–
<< 続きです >>
この後、
「では、具体的に、私に何かできる?」 という話に、進めてゆきたいです。
あります。あなたにも、できること。
そして、するかしないかも、あなたの自由。
同時に知っておきたいのは、
「誰かが、あなたの権利を、自動的に察して守ってくれる」
ということは、あり得ないということ。
『ベルサイユのばら』にも、ありましたよね。
フランスの人々は、最終的に、自分で権利を勝ち取った。
「自由・平等・博愛」は、誰かが用意してくれたものではなく、自分たちで勝ち取ったもの。
だから、フランスはじめヨーロッパの人々は今、闘っています。 (日本で、報道されないだけ)
そして、私もまた、自分の権利を守りたいので、行動しています。 すると、必ずひとこと目に出てくるのは、この言葉。
「だって、緊急事態に対応する法律がない」
「それでは、危ないでしょう?」
–
私、某事務所に電話して、「賛成ではない」と告げた時、案の定これを言われました。
(電話しちゃうんですよ。自己主張は、できる局面の時/平和時に、きちんとしておかないと)
「だって、緊急事態ですから、対応する法律がない」
「それでは、危ないでしょう?」
そこで、こう返しました。
「あります。……(以下 ↓↓ を読み上げました)」
すると、お相手は、何と言ったと思います?
「いや、詳しいことは私、わからなくて……」
いや、待って。
たった今、「対応する法律がないから、危ない(から必要)」と、言い切りました。
しかも、断言形でしたよ。
この耳で、聞きました、私。
要するに、大して理解もせず、「対応する法律がないから」と口から○○○○を言っている!!
「権威を疑え」は、大鉄則でしたね。
–
そのようなわけで、2点、知恵をわけてもらいました。
シェアします。
[1]日本の現行法
* 「泣いて生まれてきたけれど」より引用/知恵と知識をありがとう
[2]上記現行法は、「憲法の中で」動作する
いっぽう「緊急事態条項」は、「憲法の外で」動作する法律についての議論
加えて日本において、感染症に対応するためには、以下の「緊急事態宣言」もある
だから重ねて、「緊急事態条項」はいらない。必要ない
憲法で統治されている国なのに、「憲法の外で動作する法律」なんて、おかしくないですか?
その「超法規的(=法というルールを飛び越える)」というやり方が、今、世界中で問題を起こしている。
そんな危ないものは、法治国家には、いらない。
極論すれば、万一戦争になり、戦わなければいけなくなっても、法の中で戦う。
法の範囲の中でなら、私は戦います。
国民保護法(=武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律)
また、国民保護法第32条に基づく「国民の保護に関する基本指針」においては、国民の保護のための措置の実施に関する基本的な方針に加え、想定される武力攻撃事態の類型および類型に応じた避難、救援、武力攻撃災害への対処などの措置、緊急対処事態の事態例などについて記載してあります。
「内閣官房 国民保護ポータルサイト」より
私たちは、自分たちが「本当は何に守られているのか」を、知る必要がある。
それは、法治(ルールによる統治)。
これが、私たちの権利と自由を保障し、私たちはこの仕組みに、守られている。
それなのに、自分の命綱をみずから手放すなんて、絶対にダメ。
もし手放したら、力の強い人・声の大きい人・金を持っている人・武力を制圧した人・銃口を持っている人のやり方に、飲み込まれてしまうことになるから。
<< 続きます >>