだということが、はっきりわかったことだと思います。
特に、母に認められたいという気持ちが強く、その思いに振り回され続けてきたのだということを、知りました。
以前から、母の影響は感じていましたが、それは、私が思ってきた以上の物だったのだと、わかりました。
そして、今も母に、認められたいという思いはあるけれど、私の本心はそういう事よりも、私の心からの望みを叶えて、幸せになることの方が大切で、本当はそうしたいと思っていることを感じています。自分にとって、本当に大切にしたいものがわかれば、それを優先して、選んでいけるように、なるんじゃないかと思っています。


今まで、自分に合った仕事を選べないことに、悩み、それがわからない自分を、責めてきましたが、それは、私の気持ちから出てくる思いで、選んだことではなくて、家族に認められることを基準に考えて、選んできた結果なのだと、理由がわかった今は、少し、ホッとしています。
理由がわかったからといって、現実的に、その習慣をすぐに、変えられる訳ではないと思いますが、意識して、本当の私の、心からの望みの方を、大切にしようと、思い始めることができました。
また、今までは母親の性質的なことを、頭では、わかってはいても、認めたくないというか、受け入れられないところがありましたが、少しずつですが、肯定的に受け入れられつつあります。


文節区切りの線

3ヵ月のワークを振り返ったり、今までワークに取り組んできた、時間を思うと、本当に色々な変化があって、私なりに、本当によく頑張ってきたなと思います。
以前ならできなくて、できるように、なったことについて。
ヨガ等、やってみたいと思ったことに少しずつチャレンジできるようになってきたことは、本当にいい変化を起こしていると思います。
私は長い間、自分の希望を閉じ込めてきたのだろうと思います。今までは、新しいことを始めることが、怖かったのかもしれません。
最近は、少しずつですが、自分を楽しませられることが増えて、やりたいことを少しずつ叶えられてきたことで、自分の幸せについて、向き合えることができてきたのかなと思っています。

第一週の課題の、「自分は何を問題だと思っていますか?」の質問に、「自分の思いに取り合えないことがあること、自分の幸せを優先して考えられないところがあること」、と書いていたけれど、少しずつ、自分の思いに正直に、向き合えて来ていると思いますし、幸せになりたいと、思えるようになってきていることは、私にとって進歩だと思っています。
転職の事についても、考えてはいていても、以前は、そこから具体的に、どうしていくか、と言うことまでは、考えが進まなかったのですが、少しずつ、以前とは違う感覚で、自分には合っていないので、新しい解決法を見つけ出したい、と思い始めました。
それは、自分を苦しいままにせず、幸せについて、前向きに考えたいと思えてきたからなのだと思います。

また、今までの時間の過ごし方を振り返ったことで、これからの時間を自分のために、積み重ねていけることに、時間を使いたいと、思うようになりました。自分の機嫌を自分で取ることができない人に、巻き込まれて、嫌な気分になることも多かったのですが、そのことに気付く速度が、速くなったように思います。
自分の時間を、自分の為になることに、使いたいと思うようになってきました。


ワークを通して、本当に、自分の感情を感じることが、全ての土台なのだと、何度も感じています。人と温かい関係を築いていくことも、麻痺からさめて、本当の自分の望みと向き合っていくことも、自分の心で感じていくことが大切なのだと思います。
そして、今回のワークを終えて、課題も感じています。
辛いことがあると、自分の心を、麻痺させようとしてしまう私の癖は、とても根深くて、自覚をしていても、気づかないうちに、古い習慣に、戻ってしまう事に気づきました。
感情を感じることが大切なことなのに、私の中に、嫌な事、悲しいこと、見ない方がいいことは、なかったことにしよう、感じないようにしようとする力が、無意識に働いていて、このことは、今後も意識して取り組んでいきたいと思います。自分の事を知って、自分にとって優しい生き方ができるようになりたいと思います。

最後になりましたが、藤沢さん、ONSA スタッフの皆さん、お世話になりました。
今回も、色々な気づきがありました。
ワークを続けることができて、良かったと思っています。いつもありがとうございます。